1月23日(土)  曇り  気温12℃

展示のお知らせです。

本年2010年は、日本-ポルトガル間の修好通商条約150周年にあたります。
その文化事業の一環として、リスボン在住の日本人による展示が企画されました。

参加メンバーは、画家の福田雄一氏、食の活動をされてるユニット「楽(LAKU)」、建築家(空間構成)の志岐豊氏、ガラス作家の豊田康次郎。

「リスボンに住んでいる日本人の視点で、ポルトガルにおける日本らしさを表現する。」ことをテーマとしています。

僕はランプシェードと器を出展させて頂きます。

福田氏の絵と、それを照らすガラスの照明。
「楽(LAKU)」の食とガラスの器。

それぞれのコラボレーションが、空間として1つの作品となります。

場所はリスボンの中心地「ロシオ広場(Praça do Rossio)」に面した「TEZENiS」というお店の3階。
会期は、2月12日(金) - 3月21日(日) 11:00 - 19:00
ホームページはこちら


期間中は、ファディスタの津森久美子さんによるファドのライブ、日本舞踊、ポルトガル人によるお茶のお手前等のイベントもあるそうです。

そして、ボランティアスタッフも募集中とのこと。
興味を持たれた方がいましたら私の方まで、ご連絡下さいませ。
1月19日(火) 曇り時々晴  気温15度 相変わらず暖かい。

今週からテスト期間に入った為、授業は無く。 
その代わり、毎日がテスト勉強...、懐かしい感覚です。

さて、先週のことですが、リスボンの中心部Chiado(シアード)にあるリスボン大学の美術学部(Belas-Artes)の校舎へ行って来ました。

というのも、
僕らのコース"Master of Glass Art and Science"は、2つの大学が共同で運営しているのです。

1つは、"Science(科学)"の部分。 
こちらは、"リスボン新大学科学技術学部"の教授陣が担当。 基本的に僕ら生徒は、こちらに所属しています。

もう1つは、"Art"の部分。 
こちらは"リスボン大学美術学部"の教授陣が担当。 と言っても、ガラスコースは今までポルトガルに無かった為、モザイクタイルの先生と陶磁の先生がいらしています。

それ以外にも、リチャード・マイトナーさんの様なグラスアーティストを数名、客員教授として招いています。 
数名としているのは、まだ招聘教授がちゃんと決まってないからなのです...。 これから生徒の希望も含めて投票して決めるそうです。 
加えて、特別講師も数名招く予定だそう(日本からも呼ぶそうです!!)。


前置きが長くなりましたが、
そういった経緯で、ポルトガルの美大へとお邪魔したのです。
こちらの校舎は、歴史的な建物が多く残る地区にある為、広いキャンパスがある訳ではありません。 いくつかの建物が組み合わさった校舎があるだけです。 ただ、建物自体は重厚な石造り。 おそらく築二百年以上です。

日本の美大と同様で、校舎の匂いや生徒の雰囲気が違います。
まず案内してもらったのは、彫刻科。 写真は中庭の様な場所です。
こんな場所がリスボンの真ん中にあるなんて驚きでした。
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そして、ここも工房の一つ。
自然光の入り方がとても素敵な部屋ですよね。 ちなみに、床は土のままです。
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最後は陶磁工房の釉薬の棚。 この感じは日本と同じ?
遷移金属の着色についての良い勉強になりました。
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この他にも、美術図書館や写真の現像設備など、自由に使用出来るという事でした。
画材屋さんも入っているので、色々と融通が利きそうです。

図書館と画材屋さんは誰でも自由に出入り出来ますので、興味を持たれた方は是非。
1月16日(土) 曇り 今の気温は、なんと16度。
ここの所、昼間は暖かく、でも雨ばかりのリスボンです。

さて、こちらに来て3ヶ月半。
ようやく1年間の滞在許可証を手に入れる事ができました。

というのも、今の制度ではポルトガルへ渡る際の学生ビザは、滞在期間に関わらず120日間分の滞在許可しか出ないのです。 僕の場合も2年間の申請でしたが、実際に出たのは120日分の滞在許可のみ。 あとの事は、ポルトガルに行ってから入国管理局(SEF)にて滞在の延長手続きをして下さい。と。 
昨今のヨーロッパへの移民増加の影響なのか、どんどん法律が変わっているみたいです。

