Vol.100 音楽家 江崎とし子 | 太田幸希 official Blog「遠州の華となれ!」KOKI OTA

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歌手 太田幸希の公式ブログ!

静岡県浜松出身/在住
シンガーソングライター

'91年キングレコード60周年記念歌手として「本牧インザレイン」でデビュー。
'13年再活動。

歌声で「人・場所・想い」を繋げている
現 四万十市観光大使

故郷浜松から、日本全国、そして海外へ。

歌と愛をお届けしている 

シンガーときどきソングライター太田幸希です


Vol.100  音楽家 江崎とし子

先日、4年半ぶりに音楽家 江崎とし子さん にお会いした。
彼女には大変お世話になり恩がある。
そして、何より、アーティストとしての先輩でもあり、尊敬している。

江崎とし子さんを知るきっかけは、
奄美の唄者 中孝介さんのデビュー曲「それぞれに」だ。
元々、江崎さんのオリジナル曲で、彼がカバーをしたという形。
もちろん作詩曲は江崎さん。

その歌は、台湾の映画曲として、中国各地にまで広がった。
そんな中で、沖縄に住んでいるときに、その歌「それぞれに」を耳にすることになった。

僕は衝撃を受けた。
「なんだ?この曲は。心に沁みるというか鷲掴みするメロディ。誰が作ったんだ??」
となり、検索サイトで調べて目に入ったのが「江崎とし子」という名前だった。

彼女は京都出身。幼少期からエレクトーンに触れたことから音楽生活が始まる。
高校時代から作曲の勉強をスタート。
音楽活動をしていくなかで、CMのジングルやツアーでのコーラス、アニメソングにも関わる。

ポケモンの神曲「そこに空があるから」の歌唱で知っているかたも多いはず。
そのあとポケモン「Smile」「七色アーチ」、
夏目友人帳「夏夕空」などを作詩曲に関わる。

まだまだ彼女のキャリアを書こうとしたらキリがないくらいに多岐にわたる実績と実力がある彼女と、僕の出会いは先述した検索した事から始まる。

彼女に曲を書いてもらいたい!

唐突に溢れた思いが行動に移るのにはあまり時間は必要なかった。

あらゆることを駆使し、どうにか連絡をいただけるようになった。

「一度お茶でもしましょう」
後から聞いたら、これはお断りのつもりだったらしい。

でも僕は嬉しくなった。
ここまで来るのも容易くなく、半年以上経過してからだったので感動もひとしおだ。

待ち合わせは新宿のスタバ。
沖縄在住時で、東京もご無沙汰で緊張しまくった。
そこに江崎さんが現れた。
パッと華やいだ空気をまとい、僕の無謀なお願いは失礼だなと感じたが、
時間を作ってくれたからには、
想いを届けるしかない!そう思った。

結局2時間くらい、何を喋ったか頭は真っ白で覚えてないが、
一度沖縄でライブをしましょう、となった。

その時は、僕をサポートしてくれていた沖縄のイベンターが居て、その目標を実現させてくれる力をくれた。

そして、沖縄でのライブを開催。
厚かましくも僕も便乗してライブをさせてもらった。

デビューしたときの楽曲は歌わないようにしていた活動休止時だったのもあり、多くをカバー曲でまかなった。

もちろん江崎さんは多くのオリジナル曲があり、
どの曲にも、「江崎とし子の魂」が込められていたし、溢れていた。

集まってくれて40人くらいのお客様も曲と歌声に痺れていた。

これは、もっと沖縄の方に聞いてもらいたい。
そんな新たな欲が増したのはそのすぐ後だった。

それから、場所を変え、内容や企画を変え、
沖縄ライブを主催する回数が増えた。
もちろん僕ひとりでは実現させられないので、
多くの皆さんに力を借りた。

そうこうして、三年が経過した春。
江崎さんが「太田くん、こんな曲あるんだけど、歌ってみる?」
と聞いた曲が、
僕のシングル曲にもなってる「夕凪」だ。

(良かったら聴いてみてください↓)


この歌は実は、何度も歌詞が変わった。

(この動画の歌詞になるまで4〜5パターンの歌詞があった)


どの歌詞も郷愁を感じるメロディに想いが届かない虚しさが香る雰囲気で、とても好きだ。


と、まあ、江崎さんとの経緯を書いているだけでも長い文章になってしまってますが、

端折って、
4年半ぶりの江崎さんとの時間。

纏めると、とても貴重で今じゃ無いと伝えきれない、そんな時間となった。

待ち合わせ場所もなるべく人が少ない所を選び、
すれ違いが起きないように心掛けた。

結果、とてもスムーズに再会。
軽く食事しましょう!となり、
京都ならパンでしょ!ということで、
進々堂というカフェ併設のパン屋さんへ!

