能登地震で温水シャワー入浴ボランティアのお手伝いをしています | 設計 木花家(こかげ)ブログ

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設計監理してる設計士です。

能登地震から50日程経ちました。

災害地を何度か見に行きますが・・・あまり変わりがない状態です。

仮設住宅の設置が始まっていますがまだまだ足りない状態です。

 

地震から一ヶ月が経ち始めた頃から色々な箇所から復旧応援に来て頂いた方が徐々に帰られて行きます。

自衛隊の入浴サービスも徐々に撤収になります。

 

近くで入浴できる施設が有る人や、元気な人は自力で入浴施設まで行く事が出来ます。

しかし色々な事情や高齢者の方はなかなかお風呂に入る事が出来ない人もまだまだ居ます。

 

そこで入浴ボランティアが動き始めました。

先ずは木花家の事務所駐車場で温水シャワーが使えるように車両の改造を行います。

大きなトラックが入ってきました。

 

設備工事を担当している専門工事業者さんが温水ボイラーの取り付けを行っています。

専門の業者さんなので安心ですね。

 

 

温水が出るように設備工事が完了しました。

専門工事業者さんが作業をするのでしっかとした作業です。

良い感じで暖かいお湯が出て来ます(やったーやったー!)

 

 

温水シャワーが出るようになりましたので災害地に出発します。

今回は珠洲地区を担当しますので珠洲に向かい出発します。

温水シャワーの担当ボランティアさんよろしくお願いいたします。

 

後日、珠洲地区の温水シャワーが設置されましたので確認に行きました。

温水シャワーの幕が良い感じです(笑)

 

担当リーダーのお兄ちゃんです。

見た目は・・・気の良い面白いお兄ちゃんです

安心してください・・・大丈夫です。(笑)

女性の方も居ますので入浴介助が必要な方も安心です

 

 

温水シャワーの設営が出来上がりました。

 

 

狭そうに見えますが一人や親子で入るのには十分な広さが有ります。

入浴している時は「使用中」の札で分かりますので安心です。

 

 

シャワーテントの下にプラスチック製のパレットを敷いたのは、

お湯が下に流れてテント内を清潔に保ことが出来ます。

髪の毛も下に流れて行きますので清潔感はバッチリです。

 

 

入浴を行う住民の方が来ます。

入浴はシャワーなので湯ぶねに浸かる事は出来ませんが、シャワーは入浴中はずーと出しっぱなしで入って頂いてます。

お湯を気にすること無くふんだんに使っても大丈夫です。

シャワーにしたのには綺麗なお湯を使って温まって綺麗になって欲しいと思って温水シャワーにしました。

必要が有れば出張移動も出来ます。

 

 

どんどん入浴しに来ました。

温水シャワーは途中で止めないでずーと出しっぱなしで入ってくださいとお伝えしますが、温水を出しっ放しだともったいないと言われます。

地震被害で大変なのに遠慮深い方々です。

 

しかし、温水シャワーは十分に有りますので入浴中は出しっ放しで使ってもらっています。

入浴の途中で止めると次に出す時にホース内のお湯が冷えて冷たい水が出るので温水シャワーは出しっ放しで使ってもらいます。

 

温水シャワー後はテント内を除菌清掃しますので清潔です。

湯ぶねが無いのでお湯も汚れないのでスッキリと気持ちよく入浴をする事が出来ます。

 

近日中に大きな電源車が配置の予定なので電源車を使って洗濯機を設置します。

洗濯をしている間にお風呂に入る事が出来ますね。

給水車も手配していますのでお水と電気の心配は必要ありません。

水道の復旧もまだまだ時間が掛かりそうです。

 

次回、珠洲に行った時には洗濯機が設置されて皆さん汚れた衣服を綺麗に出来ているを見る事が出来ます。

困っている人が居ますので出来る限りお手伝いを行いたいと思います。