COP15


これは、気候変動枠組条約(略称UNFCCC)の締約国
が行う締約国会議のことで、
略称でCOP(Conference of Parties)と呼ばれています。
2009年12月にデンマークのコペンハーゲンで行われます。
これが、COP15であり、15というのは15回目の締約国会議の事を
意味します。
ちなみに、京都議定書という言葉はなじみのあるものだと思いますが、
これは第三回締約国会議(京都会議)で採択されたものであり、
京都議定書が採択されたのはCOP3ということになります。
では、COPではどんなことが議論されているかというと、
温室効果ガス問題、つまり、地球温暖化による生態系への影響を検証し、
大気中の温室効果ガスの濃度を安定させることを目的に議論が行われています。


JICA(ジャイカ)


これは、日本の独立行政法人で国際協力機構の略称となります。
所管は外務省で、ODA(政府開発援助)の実施機関であり、
開発途上地域やアフガニスタンなどで経済や社会に貢献している。
いわゆる、ODAを用いた人的・物的支援を行っている団体といえます。
活動を大別すると、
有償資金協力と無償資金協力に分けられますが、
国際的に評価が高いのは無償資金協力だといえます。
途上国などへの、医療機関、教育、交通、電力、通信、生活用水と
これらの技術を無償で贈与することにより、その国の発展に大きく
貢献していると国際的に評価されています。

京都議定書をめぐる国際交渉―COP3以降の交渉経緯

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予算委員長 鹿野道彦 以下 委員長


質疑者 町村信孝氏 (以下、町村氏)


答弁者 


内閣総理大臣  鳩山由紀夫 (以下、総理)


外務大臣     岡田克也 (以下、岡田外務大臣)


防衛大臣     北澤俊美(以下、北澤防衛大臣)


防衛大臣政務官 長島 昭久(以下、長島防衛大臣政務官)


続き


委員長:町村君



町村氏:ということは、長島さん、あなたはは依然として、
one of themの対策として必要だと、そういうお考えなのですね。

委員長:長島政務官

長島政務官:あの、この場はですね、私の個人的な見解を
述べる場ではございませんので、政府としては、
アフガニスタン支援の文脈でこの問題を考えて行くと、
こういう答弁でご理解いただきたいと思います。



委員長:町村君



町村氏:あのーあまりこういうことは、あまり拍手する場所で
はないんですよ。
まぁいいでしょう。
あのー今までのね、自民党と公明党の内閣が
この海上補給支援だけがね、あたかも対策であるということを
今、長島さんがいわれたけれども、
そんなことはないんです。
このパネルの6というのをご覧をいただきたいと思います。
様々な活動をこれまでやってまいりました。
アフガン支援会合、私も出たことがありますが、
5回、そして海上組織活動の給油、それから、人的貢献
そして、20億ドルの支援そして、その中には、
ここに書いてある、政治プロセス支援・インフラ整備・
農業農村回復・文科、こういうことをやっているんです。
この一環としてあるという位置づけを僕らは随分申し上げて
きました。
ただ、法律でやらなきゃならないのは、
これはこの給油活動だから法律ということで国会に
おはかりをしていた。
しかし、私も外務大臣を経験して、こういうことを
いろいろやってきているんです。
だから、私もこれだけが唯一の方法だとは思ってはいない。
そこで、アフガンの文脈でとおっしゃった。
さきほども総理、日本の得意な農業分野であるとか
職業訓練とか警察支援、こういうお話があった。
これみてください。
全部やっているんです。我々は。既に。
既にやっているんです。で、それにもかかわらず、
何か新しいパッケージを作って、そして今度
オバマさんが来たらば、それが主たる議題であると、
だけども、鳩山総理あれ間違いですよ。
アフガンが重要で普天間は重要ではないかのごとき
印象を与えるような発言は大変まずいですよ。
まっ、いずれにしても、ちょっとまた戻らないこと
にしますけれども、
この、アフガン支援、既にいろいろやっているうえに
何をさらにやろうというのでしょうか。
結局、お金だけになるのならば、また湾岸戦争の時に
逆戻りするんですよ。
これは岡田さんか、岡田外務大臣か総理か
いったい何をやろうとしているんですか。
もうやっているということをご認識ください。