そして、問題なのがSEF。 
外国人の入国管理をする機関です。 空港でスタンプ押す人もここの職員。
何度となく噂には聞いていましたが、こちらに滞在しているEU圏外国人の人が口を揃えて「ヒドい!!」と言う所。 何がヒドいかというと。
・予約が取れない(約1ヶ月先)
・指定された時間に行っても、とにかく待つ(僕の周りの人で5~6時間)
・窓口の人によって必要だと言われる書類が違う!!
などなど。 
でも、こんな状態なのは外国の人が多いリスボン近郊の地域だけみたい。

僕の場合はというと、時間はかかりましたが、手続き自体は至って問題なく。 運が良かったのか...? 
大学院のもう一人の日本人ともカナダ人とも申請時の必要書類が違ったのです。

日本に住んでいる外国の人はもっと大変なんだろうな、と思うと頭が下がります。

写真は先週。 
久しぶりにとても綺麗な青空の土曜日。
うれしくなって展示設営中の会場よりパチリ。
リスボン中心部のロシオ広場です。
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1月10日(日) 雨  気温9度

先週から大学院も再スタート。 
クラスメートとも久しぶりの再会。

絶対日本に行きたい!!と言ってくれている人がいっぱいでうれしい。
そして沖縄が少しだけブーム...。

さて、
今日は僕らの使っているガラスの吹き工房。
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こんな感じです。
日本の教育機関の設備に比べたら全然小さいです。
いろんな所で雨漏りです。

 
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こちらが道具。
右側の方に何に使うのかよく分からないモノがありますが、基本はほとんど一緒です。
ただ、多くの道具がポルトガルで手作りの為、難ありのモノが多々有り。
日本から自分の道具を持って来て良かった....。というレベルです。

僕らのコースは、ポルトガルのガラス関係機関、会社、施設、町などの協力で運営されているため、溶解炉で溶かしているガラスはポルトガルの工場からもらって来たものです。
要は廃ガラスの再生可能な部分を頂いているのです。
なので、今の所、クオリティーが安定していない。
昨年まで使っていたガラスと今年に入ってからのガラスは出所が違うとか。
単純に汚い。とか。

とりあえず、授業の一環で、比較的安定して作れる色のガラスのロッドを作ってみようと言う事で。 計算しております。
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未だに全てが未知なことだらけ。
今後の展開が楽しみなコースです。
遅ればせながら、あけましておめでとうございます!!

昨年は念願のポルトガルへの道が叶いました。
本当に多くの方にお力添えを頂けたこと、感謝いたします。
ありがとうございました。

しっかりと前を向いて、この土地で僕がすべき事を一生懸命に頑張ります。

そして、年末に少しだけ日本へ帰国しておりました。
いやー、寒い。 でも空気が気持ち良かったー。
帰りの際、リスボン空港に降りたらチーズの匂いが充満していて思わず笑ってしまいました。
あー、戻って来たんだなぁ。って。 ポルトガルのこういう所、僕は大好きです。


さて、昨年末のことになりますが、リスボンにある美術館"Museu do Oriente"に於きまして、
「ENCONTROS COM O ORIENTE: AGUA FORTE/FUKUSHIMA]
リスボン版画協会"Agua-Forte"と福島に縁のある日本の作家さん達の版画交流展のオープニングがありました。
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そのオープニングに、多摩美術大学教授の丸山浩司氏による日本の伝統木版のデモンストレーションがあるという事で、少しだけお手伝いをさせて頂きました。
前々日より、会場の準備や案内等、先生とポルトガル人担当者との言葉のやりとりを補助する役で。
ポルトガルへ来て3ヶ月の僕が、そんな事をして良いのかと思いましたが、辞書を片手に...。 良い勉強になりました。
おかげさまでオープニングもデモンストレーションも大盛況、貴重な経験をありがとうございました。
この展示は2010年3月14日(日)まで開催されてます。 詳しくはこちらへ。

こちらの美術館、インドのゴアやマカオ、東ティモールなどポルトガルの旧植民地のコレクションを中心に、日本や韓国、タイ、ベトナム等 東洋の文化、風俗の展示をしています。
僕は日本人なので、展示されているモノ自体にはそこまで目新しさを感じる事はありませんでした。 でも、ヨーロッパ圏の人から見たアジア、日本ってこう見えるんだ...。ということは、とても勉強になりましたし、展示の仕方はとても面白かった。 
僕にとっては、この展示のおかげで日本人としての誇りを確認することができました。 
これからは胸を張って、これが僕ら日本人の文化なんだ!!って伝えたい。

ずっと昔から培ってきた、本来の日本の文化は本当に素晴しいと思います。

それでは、
皆さまのご健康とご活躍を心から願っております。
本年もよろしくお願いします。

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会場の準備風景。

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