オバマ大統領との会談、CSISでの講演などの日程をこなし、帰国する。
会談の内容は主にアジア太平洋地域問題、経済問題であった。
オーバルルームでの会談では、主なテーマとして、トップに中国との紛争及び北朝鮮のミサイル発射・核実験といった北東アジア地域の問題が話し合われ、北朝鮮については、強い対応を取ることをオバマ大統領が触れ、安倍首相は経済制裁について触れたようだ。
またイランの核問題、アフガニスタンへの支援、アルジェリアのテロ攻撃などについても議論し、対テロ協力についても議論している。
会談後の会見で、安倍首相は、日米同盟の強化というアピールを成功裏に収めてきた。
そして昼食では、経済問題に関して議論し、TPPについても議論された。その後共同声明が出され、TPPへの交渉参加の方向へ近づいた。
会談においては、バイデン副大統領、ケリー国務長官も同席していた。
日本は一定の農産品、米国は一定の工業製品というように、2国間貿易上のセンシティビティーが存在し、最終的な結果は交渉の中で決まっていくものであり、TPP交渉参加に際し、一方的に全ての関税を撤廃することをあらかじめ約束することを求められてないないことを確認した。
CSISでの公演はここ でみることができる。テーマは Japan is Back である。
安倍政権にとっては就任2か月、オバマ大統領も2期目を迎えたばかりの時期の会談は、今後の論点設定が主な点であったといえる。したがって、国内での報道のようなTPP参加表明が事前になされなければならないような報道は、一般的にみて誤っているものであったであろう。
今回の訪米で、日本は安倍政権における日米同盟の深化をはかる事前準備が整った。あとは一つ一つ前に進めることで、同盟の強固さを周辺諸国にアピールしていくことになるだろうし、そうなることを願いたい。
緊急事態法制をきちんと整備し、集団的自衛権に関する議論も進むことになると期待する。
安倍政権が安定的で長期の政権となり、オバマに再び日本という同盟国の存在を意識させ、世界の大国の一翼を担い国際社会に貢献していくことになるのかじっくり見ていきたい。
#日本 #アメリカ #日米同盟 #TPP #安全保障 #経済 #貿易
思考の整理のために
参考
・http://www.state.gov/secretary/remarks/2013/02/205116.htm
・http://www.voanews.com/content/obamaabe-meeting-to-focus-on-security-economic-issues/1608794.html
・http://www.politico.com/politico44/2013/02/obama-abe-talk-north-korea-157640.html
・http://www.bbc.co.uk/news/world-us-canada-21553823
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