委員長:岡田外務大臣



岡田外務大臣:まぁ、アフガニスタンの復興支援といって
今までいろいろやっているというご指摘はその通りで
あります。
現在まで、ほぼ20億ドルの支援ということをやってまいり
ました。
その内訳は町村議員おまとめになったところであります。
で、重なりますので申し上げませんが、このほかにも、
たとえば、医療の中での、4000万人、多分もう少し増えている
とは思いますけれども、私自身もアフガニスタンに行った時
に、その式典に参加をさせていただきました。
それは病院とか学校とか農業支援とか、様々なことを
日本はやっているということは事実であります。
そういったこと、ただし、もう20億ドルのこの約束がほぼ
ですね、枠が尽きてまいりましたので、次なる、
さらにですね、それを充実させたものをやっていかなければ
ならないというふうに考えておりまして。
現在、今あるメニューに加えて、プラスアルファできる
ものは何があるかということを検討しているところであります。
たとえば、タリバンに参加をしている人たち、もちろん、
思想・信条としてタリバンの動きに協調している人
は別として、食うためにタリバンに参加をせざるをえない
という人たちもいるわけで、そういう人たちに対して、
研修、それもたんなる研修ではなくて、ある程度の生活費を
支払ながら研修をして、そして、職に就きやすくする
まっ、そういった新しいアプローチということも
一つ考えられるのではないかというふうに思います。
それから、警察に対するですね、協力についても
現在、日本に、少人数ですね、来ていただいて
そして研修しているところでありますが、
違う形での警察官に対する支援というものが他にないか、
と、こういうことも今様々検討をしているところであります。



委員長:町村君



町村氏:あのー確かにもう20億ドルのうち相当分は
使ってますから、また新しいパッケージを出すと、
それは私も必要なことだと思います。
ただね、何か、今までと全く違うことがあってもいいし、
これまでのを活用するのも、それでもいいんですけれども、
それはそれでおやりになるべきだし、それは必要なこと
だと思います。
しかし、だから、この給油活動をやめてもいいという話には
ならないんですね。
私はですね、次のパネルの5に戻っていただきますとね、
この補給支援活動を中止するとね、どれだけ
悪影響がでるかということをね、
皆さん方考えてほしいんですよ。ね。
国際的な信頼度が低下をいたします。
日本だってテロとの戦いをやっているんですよ。
今だって、そして、中断をしたときの私は官房長官で
非常に海外からも、政府からも厳しい批判を受けました。
イギリス・フランス・カナダ・パキスタン、
継続要望があります。
先程来から、なんかカルザイが発言しなかったと、
鬼の首をとったように本会議でもいっておられますけれどもね、
当たり前じゃないですか。
だって、岡田外務大臣がもしかしたら、たくさん国内警察官の
給与をもってくれるかもしれないし、いろんなこと
お金をくれるかもしれない。
で、この人はどうも給油活動継続が嫌なんだという主張
だとわかったらば、相手が嫌なことをわざわざ言わない。
こんなの当たり前なんですよ。それをカルザイさんが
いわなかったからねー、カルザイが主張しなかったから。
そんなねー、まことに相手の立場にたってものを考えればね
そんなことを言うはずがないということぐらいね、
よくわかってもらいたいし、また日本のね、
その、あそこに膨大な日本の9割以上のタンカーがはしって、
これは日本の利益でもあるんです。
インド洋が、アフガニスタンが平和だというには。
そういう日本の国益にも合致するし、
アメリカからのまた不信感を呼ぶ等々、これだけのデメリット
がありながら、皆さん方はなぜ止めるのかという積極的な
主張がないまま、マニフェストに書いたから、それだけでしょ。
なぜ、それをやめるのでしょう。
なぜ、やめなきゃいけないんですか。
そういう説明が何にもないんですよ。
ね。ニーズが落ちているとかなんとか、それは確かに
一時よりは給油回数は減っているかもしれないけれども、
しかし、それは、キチンとそういうことをやっているから、
いうならば、麻薬を見つけたり、武器を見つけたり回収する
度合いが減っているだけでね、安全だということは非常に
重要なことなんです。
これを何で日本が給油活動から撤退しなければならない
のでしょうか。
積極的な理由をおっしゃってください。



