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こじにずむ日記

千葉大学演劇部 劇団個人主義のブログです
公演情報や日々の稽古の様子などを公開しています                 




こんにちは、田抜常です。


突然ですが、皆さんは歌を歌ったことがありますか?ここだけの話、私はあります。

さて、歌の中には様々なジャンルがありますが、その中で1番皆さんに馴染みがあるのは、やはり『童謡』でしょう。

テレビより自分の背丈の方が小さかった、あの頃。
キャラクターと一緒に、家族と一緒に、童謡を歌った過去が皆さんにもあるのではないでしょうか。

例えば、ほら。

こぶた♪たぬき♪きつね♪ねこ♪

たぬき♪きつね♪

たぬききつね

たぬきつね

田抜常

そう。私のこの芸名も童謡から取ったものです。

なんか最初の頃、芸名の由来を聞かれた時、「高校時代の先輩から受け継いで〜」みたいなこと言ってた気がします。すみません。あれ、大嘘です。

クオリティの高い創作物を見ると、自分の心の底から何か、フツフツと湧き上がるものを知覚します。その原動力をこれまでは自分が表現する側になって発散してきました。
が、それは今回でおしまい。
役者として参加した劇は全部で6公演!かな?裏方や演出を含めると…いくつだこれ。

楽しかったです。とても。この4年間。
全ての劇で頑張りました。努力しました。苦悩しました。当たり前です。
劇が終わって、映像で自分の姿を見返す時があります。
「うおwうw動きがwww」
と、自分の演技の出来を冷笑してしまうことも、まあ、あります。
ですが、その公演のために努力した日々を、冷笑した日はありません。
劇をくぐり抜けるたびに、演技も、裏方としての考えも、進化を続けていると信じたいからです。

どんな結果であろうとも、これでおしまい。最終進化系です。皆さんがこの劇を見てフッフッと冷笑するのか、フツフツと湧き上がるのか。
皆様が後者になっていただけるよう、限界まで進化する所存です。

最後に、私が1番好きな花のフリー写真を載せて終わります。もしまた演劇に関わることがあったら、これを芸名にしようかな…少なくとも、田抜常はここまで。



それでは、さようなら。


以下、公演情報です。

劇団個人主義22年度入学生 卒業公演『この町に手紙は来ない』
日時:2月28日(土)12:30〜/17:30〜、3月1日(日)12:00〜/16:30〜
会場:北池袋新生館シアター
料金:無料(フリーカンパ制)



こんにちは、ご無沙汰しています。美海美代です。
前回のブログは2024年の4〜5月あたりでした。結構時間が経ってしまいましたね。
本公演では照明と衣装部署に入っておりました。卒論とかゼミとか色々重なってうまく進まず、同期のみんなに手伝ってもらったこと、この場を借りて感謝申し上げます。そして各種連絡や報告が遅れたことをお詫び申し上げます。

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私は3〜4年生の間、ゼミナールに力を入れていました。あと就活もだね。
ゼミナールで学んだことはたくさんあって、その中のひとつが伝え方です。
今まではがむしゃらに頑張って真面目でいればいい生活でした。授業だって毎日出席してノートをとっていれば、そこそこ良い点数が取れたものです。
でも発表するとき、誰かに伝えるときはそうじゃいけない。事実と仮想は分けなくてはいけないし、事実には証拠をつけなくてはいけない。何について話しているのか、主語と論点を忘れてはいけない。そしてある程度の型にはめた方が聞き手に分かってもらいやすい。
それはとっても当たり前なことです。でも私はそれを知らなかったし、今でも不慣れで出来ているとは思ってない。



私は昔から人とうまく話すことができませんでした。その理由は自分の感性や価値観が普通の人と違うからだと思ってました。
でも当たり前ですよね。育った環境や家庭は人それぞれだし、個性といった性格の違いもあります。
感性とはそれぞれみんなが違っていて、みんなが持っているものだと思います。そしてその人個人の辿ってきた道のりであると共に、個人がこれから巡り合う可能性を秘めたものだと思います。

