12月13日(日) 快晴 気温11度

これと言って寒くもなかったポルトガル生活。
しかし、今夜の気温予報がいきなり氷点下でビックリ....。

さて、僕の学んでいるコースは”Glass Art and Science"というコースです。
従って、作品を創るだけではなく、ガラスに関わる科学技術も学んでいきます。
同じ建物の中には、ガラス(陶器も)に関わる科学技術、修復などを専門に学んでいるコースもあり、互いに影響しあえる事を狙っての交流も図られているのです。
僕らは平日の5日間、午前中を学科の授業にあてています。
1つは、化学(Chemistry)。もう一つは、ガラスの科学に関わる部分を全般(Introduction of Glass Science and Technology)。 どちらも中々難しい単語が飛び交い、正直、専門分野で難しすぎる....。その場では分かったと思っていても、次の話題に移ると抜けて行ってしまう様な感覚です。

そんな授業の一環で、先週はリスボン郊外にある研究施設"ITN"に見学に行って来ました。
金属を分子レベルに分解して、対象物に極めて薄い金属膜を作る機械(スパッタリング?)、金属の真空蒸着?とか難しい装置がいっぱいありました。 すみません、しっかり理解出来ておらず、勉強不足です...。
そんな中で、ひと際目を引いたのが「原子炉」です。 この実験施設には、実験用の原子炉があって、見せてもらう事が出来ました。
$Vamos tomar um cafe!!-reactor1

真ん中の黄色い所がプールです。 高さが10mあり、カメラに収まりませんでした。
そして、プールの上部へ移動。
Vamos tomar um cafe!!

どうでしょうか? とても神秘的な青白い光を発しております。
ただ、気圧を変えてあるせいか、緊張からか、若干気分が悪くなりました。

違う世界を知るという貴重な経験、面白い!!

Vamos tomar um cafe!!-ravel
と言っても、ポルトガルのではなく。

部屋を貸してもらっているシキさんがバルセロナで頂いてきたお土産。
スペインのバルセロナの少し下、タラゴナの近くのオリーブ農園のモノ。

$Vamos tomar um cafe!!-azeito

濁ったフレッシュオリーブオイル。
勉強不足でオリーブオイルについて詳しく分からないのですが、何が違うのだろう? 
無濾過なモノはたまにあるのだけれど、これはもっとずっと濃い感じです。

苦みが全く無くて、香りが高くて、もの凄くフルーティー、そして後味が爽やかなのです。

「うまい!!」のです。 ゴクゴク飲めるくらい雑味が無い。

今まで使ったのとは全然違う。
加熱調理には向かないそうなので、そのままパンに付けたり、トマトにかけたりして食べてます。
何か良い使い方を知っていたら教えて欲しい....。

ポルトガルにもこういう一般に流通しないオリーブオイルがいっぱいあるのだと思います。
オリーブ農園巡り...、楽しそう。
11月28日(土) 曇り時々晴れ  最高気温15℃

ここの所、随分と雨の日が多くなって来ました。
お日様が出ないと体感気温はグッと低くなる様に感じます。

先週は、月曜~金曜まで大学を抜け出して実技の集中合宿でした。
場所はリスボンから北へ120kmのガラスの町、Marinha Grande (マリーニャ・グランデ)にあるガラスの教育施設 "CRISFORM (クリシュフォルム)"。
実は僕、2年前にこの施設に来ているのです。 その時のblogはこちら。
基本的に吹き場、キルン(大きな窯)、加工機など全ての設備を自由に使う事が出来ました。 細かい事を言えば色々出てしまうけど、大学院に比べれば目的の形を創る手段が大幅に広がりました。 本当に有難い施設です。

Vamos tomar um cafe!!-crisform09


ただ、施設には宿泊設備が無い為、少し離れた海辺の町 "Sao Pedro de Moel (サン・ペドロ・ドゥ・モエゥ)"のホテルに泊まり、毎日町のバスに送迎をしてもらいました。
こちら、ポルトガルの面している大西洋は冬になると波が高くなるそうで、滞在中はずっと4~6mという激しい波。 ボディーボードの大会はあるそうですが、サーフィンはちょっと厳しいみたいです。
$Vamos tomar um cafe!!-s_p_moel


