こんにちは、こじろーです。


空手選手の身体を見ていて、「酷使しすぎているな」と感じる場面が多々あります。


鍛錬を積んで苦手を克服して上達を目指すというプロセスはもちろん大切です。


また指導者として選手の成長のきっかけを与えることは必要だと思います。

    

しかしその選手の身体を理解せずに無理な負荷のかけ方をすると故障の原因になりますし、パフォーマンス低下にも繋がります。


特によくあるのが「腰を落とせ」という指導。


形でも組手でも場面によっては必要となる動作ではありますが、


腰を落とさない選手に対して、「根性が足りない。やる気が足りない。サボるな。」という意見もあります。



しかしまず見極めないといけないのは、その選手は腰を「落とさないのか?落とせないのか?」です。


前者の場合はよくある根性が足りないから腰を落とせ。自分に負けるな。でOKです。


しかし後者の場合は自らの意識だけでは腰を落とせていない身体的な原因があることがほとんどです。


人の身体はそれぞれ違う特徴を持っているので原因は色々考えられます。


・股関節と骨盤が独立して動かせない

・足首が硬くて途中でロックがかかる

・膝関節周辺の筋肉が硬い


特に多いのはこの辺りですが、いずれにしてもそれぞれ違った対策、アプローチが必要です。


選手も指導者も身体が壊れてしまう前に、

精神論で全てを片付けてしまう前に、


身体と向き合い、その選手に合った適切な改善策を講じるように気をつけましょう。


身体は資本です。

空手の上達はもちろん大切ですが、一生付き合っていく身体も大切にしながら長く、楽しく空手の稽古に励んでほしいです。


努力では解決できないお悩みは私たちの骨格調整で根本解決ができますので、ぜひお問い合わせよりご相談ください。


最後までお読みいただきありがとうございまし した。


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