一方で人が共通して持っているものもあります。それは価値です。
私は経済学を学んでいて。原始の人々は互いに価値を違いを見つけて交換をすることになるのですが、やがて通貨の登場によって人々は物に一律的な値段をつけるようになります。
もちろん価値が人によって違うこともありますし、時と場合によって変化することもあります。しかし、共同体が決めたルールであり、共同体の紡いできた歴史の記憶、これこそが価値を作り上げているのだと思います。

現代ではどちらかと言うと美術品や演劇などの芸術は感性に、商業的なエンターテイメントは価値に分類されるのかな。でも初めての試みである美術に価値がつけられたり、エンターテイメントとしても心にくるものがあったり、結局は感性と価値のバランスをとって存在しているものと思います。

私たちの劇は割と感性に寄っていると思います。
だけど感性に頼りすぎるのは危ない。個人の出来事を想い出させるだけでは足りないと思うんです。だってどこが人に刺さる部分なのか分からなければ博打になっちゃうから。
もちろん、個人の感性に触れて、考え方を変えることはすごいことです。個人だって大切です。だって「個人主義」だし。
でも多くの人々に、私たちの劇の特徴や価値をはっきりと説明することは必要だと思います。そしてそのすごいところを分かってもらえたらいいな。共同体の記憶に、体験はしていないけど想像できるところに訴えかけることができたらもっと世界が広くなるのだと思う。


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そういえば劇団個人主義って長いんですよね。
ホームページ見てびっくりしました。だって50年も続いているのですよ!
でも変に伝統とかは気負わなくていいと思います。
変えた方がいいことは変えて、そのままがいいところはそのままで。
団体名が少し変わったり、コメディにも挑戦したりと今でも少しずつ変わっていますし。
それぞれの学年の特徴もあるし、みんなが思う劇団個人主義になっていればいいのではないかな。
だから後輩のみなさんどうぞよろしくお願いします。

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中学高校大学と、今まで演劇と呼ばれるものをやってきました。
最初は緊張しいなのを直したいとやったことのない世界に飛び込んで、今では演劇をみんなで作るのが楽しくなって。
続けていくとだんだんみんなのレベルが高くなり、センスのある同期や後輩の演技を眺めていくだけにもなりました。

今まで私が演じた(少なくとも)12の役たち、ありがとうございました。
何考えているのか全く分からない役やセリフが少なかった役もたくさんありましたけれど。
そして時代や環境でできなかった公演もありました。色々あったけれどここまで続けてこれてとても良かったと思っています。
恐らくこれで私の演劇の活動は終わりです。
青春のこの時期で私を形作ってくれた演劇には感謝します。

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今回の公演は短編が連なっているかたちです。
目まぐるしく変わる世界を同じ場所で見つめ、
人々はどう生き、どう変わろうとするのか。
自分としてはとても22らしい、私たちの代らしい舞台だと思っています。
人生に一つの区切りをつける私たちの、集大成としての劇です。
どうぞご覧になってください。


以下、公演情報です。

劇団個人主義22年度入学生 卒業公演『この町に手紙は来ない』
日時:2月28日(土)12:30〜/17:30〜、3月1日(日)12:00〜/16:30〜
会場:北池袋新生館シアター
料金:無料(フリーカンパ制)


 

初めましての方は初めまして。そうでない方はお久しぶりでございます。汐海風音と申します。


ついに卒業ですね。

長いようで短かった四年間でした。

とはいえ、劇団個人主義としてアクティブに活動できたのは二年半くらいでしょうか。

やはり、自分というものを擦り減らして、磨いて、表に出す活動ですから、なかなかどうして、継続して演じていくことは難しいですね。

でもまあ、やれるだけ頑張ったつもりです。

思い返すと色々あったなぁと思います。

一年生。


『       』


演じた中で二番目に好きな台本。初めての演劇に心が躍っていて、すごくすごく大変だったけれど楽しくて。今思っても最初がこの劇でよかったなって思います。


『日本語私辞典』

大好きでずっと尊敬している先輩に演出をつけてもらいました。私の人生の裏話もたくさん聞けてすごい幸せな座組でした。

二年生。

『寸前家族』

はじめての演出。全然上手くできる気がしなくて、でも、先輩の背中を追いかけたくて、手を伸ばしてみました。捕まえられはしなかったけれど、いっぱい褒めてもらえて嬉しかった。

