こんにちは、こじろーです。

 

 

個人で事業を始めて6年が経過しようとしています。

 

 

月日が経つのはあっという間です。

 

 

今思い返すと6年前の独立当初はパーソナルの売り上げ見込みは月6万ほど。自分のスタジオもなく、もちろん道場もない。

 

今のようにYouTubeなどの発信は行なっておらずSNSもTwitterのフォロワーが数百名、あとは今書いているアメブロの発信をちょこちょこ行なっている程度でした。

 

また現在のような連盟の強化委員にもなっておらずまさに0からのスタート。

 

 

そのような状況からおかげさまで今では当初思い描いていた目標は達成することができました。

 

・自分の道場を始めて妻、3兄弟で運営する

・自分のパーソナルトレーニングスタジオを持つ(4年目)

・目標の売り上げ(会社員時代の倍以上の売り上げを作る)

 

もちろんまだまだ道半ばです。

 

思い描いている理想を100%とすると現状は20%ほどのイメージ。

 

まずは私だけでなくスタッフ皆が充実した生活を送れる状態を作るのが先決。

 

 

しかしそれでも6年前と比べると確実に前進している実感はあります。

 

 

最初は誰もがしんどい中でのスタート。また負の感情は良くないというイメージはあると思います。

 

しかし負の感情や怒りの感情も活かし方次第では大きな力になることを確信しました。

 

 

ということで今回は6年前の転機となった出来事を振り返りつつ、最初は負の感情も総動員してでも動きまくるべきと言うテーマで発信していきます。

 

 

6年前の失敗

 

妻の朋枝先生は同じ職場から1年先に独立していました。

 

出資してくださる方がいて、スタジオも用意していただき一足先にそこで活動を開始していました。

 

 

いつかは夫婦でお店をオープンするのを目標に、私も朋枝先生のお店を手伝いながら、知人のお店で業務委託として活動したり、スポーツクラブでバイトしたり、情報発信をして認知してもらったりして個人的に活動していました。


やらかしたのは独立した翌月です。

 

妻が運営するスタジオの出資者であるオーナーさんと今後の活動に関してのミーティングをしたときのことでした。

 

妻は活動から1年経過しており、私も一緒に活動するタイミングでしたので、「契約内容に関して見直してもらえないか」と交渉したのです。

 

契約内容とは売り上げに対してどのような割合でトレーナー側とオーナー側で利益を分配するかという内容です。

 

先に書いておくとこちらのことしか考えていないし、伝え方や態度など含めて本当に未熟だったと反省しています。今となっては恥ずかしいです。

 

 

当初は生活が苦しかったというのもあり、妻の待遇を良くしたい、早く安定させたいという焦りもあったのは正直なところです。

 

 

伝え方も態度も悪かったのもあってか先方の機嫌を損ねてしまい

「あと3ヶ月で目標数値を達成しなかったら契約は打ち切り。」

「話もなかったことにする。」と言われてしまいました。

 

目標数値も当時の私たちではとても到達できないと思ってしまう数値でした。

 

唖然としながらも「それは困る」と思い謝罪をし、「妻だけでも今後も続けさせてほしい。生活もここでの活動が基盤となっている」と伝えましたがもう手遅れ。

 

・社会はそんなに甘くない

・挑戦したい若者なんて世の中星の数ほどいる

・今の君たちをこれ以上応援する気は起きない

 

簡単に言えばこのような内容のことを中心にお叱りを受けました。

 

横で泣き出す妻。謝ることしかできない無力な自分。

 

「泣かれても、謝られても現実は変わらない」と一蹴されて、独立した最初から絶望を味わいました。

 

しかし未熟ではありましたが心の中では「おれは悪かったけど、妻は許してくれても良いだろ」「人に頼らず自分で生き抜く力をつけてやる!」「今に見てろ、舐めんな!」という子供のような反骨心と怒りがこみ上げました。

 

 

そしてそこからスイッチが入り、なりふり構わず行動。


こちらの不手際とはいえ、悔しさや怒りがエネルギーとなり行動のためのガソリンとして燃やしてくれたのは確かです。

 

 

それからも紆余曲折がありましたが色々な方のサポートのおかげで今があります。

 

 

現実的な話、オーナーさんは妻を見込んで場所や設備、環境を全て作ってくださり、それはいわば投資です。

 

 

投資した分を回収しながらスタッフとして働く私たちの取り分も含めると妥当な契約内容だったと思います。


また活動もまともにしてないし実績もない私が偉そうに契約の見直しをするのはお門違いです。


まずは結果出してから言えよで終わりです。笑

 

 今となってはスタッフもいて設備資金も払いながら運営するという立場になりわかることも増えました。


しかし私はトレーナーとして活動する側と経営者として運営する側の両方の経験をしたからこそ、今後はどちらの気持ちも汲んだ上でのスタッフにとってもWin-Winとなるような環境を作っていけるように工夫、努力していきたいと思っています。


いずれにしてもなかなかできないありがたい経験をさせて頂いたことに本当に感謝しています。


色々な方の支えがあってこそ成り立っている現実を忘れることなく、理想の実現に向けてこれからも頑張っていきます!


ひとまず次の目標は道場として自由に使える箱を持つこと。


そこに向けてコツコツ行動していきます。

 

 今回は私の個人的な経験の話ばかりになってしまいましたが、何かしらの形で誰かのお役にたてると幸いです。

 

まとまりのない長い文章を最後までお読みいただきありがとうございました。


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