渡辺朋 作
高畠那生 絵
童心社
この渡辺先生、ペパンの方なんですね。
ペパンってなによっていうと、
国分寺の光丘真里先生のところの同人会。
すごい。
こういう作品を合評しているのですね。
どうやってるのかしら?
だってね、この作品、
4人家族、お父さん、お母さん、娘ちゃん、赤ちゃんが
1画面目にあって、
「あっ! ぽとっ」
しか、ふつうの文字の読むとこがないの。
女の子がね、
もう、最初の一口目でケチャップいっぱいかかった、
オムライス落とした画面で。
その後からは、擬態語の応酬。
ひたっすら、擬態語。擬音語。
でも、そのあとの、娘ちゃんのががががーんもわかるし、
それ見たお母さんのげげげげーん!もわかるのよ。
ケチャップ、洗濯で落ちにくいんだもん。
で、その様子みていて、お父さんが、
ぞぞぞぞーん! ってなる気持ちもわかるし、
それをみていて、あかちゃんが、ふざけて
ぶぶぶーん!ってなるのもわかる。
でもって、イラストでどんどん、
お話は進行していっちゃうのね。
すごい(笑)
で、そのあとはもう、ナンセンス絵本なんで、
すごい展開になっていくわけ(笑)
これ、どうやってテキスト合評したんでしょう(笑)
いや、ほんとにすごい。
で、最後がなぜかペンギン(笑)
そして、表1表4をぱかっと割って、
両方をみると、
あ、よかった、ちゃんときれいになったんだな、
って安心できるおしまいになってました(笑)
あ、でも、洗ってあったきれいな服を、
これから着ていきますよ、
ってことなのかな?
どっちとも読めますね。
いや、すごい、
絵本ならではの斬新さでございました(笑)
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