傷口に塩。。。 | BuzzerBeat 斎藤工宝詞 公式ブログ

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感動映像プロデューサー

BuzzerBeat の

斎藤工宝詞です!





久々に連載シリーズ

書かせていただきます!





今から10年以上も前の

ことなのですが、

思い出すとかなり

胸が苦しくなります…(爆笑)





なんでこんな

恥ずかしいこと書いてんだろ?

って、ほんの少し

書くのをためらいますが

思い出して 書いてみます。^_^;





結構 内容が

暗くなってきますが

お付き合いください!^_^;






相談しに行った

名付け親のじいさんに

「来年 西北を取れ!」

と言われ、





いやいや?

三号店の出店を決めます。

いやいや とは言っても

この時にFCの埼玉エリアで

3位くらいだったので、





この出店で一気に

埼玉のてっぺんを

狙いにいったわけです。






二号店でそこそこ

うまくいった私は

ロケットスタートを決めようと

二号店以上の販促をかけました。





そのオープン時期には

仲間の支店も同時オープン

だったので、同期の中でも

かっこをつけたかったんですね ^_^;





市場も大きかったので

おそらく二号店の倍は

販促をかけた記憶があります。





ところが、

フタを開けてみると

見込みの半分の売上げしか

ありません。。。





オープン初日こそ

まずまずご来店頂けたのですが

二日目、三日目と

そりゃ寒い サブイ

オープンとなってしまいました。





おまけに店長に

任命したスタッフが

まさかの契約違反。。。





私はイライラで短気を起こし

織田信長の如く

一週間でその店長を

クビにしてしまうのです。





残されたスタッフは

右も左もわからない新人さん。

まかせるつもりが

三号店に私がはりつきに

なってしまいました。。。





お客が来ないから

仕事もないわけで ^_^;





ずっと接客のロープレや

ギフトの風習講座が続きます。





新人さんにはまかせられないので

外回りにも行くことができず

売上げを取るには





チラシという飛び道具に

頼るしかなく、

そこで年末を迎え

私はパワープレイに出ます。






今まで打ったこともない

枚数のチラシを打ち

カタログを採用し

日中外に出れないので

閉店後、夜中に何日も

ポスティングをしました。





「今度こそ 売れるぞっ!」





しかし、年末商戦に入っても

二号店の半分も売れず

とうとう年を越してしまいました。





もちろん、仲間の支店オープン

の中では、ダントツのペケ。

今まで埼玉で培ってきたものは

何ひとつ通用しなかったのです。





そして、本店で母と祖母が

企画したジュエリーの展示会の

利益まで、私の暴走の販促で

使ってしまうという大失態。。。。





自分が通用しなかったという

ことだけでなく

自分の存在すら

世の中に否定されているようで

本当に落ち込みました。






そんな時でも母は

傷口に塩を塗るような

厳しい言葉を

毎日毎日 浴びせます!(笑)












「お前のせいで

会社が傾いたら

どう責任を取るんだ!」











顔を見つけては

毎日何回も言われ続け

もう反論できないくらい

私は弱っていました。






( それでも親かよ。。。)





とも思いましたが、

今考えれば当たり前の話で

当然のはなしです。





結果が出せないのだから

傷に塩を塗られても

タバスコ塗られても

仕方がありません。





私はたまらず、名付け親を

また訪ねました。

すると じいさんは状況を

把握しているような素振りで





「キツいじゃろ。

通用しないじゃろ。

それが いーんだ!

ホッホッホッ … (笑) 」





( うるとら カチン!) 怒





このじいさんの言うことなんか

聞かなければよかった!

と心底思いました。。。。

うるとら  くそジジィーーーー!





相談に行っても

じいさんは笑ってるだけで

何にも希望の光が

見えなかったのです。






そんな時

フランチャイズの本部の

当時の偉い人間が

こう言ってるのを

人づてに聞くことになります。






「斎藤の三号店、

   あれ … コケるで。」





これにはさすがに

 私もショックでした。





本来、加盟店をバックアップする

役割の本部が 傍観者のような

他人事なわけです。





逆に今考えれば

自分がどれだけ甘ったれ

だったのか、ということに

気付きますが、

当時は心細かったんですね。

いちいち傷付いてました。^_^;






「何くそー!」

と言って漫画のように

逆転できれば

かっこいいのですが





この後も

ずっと ずっと

苦しむこととなります。