テオのりんご | 木かげdeえほん

 

きたむらえり作
きくちちき絵
福音館書店


 

 

今日の絵本はまだ、ハードカバー化されていないので、

 

福音館の月刊絵本こどものとも年中むき2019年4月号の作品。

 

そろそろ、りんごがおいしい季節になりました。

 

 

 

 

作品についての紹介は、

 

うきょうが書くより、

 

こちらを読んでいただいた方がいいかと思うので……。

 

★★★

 

 

 

うきょうは最近の作家先生の中では、

 

きくちちき先生が大好きなんです。

 

元々デザイナーさんなんで、

 

「絵」がすごくいいんですけどね。

 

今回のちきさんのテオくんもめっちゃよかった。

(先生なんですけど、

ご本人から「ちきさん」って呼んでくださいって

言われているのでここからは「ちきさん」)

 

文章はきたむらえり先生が書かれていて、

 

テオくんの細やかな子どもならではのこころの動きが、

 

ぐいっと書かれていて、

 

おとなもこうやって大きくなっていきたいって

 

思わせてもらえます。

 

 

この作品は分業でしながら、

 

1冊の本になっていくものです。

 

このテオの一画面ごとに変わっていく表情、しぐさ、

 

そのテオを支える動物たちの表情がとってもよくって、

 

これはこの細やかな心情が伝わるテキストを

 

書かれた先生もすごいし、

 

それをつかんで、

 

イラストとして表現されたちきさんもすごくって、

 

絵本ってほんとすごいなあ、

 

と改めて思わさせられました。

 

生前、中川正文先生が、

 

「文章を書く作家と、画家が真剣勝負で切磋琢磨してできるものです」

 

と力強く語られていらっしゃいましたが、

 

それを感じるなあ、と思いました。

 

 

 

 

 

ちきさんの文章も絵も両方書かれる作品もすごく好きなんですけど、

 

やっぱり、書き方、表現されるものがちょっとちがうので、

 

これはやっぱり、

 

テキスト作家の方がいらっしゃっるからこその絵本のよさだなあ、

 

と思いました。

 

 

 

 

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