『可笑しカンパニー』
スタ専を初めてやってみた。稽古にはもっと顔を出せばよかったな、なんて思ったり。フライヤーデザインもやってみたり。すごく難しかった。もう絶対こういう場の絵は描かないと誓った…… ごめんな……

『キョウダイ』

すごく難しかった。演出にはたくさん迷惑かけて本当にすみませんでしたという気持ちでいっぱいです…… これを通して、みゆきちゃんとぐっと距離が縮まった気がする。

『評決』
同期の活躍をただ眺めていました。すごいなあ、って。私にあそこまでできるのかな、って。

三年生。


実習で忙しくて、自分の将来にも迷っていて、日常に色が無くなってきて、それで。

演劇から少し離れることにして。

ほんの少しだけ、大学祭を通して、また演劇頑張ろうかな、なんて思えるようになった。

無理に関わらないで距離を置いていてよかったな、と物凄く思った。演劇を嫌いにならなくて、よかった。

『満ち足りた散歩者』

イレギュラー演出。まさか自分があの頃の先輩と同じ時期、同じ場所で演出をするなんて思ってもいなくて。楽しいよりも苦しい時間が多かったけれど、役者がみんな頑張ってくれて、すごくいい劇になったと思う。満足。

四年生。

『奪った心は地獄で返して』

役者としての最後の出演。本当に楽しかった。何度か色んなところで言っていますが久しぶりに心の底から演劇を楽しめました。一番好きな台本になった。

後輩とは最初で最後の共演でしたね。いい後輩たちでした。

楽しかった。うん。平たく言ってしまえば楽しい四年間でした。

色々な人と出会って、色々な考えや演技に触れて、苦しいこともあったけれど、それなりに充実していたなと思います。最後の最後で台本も書けて、演じてもらえたし。


後輩たちへ。関わることがほとんどなかった子たちが多いけれど、先輩として接してくれてありがとう。

きっと演劇を続ける中で苦しいこと、辛いこと、辞めたくなることもきっとあるでしょう。その時は遠慮なく離れてください。そのまま無理して続けると演劇が嫌いになってしまうかもしれない。けれど、それは、勿体ないと思うから。程よい距離を保って活動しましょう。

尊敬している先輩の最後かもしれない劇を観て、その場に居合わせられて幸せだなと思ってもらえるといいなと思っています。私がそうだったので。



同期へ。みんなへの気持ちは、嫌いだけど好き、が正解かなという気がします。

演劇に対してすごく頑張りたい人が多かった22は、劇団にとってはすごくいい代だったと思う。でも、私はそこにいるのがほんの少しだけ苦手でした。そんなつもりはきっとなかったのだろうけれど、中々厳しいところもあったなというのが正直な感想です。

人としてはみんなのことが好き。三年生以降なかなか関わりにいけなくてごめんね。演劇に本気になれなくて後ろめたかった。ずっと。

だからまあ、なんだろ。今後、演劇から離れたところでもお喋りしたいな、と思います。


この同期が揃って演劇しているのを観られるのは最後です。良ければ皆様是非足を運んでください。

私も頑張ります。頑張っております。


一ヶ月後の私がどうか、笑っていますように。


汐海風音を支えてくれた全ての方へ。

本当にありがとうございました。皆様のおかげでどうにか燈を掲げたまま歩き切ることができました

汐海風音の最後になります。劇団個人主義22の最後になります。重ね重ねになりますが、良ければ観劇にいらしてください。

以下公演情報です。

劇団個人主義22年度入学生 卒業公演『この町に手紙は来ない』
日時:2月28日(土)12:30〜/17:30〜、3月1日(日)12:00〜/16:30〜
会場:北池袋新生館シアター
料金:無料(フリーカンパ制)
来場予約フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeqQQHbHxaHDZs5--PuwKjEQBFlJq9XvihgPT-ntvrBPc75xA/viewform




最後に、汐海風音を生み出した■■■■へ。

本当にお疲れ様。足掻いて足掻いて、進みきってくれてありがとう。苦しくても、最悪の選択をしないでくれてありがとう。先輩みたいにはなれなかったけれど、この先の人生できっと役に立つはず。だって■■って演じる仕事だもの!

