第140回公演『サカシマ』再演 夢想 | こじにずむ日記

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千葉大学演劇部 劇団個人主義のブログです
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再演ブログのトップバッターになりした。個人主義の山岡大知です。いかんせん私は長文を書き進めるのが苦手なのですが、最初ということで頑張りたいと思います。




皆さん夢を見ますか?よく夢を見る人、全く見ない人。人によって様々だと思いますが、生憎私はそのどちらでもない、確実に夢を見ているのに起きた時にはその内容を一切覚えていない人です。こういう人ってどれくらいいるんですかね?寝相も悪いし寝言もかなりはっきりと喋っているらしいし、自分でもぼんやりと夢を見ていたという記憶はあるし。まず間違いなく夢をみていると思うんですが、生まれてから一度もその内容を覚えていることがありません。なので、友達がこういう夢を見た!という話をしている度に、多少羨ましく感じます。

心理学で扱うテーマの中に、夢懐疑というものがあると一年生の頃に学びました。大まかに言うと、我々が今生きている現実と思っているものは、本当の現実で我々が寝ている間に見てる夢なのではないかというものです。私の性質を考えれば、もし本当にそうなら目が覚めた時には、今現実と思っているこれもすっかり忘れてしまうんでしょうか。それでは少し寂しいので、起きても覚えてるぐらい心の芯に記憶を刻み込めるよう頑張ろうかなと思います。

夢という言葉は、もう一つ全然違う意味があります。わかりやすく言えば将来の夢、の夢です。そっちはどうですか?自分の未来に何か夢見ていることはありますか?私はこっちもすこぶるだめですね。先のことを考えることが非常に苦手なんです。なんなら嫌いです。しかし、大学3年生になった今そうも言ってられなくなってきました。どうにかして自分の未来に向き合わねばなりません。今から向き合い始めるのは遅いんじゃないか、という説もあるかもしれません。実際どうなのか、私の残り2年で実証してみようと思います。

今回の劇で私が演じる父・日野太一は、起きている時はどんなことを夢見て、寝ている時はどんな夢を見ているのでしょうか。それは、セリフだけの存在ではなく、劇中の世界に生きている人間として彼を捉えることができれば自ずと見えてくるものだと思います。今、捉えかけているものを、後1週間で掴み切れるように役と向き合っていこうと思います。

もう深夜1時、ようやくこの文章を書き上げられました。やはり長文を書くのは苦手です。
これからまた私は、明日には覚えていない夢を見ることになるんでしょう。おやすみなさい。


以下、公演情報です。

劇団個人主義第140回公演 再演
『サカシマ』
会場:千葉市南部青少年センター
日時:5月26日(日)
開場 11:30
開演 12:00

 

 

配信予約に関しては、また用意が整い次第公式X、Instagram、HPにてご案内いたします。