個人的この1作
ファンタジスタドール
http://www.fantasistadoll.com/
惜しまれつつアニメ史の闇へと消えた作品。
『カードキャプターさくら』を彷彿させる題材から生まれるカオス作品。
『コードギアス』の谷口悟朗氏がプロデュースしたとは思えない常軌を逸した展開が話題を呼んだ。
例:カードバトルのはずがプレイヤーが物理的に攻撃に参加するなど
主人公が脈絡なく下半身が戦車になって突撃した意味不明な場面はアニメ史に刻まれるべき(?)名シーン。
謎の中毒性から多くの隠れファンを生んだ作品だが、結果的に低評価アニメの裁定は覆らず2期は作られなかった。
しかし愛すべきクソアニメとして今なお時々話題に上がる思い出の作品である。
主人公の鵜野うずめを演じたのは声優活動初期の大橋彩香さん。
私の中では未だファンタジスタドールが代表作。
初々しい大橋さんが歌うオープニングは名曲。
「今よ!\ファンタジスタッドー/」
ヒット作BEST3
きんいろモザイク
有頂天家族
https://uchoten-anime.com/season1/
Free!
きらら日常作品の最盛期をもたらした『きんいろモザイク』。
この後『ご注文はうさぎですか?』できらら作のピークを迎えるが、そのころには自分は飽きてしまった。
OPの「Jumping!!」は今でも偶に聞きます。
ラノベに属さない一般小説が原作の『有頂天家族』も完成度の高い作品だった。
内容としてはやや意識が高い系で、おそらく今放送しても多分ウケないと思うし、後年の2期の内容は正直記憶に薄い。
時々見られた一般小説アニメは時代とともに絶滅に瀕してしまった。
3位は京都アニメーション制作のスポーツ作品『Free!』。
自分の話になるが今では見なくなった女子向けアニメも当時はちゃんと見てた。
今は亡き西屋太志氏がキャラクターデザインおよび総作画監督を務めた。
こんな作品もありました
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
恋愛ラボ
ステラ女学院高等科C3部
http://www.tbs.co.jp/anime/stella/
今も原作が人気の『わたモテ』がアニメ化したのはこの頃。
当時の本作の内容は、目をそらしたくなる痛々しさと共感性羞恥がヤバかった。
原作を忠実に再現したアニメだったが、内容が内容だけに成功したとは言い難い映像化だった。
その後、原作は180度方向転換して人気青春漫画となる。
しかしながらアニメ2期の話は今のところ聞かない。
『恋愛ラボ』は百合アニメと見せかけて男子も登場する恋愛研究アニメ。
動画工房らしいアニメーションでこの頃から安定した作品を輩出し続けていた。
原作は2019年に完結を迎えた模様で、アニメ終了後も6年間も頑張ったらしい。
2期も見たかったがヒット作になり得るポテンシャルはあったが運だけがなかった。
ちなみに本アニメで声優の水瀬いのりさんがブレイク。
『ステラC3部』は美少女×サバゲ―を描いた作品だったが、なぜか主人公が闇堕ちし、誰も望まない胸クソ悪いシナリオになったことであまりに悪名高いアニメ。
それが原作そのままの内容だったのなら理解はできたが、単なる萌えアニメではつまらないという制作側の判断から、アニメオリジナル展開で闇落ちさせたということで批判が集まった。
円盤の売り上げはわずか「267枚」という驚異的な数字を記録。
伝説のクソアニメのひとつ。