委員長:岡田外務大臣



岡田外務大臣:まぁ、この問題、なかなか難しい問題があること
も事実であります。
特に気をつけなければいけないのは、いま、アフガニスタンに
対して、増派の話がアメリカではあります。
そして、いろんな国でですね、むしろアフガニスタンに対して
これ以上、コミットするのは、やめたほうがいいんじゃないか、
減らすべきではないか、という意見も、それぞれの国内である
そういう中で、いわば、シンボルとして、
この我々が今現在行っておりますインド洋での給油支援活動
を止めるということが、いわばシンボル的に扱われないように
キチンと説明を尽くさなければいけないと、
こういうふうには思っております。
そのことを申し上げた上で、しかし、現実にどのくらいの
実績があるかということはやはり大事なことだと思います。
たとえば、今年に入りまして、大体ですね、月間5件から7件位
ですから、その一ヶ月のうちのその位しか実績がない。
しかも、その大多数は、パキスタンの船舶に対する給油の支援
であると、そういう現実があって、実績として、実際にどれだけ
求められているかと言うと、さらに疑問があるということだと
思います。
えーもう一つだけ申し上げさせていただきますと、
まぁ、加藤紘一先生本人がいらっしゃいますけれども、
加藤先生も昨年のこの法案を延長すべきかどうかという
議論があったときに、こういった延長については慎重な
見方も示されたこともあったと思います。
つまり、これは、おそらく町村議員はいろいろおっしゃいます
けれども、おそらく、自民党の中にも継続すべきかどうかと
いうことについていろいろ議論があるところだろうと、
私は想像をします。



委員長:町村君



町村氏:あのー私は積極的になぜやらなきゃならないかという
理由を聞いたらば、ようするに実績が落ちているという事だけ
のことなんです。しかし、実績はあるんです。
ニーズはあるんです。
でなければ、他の国々からなんでリクエストがきますか。
岡田さんが希少意見でないのはわかった上で、
ミニバンド外相等々がいってきているということも
まず踏まえなければならないし、
それから、もう一つ、確かにアフガンの危険な情勢は
危険度を増している。
それで、なおかつ、国内、アフガニスタン、地上の
民生支援をやるといったって、人を出せないんですよ。
今年はじめにJICAでは70名位いたんです。
今40名まで減ってきている。それだけ危険度が増している時に
より多くのアフガン支援を国内でやるという
さすがに、ただ単に、お金を出す、小切手外交になっちゃう
だから、駄目なんですよ、と、それでもなおかつ
それをやらなければならないのか。
ここは、私どもが議員立法で法案を出しますので、
どうぞひとつ、民主党のみなさんがたも、マニフェスト
マニフェストとマニフェスト至上主義に陥らずに、
率直に考えていただいて、これほどある意味では、安全で、
かつ、コストパフォーマンスがよくて、かつ、国際的評価の
高い活動はないんだから、私は是非ですね、この活動を続ける
議員立法を出しますから、賛成をしていただきたいと思います。
あのー時間がちょっとすぎてまいりましたから、これで終ります。
ただ、あのーいろいろですね、核の先制使用であるとか、
対中国・北朝鮮等々との外交やら、防衛計画の大綱、日米
FTA様々な問題がありますから、外交集中審議の要求を
委員長させていただきますので、よろしく委員長
おとりはからいください。



委員長:後刻、理事会で協議を開きます。



町村氏:じゃあ終ります。


町村氏質疑終了です。

予算委員長 鹿野道彦 以下 委員長


質疑者 町村信孝氏 (以下、町村氏)


答弁者 


内閣総理大臣  鳩山由紀夫 (以下、総理)


外務大臣     岡田克也 (以下、岡田外務大臣)


防衛大臣     北澤俊美(以下、北澤防衛大臣)


防衛大臣政務官 長島 昭久(以下、長島防衛大臣政務官)


