2016年7月公演 稽古場日記その22 | こじにずむ日記

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千葉大学演劇部 劇団個人主義のブログです
公演情報や日々の稽古の様子などを公開しています                 

どうもこんにちは、こんばんは。
記事を書きかけで別のことをしていたらいつの間にか消えてしまってちょっとショックの木皿です。
真面目に何かを書いた気がするのですが忘れてしまいました。ということで違うことを書こうと思います。

今回の公演はスタッフの力って大切なんだなぁと、これまで以上に感じさせられています。当然と言えば当然なのですが、今回私が助演をやらせていただいて各部署の動きを見ているからでしょうか、それを実感しています。そんな、私から見た各部署の主観的印象をつらつらと。
(詳しいことは分かってないので間違ってたらすいません!)

まず目につくのが舞台美術です。彼らは役者が立つための舞台を作ってくれます。花形という言葉が似合いますね。舞台を設計するチーフの姿を見ていると、僕らのために一生懸命考えてくれてありがとうという気持ちになります。作業をしている姿などは僕からは職人のように見えます。かっこいいです。
衣装は我々のキャラクターを視覚的な面から作り上げてくれます。なるほど、そう来るか!というような衣装で、逆に役者がキャラクターのヒントをもらうこともあります。役者が作り上げようとしているキャラクターを観察する姿もまた、仕事人というニオイがして素敵です。
照明は光の当て方で舞台を表現してくれる、私がちょっと憧れる仕事です。私は視覚的な芸術センスが皆無だと思っているのでこの手の仕事はできないのですが、光を道具にして空間を作り上げる姿はもう本当にかっこよくて、彼ら自身が輝いて見えます。
今うまいこと言ったんですよ。わざと言ったんですよ。
...照明と往々にしてセットになるのが私の所属しております音響です。音は目に見えませんが、不思議とその世界に合った音を出すことで舞台美術その他視覚系スタッフ(今初めてそう呼びました)が作った風景をより豊かに見せることができます。音だけで世界を作っていくのは難しいですが楽しくもある作業です。
舞台美術が世界の外枠を作るとしたら小道具は内装を作ってくれます。小道具が精巧だと世界観の説得力がグンとあがる感じがするのは私だけではないはず。普通は手に入らないものをあくまで合法的に作り上げてきた時などは「すげぇ」以外の言葉を失います。...見た目を似せた看板とか切れそうで切れない刃物とかそういうことですよ。
制作は稽古場を押さえてくれたり様々申し込みをしてくれたり会計の仕事をしてくれたり... 報告が入るたび色んな仕事をしてくれてありがとうという気持ちになります。彼らなくして公演は始まりません。ありがたや。
宣伝は本番前の要ですよね。彼らの仕事次第で動員数が決まるという面もかなりあると思います。お客様に公演のことを知っていただけるのは彼らのお陰です。出演者も思わず「この話おもしろそう」と言ってしまうポスターが出来たときは、出演者一同とてもワクワクしちゃいます。それが何気なく行ったお店に貼ってあったりしたら、もう、高まりますよね。

全てのスタッフを眺めてたらこんなに長くなってしまいました。つらつらとしすぎました。いろんな人に支えられて公演ができているのですね、我々は。改めて実感しました。ありがたや。

そんなスタッフの力、そして役者の稽古の集大成を、本番で皆様にお見せできるのを公演メンバー一同楽しみにしております。
役者の演技は勿論、舞台装置や衣装などにも注目ですよ!



(愉快なスタッフが舞台を作ってくれています)


さて、二週目のブログテーマ「夏といえば」。
夏といえば、プールでしょうか。と言っても、皆さんが想像するような楽しいものではありません。
私は運動が苦手な部類でしたし、水泳はもう小学生の時から特に苦手で、プールに入らなければならない夏が面倒で面倒で仕方なかったですね。
中学では幸い学校にプールが無かったので水泳の授業も必然的に無かったのですが、高校では三年生になるまでに100mメドレーが泳げるように特訓されました。
最初こそ地獄感がありましたが、友人に教えられながら少しずつ泳げるようになりました。お陰さまで今では下の上くらいには泳げるようになりました。うまくはないです。
ちなみにメドレーは途中、秘密で足を付きました。


第120回公演「サマータイムマシン・ブルース」
作:上田誠  演出:中村英幸
日時:7月16日(土)16:00~
7月17日(日)13:00~
場所:南部青少年センター
本公演は無料公演となっております。
開演は30分前になります。


長々とお付き合いありがとうございました。
次のブログもお楽しみに。