むっちゃんのしょくどうしゃ | 木かげdeえほん

国本りか 作、絵

芽ばえ社

 

みなさん、よいクリスマスをお過ごしでしたでしょうか?

 

きっと、いつもよりちょっと手をかけたり、

 

普段は食べないようなものを用意してみたり、

 

お食事も楽しい時間になっていたのではないかな、と思います。

 

 

 

今年秋から、参加していた勉強会でいっしょだった

 

きづちゃんは、この「食べる」をテーマに

 

絵本セラピー(R)のプログラムを作っていました。

 

「食べる」を食べることの切り口や、お料理することの切り口、

 

地球という大きな視点からの切り口など、

 

ほんとに多彩なプログラムになっていました。

 

 

 

うきょうの今いる仕事場にも

 

「第一子で、転勤族で離乳食の進め方に困っています」

 

「アレルギーが心配で、なかなか卵や牛乳があげられない」

 

などなど、食べることに関する相談が毎日のようにあります。

 

ほんとに、日本の今の食材は豊富なので、迷われるようです。

 

『好き嫌いなくなんでも、おいしく、しっかり食べられる』

 

それはとってもしあわせなこと。

 

 

 

だけれど、食べられないものがあったとしても、

 

それはそれで大丈夫。

 

 

 

なぜ、食べるのか?

 

 

 

 

うきょうはね、離乳食に悩む保護者さまたちによくお伝えするのは、

 

「お医者さんや、看護師さん、栄養士さんはなんていうかわからないけどね、

 

要はこの子がしっかりした体を作り、

 

健康に育っていければいいことだからね、

 

生後6ヶ月だから、重湯を◯杯食べることが目標じゃないからね。

 

今は通り道。今日は食べなくても、明日は食べるかもしれない。

 

アレルギーがあったとしても、代用食はいくらでもあるから、

 

この子がなるべく風邪引かないように、

 

ケガをしてもなるべく早く治って、

 

なるべくニコニコ過ごせるのが一番の目的だからね。

 

食事は毎日のことだから、今日、昨日だけのことでクヨクヨしないでね」

 

とお伝えしています。

 

 

 

好き嫌いとアレルギーで食べられないってことはちがうし、

 

小さなお子さんだと、

 

食べる度にのどの奥がアレルギー反応をおこしていて、

 

不快なんだけど、それをうまく伝えられなくて、

 

「きらい」「たべたくない」

 

と言う言葉でしか言えてないかもしれないしね。

 

 

 

だからね、「食べられない」ことは「悪」ではないっていうことが、

 

いろんな人に伝わっているといいな、

 

と思います。

 

「健康であること」と「なんでも食べられる」は

 

イコールじゃないのね。(それも含むだけどね)

 

 

 

アレルギーの人や、食文化の違い、そういうことを、

 

「へえ、あなたはそういう人なのね」

 

と多様性を認めたり、マイノリティへの視点を忘れないでいたら、

 

みんなが楽しくなるんじゃないかなーって思います。

 

 

食べることから、

 

ダイバーシティなお話もできちゃう。

 

きづちゃん、福井で大活躍中の絵本セラピストさんなんで、

 

お近くの方はぜひぜひ、おはなし会に参加してみてくださいね。

 

いつか、予算ができたら、

 

西宮ママさんたちにもおはなし会をしてもらいましょうね。

 

明日も食べる話。

 

これは広島弁の楽しい絵本ですよウインク

 

 

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