5歳の頃ラーメン屋で頭を縫う大怪我をして以降、回転は人の0.5倍、
今年も新年早々頭を車に思いきりぶつけ、急速な脳細胞の死を自覚する4年生の平岡です。
ブログを書くのは久しぶりです!
私が最近舞台に立ったのは今年の大学祭公演です。見に来てくださいましたか?
「つくりばなし」という舞台で2年生の竹内くんと共演しました。演出は前回公演演出の鈴木くんでした。
その前出たのは先輩方の卒業公演でその前は……と挙げていくとキリがないのですが、参加した公演は今回の公演でおそらく11回目になります。2桁です!
ということで実は同期の中では一番舞台に立たせてもらっています。
一番個人主義の公演に参加していたということで、その分同期以外の劇団員にもいっぱいお世話になりました。
今は昔、私が入学したときの劇団個人主義は部員20名ほどのそれほど大きくないサークルでした。
個性的な先輩たちの中でも1番関わりがあったのはやはり1つ上の代の先輩たちです。
一緒に公演を打った回数が多いことはもちろん、それ以外でも飲みに行ったり旅行に行ったりと色々な思い出があります。
演技も見習うことばかりでいつもその背中を追いかけていました。
先輩方とはたくさんの公演を共にしましたが、やっぱり1番印象に残っているのは先輩方の卒業公演「鈍獣」です。
全員での集合写真!
上段右が私、その左は3年生の築地さん、5人の先輩たちと公演をしました。
なぜか先輩が女装してたり、パンツ一丁になったり、歌いだしたり、お色気シーンがあったりとカオス盛り沢山の公演でした。
はっちゃけてブレるS先輩
踊ってブレるN先輩とO先輩
とにかくはっちゃけていたことが伝わるでしょうか。
公演写真を眺めていてもよくわからない写真ばかりだったので、勢いだけでも伝われば幸いです。
この公演で自分の力不足をひしひしと感じて辛い思いをしたこともありました。
しかし尊敬する先輩方と最後の公演を共にできてすごく嬉しかったですし、舞台上はめちゃくちゃ楽しかったです。
この公演から後は私は最高学年になって、先輩と公演を打つこともなくなりました。
打ち上げで過去最高に号泣したことは今となってはいい………いや、今でもつらい思い出です……。
というか記憶をほぼなくしているので思い出ですらないです。お酒には気をつけましょう。
私たちの下の代からはどんどん数が増えていって今や私が1年生のときの1.5倍以上の部員が在籍しています。
練習方法なども彼らによってどんどん改革されていき、世代の移り変わりを感じます。
後輩はとっても元気で演劇に対して並々ならぬ情熱をもっている子たちばかりです。
皆それぞれ個性的なのですが、なぜでしょう、陰鬱とした、というか心に闇を抱えてる、というか……ぶっちゃけていうとモテなさそうな人が多いですね。
後輩に限った話ではないのでこれは文化系サークルの宿命でしょう。
舞台上ではみんなブイブイ言わせてます。(死語)
そんなかわいい後輩たちと部室で撮った写真。
撮ってブログに載せていい?と聞いたら快くOKしてくれました。
後輩たちの仲良しさと私の自撮りの下手さが伺える1枚です。
イェーイ!陰鬱なんて言わせないぜ!(自撮りは下手)
この写真は今回の公演で使う千羽鶴作りを手伝ってくれる後輩たちです。優しい子たちだなあ……。
奥にいる坂詰くんは鶴じゃなくて「ことり」折ってるけど。
最近はなんと3月に後輩の有志による番外公演が東京の方で企画されているようですよ。
4月公演もありますし、今後も後輩たちの活躍に期待大です!
劇団個人主義はもともと年3回の本公演に全力を注いでいたのですが、大学祭公演をはじめとした有志の番外公演が精力的に行われるようになり、活動の幅が広がったように思えます。
私がいた4年間で劇団個人主義は様々なことが変わっていきました。
学生演劇はメンバーが1年ごとに入れ替わっていき、同じ劇団でも全く違った様相を呈してきます。
この変化は劇を作っていく上で大変な部分でありながら、学生演劇の魅力でもあると私は思っています。
私自身、後輩たちに毎年新しい感動をもらっていました。
だから「私がいた頃はよかった」なんて言葉はナンセンスです。
私が卒業したあとも個人主義はどんどん変わっていき、後輩たちは私を追い越してさらなる成長を遂げていくでしょう。
そう思うと、嬉しい反面、少し寂しい気持ちもあります。
しかしそんな寂しさを吹き飛ばす勢いで今は卒業公演をがんばっています!
感傷に浸る間もなく、最後の最後まで自分の全部を舞台にぶつけて役者として成長するつもりです。
4年間の変化の集大成として絶対面白いものを作ります!
「遭難、」是非見に来てくださいね!
私はわりとたくさんでます!