続き


委員長:町村君


町村氏:45日しかないとおっしゃったが、45日もあったんです。
そしてこれはね、待ったなしの話なんです。待ったなしの話なんです。
沖縄の皆様がたはそうやって大会をやらなきゃいけないまで
おいこまれている気持ちになっていることを考えれば、
はやく答えを、
ちょっとうるさいとおもいませんか、この理事達は特に、
私は、岡田大臣がね、いってくれた、はやくだしたいと、
鳩山さんもそういうおもいだと、
そしたらばね、名護市長選挙の後でいいとか、その中間だとか
そういう不用意な事をいうからこういう問題がおきてくるんです。
ね、そういうことさえね、発言さえなければ、常識的な範囲
でやるんだろうと僕らも思いますよ。
しかし、名護市長選挙の後、沖縄知事選挙とかね、こういうことを
不用意に総理自身がおっしゃるから、こういういたずらな問題がおき
日米関係にまで悪影響を及ぼすんですよ。
ですから、わたくしは本当にね、僕はみなさんがたのためではない、
日本の国のために、はやく皆さん方、そうとう勉強家の岡田さんも
毎晩毎晩遅くまで勉強しておられると聞いていますから、
はやく勉強して答えを出してくださいよ。
で、それはだいたいいつ頃かという、そんなメドもなしに、
いつまでもいつまでも検討されては困る。
だいたいいつ頃ですか。岡田さんそれなら。
あなたそうとう勉強しておられるらしいが、
だいたいいつ頃ですか。



委員長:岡田外務大臣



岡田外務大臣:さきほど、町村議員に各閣僚がバラバラなことを
いっているといって叱責されたばかりでありますので、
今、ここで私の意見を申し上げることは控えさせていただきます。



委員長:町村君



町村氏:もちろんあなた一人の答えを聞いていない。
だから総理と相談をして、総理と相談をして、一刻も早く、
じゃあ、大体いつ頃をメドにやっぱり作業をする、と
その位の事をあなた方ね、やらなかったらね、それは怠慢ですよ。
閣僚として、ね、官房長官、なんとなく頷いておられるから、
そう思っておられるのかなぁと思いますけれども、
いや、質問じゃないからいいです。
少なくとも、ね、鳩山総理。いつまでもダラダラと
いや、まぁ、一生懸命なんだろうけども、まぁ
結果的にはダラダラとなるんです。
はやく、大体いつ頃にするんだと、いうことを
じゃあ、今日お二人で、戻った後で結構ですから、
この委員会の終った後
明日、また聞きますから、
明後日うかがいますから、次の委員会の時にうかがいますから、
それまでに答えを持ってきてくださいね。よろしいですか。



委員長:鳩山内閣総理大臣



鳩山総理:いつまでもダラダラするつもりはありません。
積極的に、今選択肢を調査をしている段階で、それがすんで
結論が出れば当然のことながら、ご報告を申し上げます。
しかしながら、明日、明後日の段階で、じゃあ、いつまでに
という話になって、そして確約できるという話には
まだならないのはいうまでもないことではないでしょうか。



委員長:町村君



町村氏:こうやって、いろんな問題を先送り、先送り、
私は、まことに問題だと思いますよ。
問題、検討中、検討中と答弁に具体性がない、これが今
鳩山総理の大きな問題になっているということでありますから、
また、いずれ、このことはですね、
私は他にもいろんな案件がありますから、
外交関係、集中審議をこの予算でやっていただく必要があると
いうことを委員長に申し上げて、
後刻理事会で協議をさせていただきたいが
委員長よろしゅうございますか。
まだ、私の質問は終ってないですがね、
その事だけ申し上げておきます。
時間も限られておりますが、
インド洋の給油の話をさせていただきたいと
思います。
あのー、北澤大臣、大変立派な防衛大臣だと
尊敬をしておりますけれども、一つだけ、
着任したときにですね、あなたは、9月17日ですか、
防衛省の最初の記者会見でね、インド洋での自衛隊の
活動の評価が低いんだということをおっしゃった。
イギリス等々での評価は高いのかもしれないけれども、
とにかく、
国際的な評価が低いということをおっしゃったんですね。
私は、実はこの後、制服の人と本件でじゃないんですけれども
あったときに、物凄く怒っております。
現地で汗をかいて、一生懸命仕事をしている、その現場の
人たちの気持ちも察しないでね、評価が低いんですと、
官軍のトップがね、そんなことをいったらね、それは、
現場の人は怒りますよ。あれはまずかったんで、
別に撤回をさせる趣味があっていってるんじゃない
んだけど、防衛大臣、あれは本当に撤回したほうがいいですよ。
非常に、制服の人たちも、
一生懸命やっている人達の心を傷つけてますからね。
何かコメントはありますか。