後悔も多いでしょう。やり直したいことも多いでしょう。けれど、きっと、それはその場でできた最良の決断です。だから誇って。私は貴女の、貴女は私の足跡を誰よりも一番知っているのだから。悩みも苦しみも悔しさも辛さも、誰よりも一番知っているのだから。だから誇って前を向いて歩いていって。

もし、もしも今後辛くて俯くことがあったら、その時は、自分の好きに立ち返って、そこからまたゆっくり進もうね。大丈夫。貴女の側には支えてくれる人がたくさんいるから。遠慮なく寄りかかるのよ。

それじゃあ、私は少し眠るから、必要になったら起こしてね。


おやすみなさい。

 好きな教科を聞かれたら、何と答えますか?

 

 この度、劇団個人主義2022年度入学生卒業公演にスタッフで参加します、まのです。

私の答えは、小学生の頃から理系に進学した今まで一貫して国語です。点数が取れるからというただ一点の理由で、です。

 努力せずに褒められる旨味を知ってからというもの、幼い頃からできることだけを選んでやってきました。できる問題だけ解いて、受かる学校だけ受験して、70点に到達したらストップ。最低の努力で7割に到達することだけを意識していた、ずるくて斜に構えた子供です。

 

 その中で、初めて「厳しくてもやりたい、苦しみながら努力したい」と思えたものが、演劇でした。

 

 常に新しい自分を見せたい、凡庸な発想はしたくない、という張り詰めた意識。

 その最たるである2024年企画公演では、これこそが自分が好きな舞台だと胸を張って言えるように、尊敬しているメンバーたちに認めてもらえるように、苦しんで苦しんで、100点以上の舞台を作ったと思います。自分の中の最高が、演者として携わった舞台ではなく、演出した舞台になるとは、過去の私(:中1のとき、部活の顧問に「お前は脚本と演出は向いてない」と言われた)は思ってもいなかったはず。

 ギチギチに脳を絞める苦痛と、それが形になった時の解放感、さらに、それを誰かと共有できることの喜び。20年間持っていなかった高揚感を初めて知り、人間的に大きく変わったような気がしています。

 

 後から入部したこともあり、同期と一緒に舞台を作った時間は短く、正直、演劇のことだけ考えていてもいい時期がもっと長く続けばよかったのにと思います。ただ、この短期間でこれだけの狂いや尖りを遊び・作品を通じて見せ合える関係になれたことはただただ驚きです。受け入れてくれた温かな同期たち、ありがとう。

 70点で諦めたくない気持ちを教えてくれた演劇と、同期と、縁が切れないように。それを繋ぎ止める努力も惜しまないつもりです。

 

 今はただ生きることに必死で、本公演への貢献度は低くなってしまいましたが、同期は皆、私なんか比ではなく努力家なので……卒業公演ということで思いもひとしおですから、70点とは言わず、777億点の舞台を作ってくれるはず!✨ 私も今から楽しみです。

 

 座組メンバーの数々の苦悩の先にある最高の舞台を、ぜひご覧ください。

 

以下、公演情報です。

 

劇団個人主義22年度入学生 卒業公演『この町に手紙は来ない』

日時:2月28日(土)12:30〜/17:30〜、3月1日(日)12:00〜/16:30〜

会場:北池袋新生館シアター

料金:無料(フリーカンパ制)

来場予約フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeqQQHbHxaHDZs5--PuwKjEQBFlJq9XvihgPT-ntvrBPc75xA/viewform