VA - RCA ブルースの古典 | めんたいブルース 《Mentai-Blues》

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これはマストバイ・アイテムです。
1927年から1946年の、戦前と戦時中のブルースのダイジェスト盤になっています。
LP3枚で発売されたものに曲が追加され、CD2枚59曲というボリュームになっています。
モダンブルースやホワイトブルースばかりを聞き慣れた方にはかなり違和感があるかもしれません。
耳障りの良い近代ブルーズの原点となっているのが、ここに収録されている作品になります。
最初は違和感を覚えるものも多いでしょう。でも、しばらく我慢強く聴いてみましょう。
ある時、視界が開けるかもしれません。

内容は
①20年代のミシシッピブルース・・・原点中の原点
②メンフィスブルース・・・ミシシッピブルースとは少し違った感触
③ジャグバンド・・・少し陽気な面があります
④30年代以降のミシシッピブルース
⑤ピアノブルース・・・ブルースの主役はギターですが、ピアノブルースも充実しています
⑥シティブルース・・・ついに戦時中後半に、ブルースが人の移動と共にシカゴにやってきます。

この後、マディ・ウォーターズが頭角を現し、シカゴブルースが花開くのです。

僕はジャケットのイラストも好きです。
1940年代の、シカゴの黒人バーにいるお姉さんのイメージですね。
イメージ。そうこの年代の音楽は、イメージしながら聴くことが重要ですよ。
「時代」や「黒人たちの境遇」など考えながら聴くと理解が深まると思います。

さぁ、ここまで読んだあなたは既にこのCDを持っていて、「そうなんだよね」ってニヤニヤしている人。
または、「ほうそうなのかぁ、面白そうだな、一度聴いてみいようかな」と思った人。
さてどっちでしょうか。

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RCAブルースの古典