次に来るのはいつになるのか。 夏に来れたらいいよねー。と、皆で話していたのでした。

Vamos tomar um cafe!!-atlantis
11月1日(日)曇り時々小雨 それでも気温22度。

今日は諸聖人の日というポルトガルの祝日。
日本の様に振替休日は無いので、明日は普通に月曜日です。

先週は土曜・日曜共に大学で作業。
昨日は吹きガラスのチーム制作日だった為、今日は約2週間ぶりの休日。

僕ら生徒は研究室から各自3つの鍵を渡されています。
一つは個人作業スペース棟の鍵。
もう一つは研究室棟の鍵。
最後は吹き場の鍵。

実質、各個人が全ての部屋に出入り自由な訳です。
そして、土曜日でも日曜日でも昼でも夜でも作業したければご自由にどうぞ。(もちろん吹き場は除外)
その代わり、ちゃんと責任持って管理はしてね。という態勢。
日本では考えられない....。


今日は僕が住んでるリスボン市街から川を渡って対岸の大学までの通学路。

まずは僕が住んでいるリスボン市街の丘の上から市電に乗って住宅街を下ること約15分。テージョ川沿いの繁華街へ出ます。
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この市電はミラクルです。 あり得ない角度の急坂をあり得ないスピードで走ります。 パンタグラフが外れて走れない事はあっても、脱線は無いそうです。

その後、地下鉄や電車のターミナル駅Cais do Sodre(カイス・ド・ソドレー)でフェリーに乗り換えます。
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このフェリーで対岸の町へ渡ります。
対岸まで1kmちょっと。 約10分の船旅ができます。
Vamos tomar um cafe!!-barco_2

運が良ければオープンデッキのある船に乗って、こんな素敵な景色を見れます(奥に見える町はリスボン)。
このフェリーはかなり重要な市民の足となっていて、通勤時間帯は5~10分間隔で出ています。なんと最終便は深夜2時....。

さらに今年開通したシティーレール(MTS)に乗って20分、終点のUniversidade(ウニヴェルシダードゥ)で下車。 そう、幸運にも大学が終点なのです。
Vamos tomar um cafe!!-mts

そんな通学をしている毎日です。
色々と考えることが出来る時間、リフレッシュ出来る時間がその往復2時間の小旅行に込められております。
10月28日(水) 晴れ
以前に比べると、雨の降る回数が増えてきた。 
冬に移る季節の変わり目だそう。
朝晩の冷え込みも少し強くなってきたと思う。
昼間は半袖、朝晩はジャケット。

それでもフィンランドから来た人は、「夏だ!!」って言っている。
もうフィンランドはずっと氷点下なんだって。

ポルトガルの大学院も1ヶ月を迎えようとしています。
全く紹介できていなかったので、少しずつ紹介していきます。
僕が通っている大学院は、リスボンから南にあるテージョ川を渡って対岸の丘の上「Monte de Caparica(モントゥ•ドゥ・カパリカ)」という場所にあるリスボン新大学の校舎にあります。


我らが第一期生は総勢9名。
ポルトガルから3名、フランス1名、オランダ1名、フィンランド1名、カナダ1名、そして日本から僕ともう1人の2名。
平均年齢は30代半ばくらいで、僕が下から2番目でした。
有難いことに、本当に皆さん大人な方達で、言語についても、生活についても、色々な面で助けられてもらっています。
ガラスの経験者は半分くらいしかおらず、それ以外の人達は別の分野で様々なことをしてきているみたいで、どんな風に進んで行くのか、逆にすごい楽しみです。

最初の1週間はミーティング。
皆がこのコースをどのように進めて行きたいのか?
講師陣と一緒に、今までの自分の作品をプレゼンしたり、相談していきました。
全てを皆で作って行く。というのが大前提。

TEAM = Together, Each other, Achieve, More!! 

実は今週から吹きガラスもスタートしているのだけれど、それはまた後日。
海外ってやっぱり日本とは勝手が違うのね....。

写真は、僕らの建物「Hanger III」
大学の校舎自体はかなり大きくて、売店も食堂もレストランも6、7ヶ所はあるんじゃないだろうか。
ここに、僕たちのコースとガラスの科学者のコースが入っています。
 
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続いて、手前の建物の中にある、僕らの作業スペース。
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そして、軽く料理をしたりできるスペースもついてます。
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