KATO 3069 EF57 | TRAIN SQUARE(模型と実車)

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撮り鉄は事実上引退。現在はNゲージ(主に貨物列車)をメインに楽しんでいます。

今回は、購入以来まだupしていなかった、KATO EF57です。

 

これ、いつ買ったんだっけな・・・去年なのは間違いないんですけど💦 

 

KATO 3069 EF57

これも初代から息の長い製品ですよね。こちらはご覧の通り、リニューアル後の新製品です。先台車がやや脱線気味で端梁が曲がっているのはこの画像で気付きました。

 

武骨でカッコイイ

前に張り出したパンタグラフ。ゴツいベンチレーターが並ぶ屋根上。大きなデッキとメカニカルな台車・・・これぞ旧型電機!! とても魅力的です。

 

私が買った製品、これ実はジャンク品でかなりお安くゲットしています。

状態は、ちゃんとクリアケースに入っており付属品の欠品は無し・ボディー等にキズは無し・やや集電不良気味、といった内容でした。

 

自宅に戻り改めてチェックした所、片側の台車の真ん中の動輪軸端(ピボット)が集電板から外れていました。

台車真ん中の動輪は、台車集電板自体のサスペンション機構で上下に動く厄介な所です( ノД`) よりによってここが外れているとは・・・。

再組立てが面倒なのを承知の上で、台車を分解し問題の箇所を修理。何とか元通りに組立て無事復活と相成りました。

 

修理の終わった台車

いや〜難儀しましたよ。外れていたのが片側の台車だけで良かったです💦

メーカー工場でも実際にこれを組立てているんですよね。台車集電板や車輪の組込み等は恐らく治具を駆使しているのでしょう。

 

脱線対策

このEF57では、だいたい280mm程のカーブを通過すると先台車が脱線する持病があります。原因はデッキを固定しているツメと先輪が当たるためで、それをカットする加工は有名です。

我が鐡道でも先人たちに習い、デッキ固定ツメ(画像左側)2か所をカットし、ボンドGクリアで固定しています。

 

サスペンション付き機関車の注意箇所

近年のKATO製機関車(主に電機)は、動力ユニットに台車を嵌める時に注意する事が一つ。

画像のように台車集電板の先端(丸くなっている部分)と、動力ユニットの集電板が当たっていないと、カーブで台車が首を振りにくい等の不具合が起き、脱線の可能性もあります。

 

正しい状態

↑真横から見た所↑ ↓やや上から見た所↓

このように、台車集電板先端と動力ユニット集電板が接触し、やや押されて反っているのが正しい状態です。

 

 

と、何だかんだで我が鐡道のEF57は絶好調な状態に復帰しました。こういう整備、細かい作業の連続ですが、自分は結構好きですよ。