委員長:北澤防衛大臣



北澤防衛大臣:お答えいたします。あのー、私の記者会見の話で、
えーまっ、立場もあるんでしょうけれども、私はがらに似合わず
結構たくさんの隊員とも話しをしておりますが、いまのところ
ただいま、お話のあったような評価を私のところにはとどいては
おりません。
そこで、申し上げますが、
私が参議院の外交防衛委員長で、この論議を引き出して
いただいた時期がありますが、そのときにですね、
政策の決定を正当化するために、現地で働いている、
任務についている隊員の苦労さを、それをもって
政策の評価につなげようとする議論があまりにも多すぎた。
そのことだけは申し上げておきます。



委員長:町村君



町村氏:別にここでね、記者会見で政策の吉凶をしている
わけでもなんでもないんです。
最初の記者会見でね、汗をかいている人たちのおもいやり
がない発言で、非常に、みなさんがたがガッカリした
ということなんですよ。
そりゃ、どこの世界に、官軍の長に向かって制服の人が
あなた発言は、
あなた悪かったんですよとなんていう人おりますか。
そんなこともわからない、北澤さんではないと思います。
今日は、あのー長島防衛大臣政務官、お願いしております。
あの、他の副大臣の人たちはいなくていいんですよ。
あの、お忙しいのはわかっています。
ね、あのー是非、省に帰って仕事してください。
私がお願いしたのは、長島政務官、と後大臣だけですから、
どうぞ、そこに座っている副大臣さん方はお帰りなさい。
私は、10月5日の日に長島防衛大臣政務官がね、大変
テレビでちょっと見ました。
国会の事前承認の法改正をして、給油活動を継続しては
どうか、という主張をされたということなんですね。
まことに私は、防衛問題に見識のある長島大臣政務官
らしいご発言だなぁ、とそれが段々政府の意見になっていく
んだろうなぁと思ったら、
たちどころ平素、あまりご注意をしておられない、官房長官が
呼びつけて、コラーと厳重注意をしたと、
なんかそういうことでありますけれども、
なんか、自由に政策にものをいっていいと、さっき総理は盛んに
いっておられたけれども、これだけは駄目だと、長島さん
怒られたんですか。かわいそうねぇ。
あのー私はね、政治家、長島として、
今でも本当にそう思っている
んじゃないかと思うんですけども、
現在のお考えはどうですか。



委員長:長島防衛大臣政務官



長島防衛大臣政務官:お答え申し上げます。あのー私が、
10月5日に公演のなかで述べたのはですね、
私ども政府が、このインド洋の給油活動については
単純延長はしないと、こういう事を繰り返し述べてきた
ところでありまして。
しからば、単純ではない延長とはなんぞやと、
こういうふうに、問われましたので、
それは、私ども民主党は、これまで実力部隊を
海外に派遣する場合には、
最低限、国会の承認が事前に必要ではないか
こういうことをずっと訴え続けててまいりましたし、
テロ特措法についても、この補給支援活動特措法についても、
そういった国会承認の条文が全く見当たらない。
こういう理由もあって、これまで反対をしてきた。
そういう経緯を説明する中で、単純でない延長
の中にはそういうことも考えられるのではないか
とこういう発言をさせていただきましたが、
政府全体としてはですね、この補給支援活動だけを
ですね、単体で考えるのではなくて、
これだけが、あたかも、唯一のわが国としての貢献のしかた
ではないかというような意見が、
自民党政権下でははびこっておりましたから。
しかし、私達は、アフガニスタン支援の全体の文脈から、
日本としてふさわしい、アフガニスタン支援の方法について
これは、私、防衛大臣を中心として、副大臣、政務官
そして政府全体として、これから検討していく、
そういう中で考えていかなければならない。
そう思っております。



委員長:町村君


後一回続きます。