え? 喜んでた??? | ほめる教育研究所 竹下幸喜の【公式ブログ】

今日、

大分市の多くの学校では

先生方の離任式が

行われているようです。

 

朝、学校出かける

長男坊を見送りながら

ある出来事を思い出した

 

ほめる教育研究所

代表 竹下幸喜です。

 

 

私が教員時代に教室で

 

「おー すごいな〜」

 

ある生徒をほめた時に

その生徒に言われた言葉。

 

「は〜 うぜ〜し」

 

とそっぽを向かれました。

 

 

えー ほめたのに

それはないんじゃないの?

 

と当時の私は、

がっかりしたのですが

 

学期末PTAの時に

その生徒のお母さんが

私のところに来て、こう言いました。

 

「先生、この前、〇〇のことを

ほめてくれたでしょ?

うちの子、すごく喜んでました。」

 

 

え?  喜んでた???

 

そうです

その生徒、喜んでました。

 

 

そうなんです。

照れていたんです。

 

どうやって受け取っていいか

わからなかったんだと思います。

 

周りに人がいたのも

原因かもしれません。

 

お母さんのお話を聞いて

相手の反応で判断しないで

どんどんほめていこう!

 

と心に決めました。

 

そこから勇気を持って

相手のいいところを見つけたら

言葉に出していうようにしています。

 

この場合は

お母さんが教えてくれたから

喜んでたことがわかりました。

 

言ってくれなかったら

わからないまま

あの生徒は、ほめても喜ばない。

 

と勘違いしたまま

だったと思います。

 

本当は、受け取ってくれていた。

本当は、喜んでくれていた。

 

こちらの言い方も、伝え方も

工夫が必要だ!

ということも学びました。

 

素晴らしいところを見た時

素敵なところに気づいた時は

素直な心で相手に伝えていこう!

と思った出来事でした。

 

 

もし、私がほめて

嫌な思いをさせたらごめんなさい。

 

ただ、

私がお伝えしていることは

おべんちゃらではなくて

 

本当に感動したり、

すごいなと

思ったことを伝えています。

 

今日も、

いろんな人のいいところを見つけて

お伝えしていこうと思います。

 

 

離任式の時の

先生方のお一人おひとり言葉が

とっても素敵なんですね。

 

今日は、長男坊もいい言葉を

先生方から受け取ってくれると

嬉しいですね。

 

今日もお読みいただき

ありがとうございました。