カズコ・G・ストーン 作、絵
童心社
きのうに引き続き、りすくんの絵本cafeにて読んでもらった絵本。
きのうの「あついあついひ」もすごーくよかったんですけど、
これもよかった。
りすくんは叙情的な絵本もえらびつつ、こういう赤ちゃん絵本も
うまく取り入れるので、ほんっと、選書のセンスがいいなあ、と思います。
このカズコ・G・ストーンさんの作品、
以前にもこの木かげでも何冊か紹介しています。
うきょうの中ではこういう、
くっきりはっきりしたトーンで描く作家さんでもなかったし、
赤ちゃん絵本というより、しっとりした物語絵本をかかれる印象だったので、
へえぇぇぇっ、こーんなのもあるんだーってびっくり。
しかも、これが、ほーんといいの。
めくりの効果もあって、くらーい画面があって、華やかな場面、
また、くらーい場面があってのうまーいこと繰り返し。
これはベビーちゃん、幼児さんあたりにもうけるなー、
もちろん、おとなもこれだけ美しい色合いだと楽しいです。
あとね、うきょうはね、花火が大好きで、花火の音が聞こえると、
どこどこどこどこっっ?? って探しまわって、
ほんのちょびっと、花火の輪っかの1/4でも見えると、
わーい
ってなるくらいなんですけどね。
花火って今の花火と昔の花火と、ちょーっと模様とか色合いが違うのね。
で、多分、山下清画伯の描かれた花火の貼絵もうきょうはめっちゃ好きなんですけど、
この今回の花火って、やっぱ、時代がちがうのねーっって感じます。
どこか??
それは、見てのお楽しみ
花火の世界にも、時代の流れってあるんですよね。
ぜひぜひ、絵本をとって眺めてくださいませ
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