日本中医薬学会学術総会に参加しました。 | 漢方薬局と調剤薬局を経営する☆国際中医師・小島 晃の社長ブログ

漢方薬局と調剤薬局を経営する☆国際中医師・小島 晃の社長ブログ

静岡県沼津市で漢方薬局1店舗と調剤薬局7店舗を経営する、国際中医師で薬剤師の小島 晃が、漢方医学の知見や日々の出来事を紹介をするブログです。

皆さん、こんにちは。

 

日々の忙しさにかまけて、なかなかブログが更新できずにいました。

10月8日~9日にかけて仙台で行われた日本中医薬学会学術総会に行ってきました。

今回はオンラインが中心でしたが、私は薬剤師シンポジウムでの発表があったため仙台の会場に行きました。

今回のテーマは「中医学と一貫堂医学を融合したアレルギー疾患の治療法」です。

 

 

私たち薬局の漢方相談では294種類の漢方薬と鹿茸や水姪、牛黄などの動物生薬を使った100種類以上の医薬品や保険食品を自在に使うことができます。

そのため弁証に合わせて方剤を自在に組み合わせる「依法用方」を行いやすい環境にあります。

「中医学と一貫堂医学を融合したアレルギーの治療」は中医薬の臓腑弁証や気血弁証に一貫堂医学の体質医学を融合させて、漢方薬や保険食品を適切に配合することで高い治療効果を上げる方法です。

私はこの方法でアトピー性皮膚炎や慢性蕁麻疹などのアレルギー疾患や様々な自己免疫疾患などに良い効果を上げてきました。

薬系漢方の特徴を生かした方法なので、今回の薬剤師シンポジウムで発表させていただきました。

発表後は平馬会長や清水会頭、西野先生などと交流を深め、翌日には松島観光にも行くことができ、とても充実した2日間となりました。