昨年1月に我が鐡道に配備された、KATO 3092-1 EF210-300番台。
中古での導入で、付属パーツのセットアップを行い一度ボッチ運転會でデビューさせたのですが、起動電圧が高いというか、パワーパックのツマミを回しても中々走りださないのです。
という訳で、何とかしてみましょう。
動力ユニットからモーターを抜きました。
一旦、このようにモーターを抜き、シャーシ(?)だけにして手で押してみます。非常に軽くスムーズに転がり、多少滑走します。
と言う事は、車輪やギヤには問題はありません。
モーターが怪しいか?
一旦この状態で通電してみます。
やっぱり少し起動電圧が高いようです。が、回転は非常にスムーズ。う〜ん・・・ブラシが怪しいか?
両側のブラシを外しました。
画像は片側分のブラシとスプリング、キャップ(?)です。
まず、両側のブラシを外した状態で手で回してみると非常に軽く回転します。これでモーターの軸受メタルの僅かなズレ等が無い事がわかりました。そこでブラシを押し付けているスプリングを一巻だけカットして再び組み付けました。
細工の終わったモーター
再度通電してみると、細工前よりも若干低い電圧から回る様になりました。モーターは結構精密なものですから、深追いはせずこれでOKとしましょう。
しかし部品が細かい💦 老眼鏡を掛けピンセットでちまちま作業して・・・まるで手術だなこりゃ( ̄▽ ̄)
元通りに組立て
再びモーター・ウォームホイール・集電板を組み込み、最後にライト基盤を装着して試運転。細工前に比べて低い電圧で走行し始めました。
今回は偶々良い感じに作業(細工)が進み、結果的に成功しました。
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