大学生の頃に、佐野洋子、広瀬弦、というお名前をみて、
おおぉお、あの親子さんでの絵本が出たのか!!!
これは「買い」だわ、
と当時、飛びついて買いました。
その後からシリーズ本となり、全部で6冊でました。
どれもいいなあって思いましたが、
その頃は絵本が絶版になっていく、っていうことに
気づいていませんでした。
本はいつでもあるもの、買えるもの、
まさか、買えなくなるなんてねえ……。
この「すぅすぅすぅ」は、学生時代にお世話になり、
そして、社会人として働き出した一人暮らしのうきょうの部屋にもやってきて、
結婚して二人で暮らし始めたときにもちゃんとやってきて、
子どもが生まれたときに、
ようやく子どもに向けて読んでもらえるようになりました。
上の子はこの絵本よりも「さる・る・る・る」が大好きで、
あまりこの絵本は読まなかったのだけど、
下の子はこの絵本を何度も読みました。
寒い朝には「すぅすぅするよ」といって、
ふとんをはぐると、
「ぱぉーん」と大きな声で返事をして起きました。
いろいろあって、ベッドですんすん泣いている娘に、
「すぅすぅするよね」
と声をかけると、小さな声で
「ぱぉーん」と返事をして、
ようやくごはんを食べにふとんからでた時もありました。
あれこれあれこれ言葉をつくさないでも、
この「すぅすぅする」と「ぱぉーん」でうきょうと娘は
わかっているよ、
わかってるよね、
のやり取りをすることができました。
この1冊を繰り返し読んだ日があったおかげです。
この全6冊のうち、4冊を
絵本セラピスト協会のセミナールームでみつけてしまった
もう、買えないんだよなあ……、
って思っていたんですが、あそこにいくとある、
と思うととてもうれしかったです。
(いずれも佐野洋子作、広瀬弦絵、リブロポートの絵本です。
左より「それでねそれでね」「ぼくだよぼくだよ」「ゆめをみた」「ふぁああん」)
そして、
「すぅすぅすぅ」と「うみをみた」が
欠けているので、
きっと会長がそっと足しておいてくれるんじゃないか、
と期待しております
絵本セラピー®をつかったおはなし会の開催日、
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