ランチタイムも重なり少し混雑していたが、
これまたスムーズに席確保。

何が良いか迷いながらも(全て美味しそうだったので)決めたものがこれ!

これにコーヒーついて1,000円ちょっとって、日本はお得だねー。

(奥のサンドイッチとカレーパンはセットではありません)


カナダに移住して7年の江崎さんは、

日本の食のお値打ち感は凄い!と語ってました。


それは僕も海外に言って思います。

分かりやすく言うと、海外は水も有料ですからね。無料で飲めるなんて有難い限り。

「海外ならこれで2〜3000円はするよねー。」という会話から、お互いの今までの時間の事を語り合う。


ここでは書けないことも多いが、

ここで2時間以上居座ったと言ったら

どれだけコアな話をしていたのか、勘繰れるのではないか?🤭


あまりにも会話に没頭して、周りのお客様も2巡くらいした頃、

場所変えてみよう!となり、近くで15時ころからお酒を呑める店を探し、そこへ向かった。


烏丸はオフィス街でもあり、

その近くには京の台所「錦市場」商店街もある仕事をサボるには最高な環境。🤭


その界隈で惹かれる立ち飲み屋があり、そこにした。


まずは、僕は日本酒、江崎さんは焼酎で乾杯。


ここはキャッシュオンなので面倒ではあるが、

分かりやすいから気が楽だ。

あては漬物。これで660円だったかな。


段々お酒も進み、お互いに色々あったこと、心に引っかかっていたことを曝け出した。


江崎さんの心の声に触れ、涙が止まらなかった。

自分の情けなさにも悔やんだ。

そしてハグしあった。


江崎とし子というアーティストを知り、

ご縁をいただき繋がることが出来、

沖縄や浜松など各所で歌に触れ、

僕の再活動の背中を押してくれ、

これからの僕に光を灯してくれる。


そんな存在な江崎とし子さん


偉大なアーティストでもあり、

尊敬する恩人でもある。


またそういう気持ちを深く再認識することが出来た時間にもなった。


あまりにも深い話をして、心のトゲも抜けたのか、

帰りの予約した移動の時間を逃し、

それならと、江崎さんの夜の予定に同行させてもらった。


夜は、江崎さんの尊敬する音楽家の「竹内仁美」さんのライブ。

以前、江崎さんのレーベル「モスグリーンレコード」のイベントでお会いして以来で、まさか聞ける流れになるとは、と、

物事のタイミングの妙を堪能する時間となった。



江崎さんが聞きに行きたくなるのが分かる!

コード感というのか、ジャーンと一発目の音色だけで、

これからどんなメロディが想像の世界を描いていくのか?

を心地よい乗り物で導いてくれる感覚。


今回は帰りの都合で前半で退座することになってしまったので、

別の機会にじっくり触れたい。


ちなみに

5月18日(土)に豊中市立芸術文化センターでコンサート🎹が開催されます。


僕も伺う予定です!

ご都合つく方は是非ご一緒しましょう。

チケットはこちら。イープラスのリンクです。


ということで、

帰り、最終の新幹線にギリギリ間に合い、

めちゃ混雑している新幹線で乗り換えの名古屋まで立ってましたー。

その時に昼間に買ったカレーパンを!


しば漬カレーパン

これは反則的な美味しさ。

また食べたい。


ということで、

今回は4年半ぶりの江崎とし子さんとの時間や諸々と、京都での時間を記しました。


幸せな時間ばかりでした。

有難うー。


ということで、

またー。


これからも一所懸命

やらまいか!!


太田幸希




おまけ

東本願寺の桜が見頃でした。


シンボル、京都タワー。


人が多かったー。







 


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