演出「よくきた! ゆうしゃ クラハ よ!」 | こじにずむ日記

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千葉大学演劇部 劇団個人主義のブログです
公演情報や日々の稽古の様子などを公開しています                 


おひさしぶりです。演出の杉田です。

先日は通し練習を行い、役者も舞台の全容を体感的にも掴みはじめてきた印象です。
わたしは手品のステージを高校生の時から作ってきた経験があり、演劇による舞台は役者たちが創造する時間や世界が非常に厚く、またおおざっぱなものだと感じることが多いです。わたしは個人主義以外の劇団を知りませんが、手品やジャグリングなどで行うような精密な動作も求められませんし、音楽のような再現性もあまり求められないですね。お客さんは何を期待して演劇を観にきてるんだろう?というのが一年生で演劇をし始めた僕の疑問でした。


公演に寄せられるお客さんのコメントや僕自身の感覚から、バーチャルな状況に相対している役者が行うリアルな感情表現が演劇でお客さんの視線と集中力を惹き付けてる一番のポイントなんじゃないかと僕は思っています。感じとしてはサッカーとかと近いんじゃないかなーという感じですね。
僕は演出をしながら、特にお客さんが集中を維持しやすい環境作りを重視して、ストレスなく役者の挙措を見られるようにしたいなあと思っています。特に演劇の頭は肝心だと思うので、一場は気合いいれて練習をしています。

今回は役者陣の中から、倉橋わこちゃんを紹介したいと思います。今回の舞台は彼女のセリフから幕が上がります。やっぱり演出としては期待がかかりますし、彼女の調子にやきもきしてしまいます。
彼女はスタッフワークを専門に個人主義に入部し、舞台に立ち始めたのは定期公演では二年前の「天使は瞳を閉じて」からですね。
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細かい技術を経験豊富な平岡なんかから教わって、ぐいぐい上手くなっていく様は圧巻です。僕の性質上彼女に指示を飛ばすことも多いんですが、ぶーたれながらもきっちりこなしてくれるところも好感度大ですね!通し練習でもコンディションが良い感じを見せてくれて、今回一押しの役者になりそうな感じです!

わこちゃんは体が固い
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