どうせ…。 | BuzzerBeat 斎藤工宝詞 公式ブログ

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感動映像プロデューサー

BuzzerBeat の

斎藤工宝詞です!






連載シリーズ

書かさせていただきます!






父が残してくれた

スタッフとは

本当にうまくいった私も





なぜか

母が集めたスタッフとは

うまくいきませんでした。





言葉が荒々しいですが

決して愛情のあるタイプではない

母には、似た感じのスタッフが

集まってきてしまいます。






その頃、自分の中で

約束の10年経ったわけで

自分で会社を動かしたくなる

欲求も芽生えてきました。





しかし、兄をチヤホヤした

反動なのか、

母は 私には厳しく

「これ差別?」 って

思ってました。(笑)





そして

母の猪突猛進は

さらにヒートアップ!











勝手にアパレルの

ボランタリーチェーンに入会し

結局 出席するのはオレ。^_^;





視察で何度も

ロサンゼルスに行ったり

当時流行っていた

韓国仕入れや 中国仕入に

月に2回は行ってました。





でも、

「これって どうなの?」

って思ってました。





そして、

父の代のスタッフが数名

母の代のスタッフが主力で

私の代の若いスタッフと

三代のスタッフが入りまじります。





当然、会社の中は

ごちゃごちゃ。

販売しか意識のない母は

社員教育などは

「時間の無駄!」

という考えの持ち主!(笑)





でも、時代はワープロから

どんどんコンピュータ化され

私の中では焦りが生じます。





創業は創業の苦しみがあり

後継者には後継者の

苦しみも なかなかのもの。。。





時代はF1でも

クラシックカーをうまく

使わざるおえない。





ベテランを大事にしたい反面

わりと苦しい時期でした。。。





ここで私は

見事に くさります!…(笑)

どうせ、ってやつです。





10年経っても

どうせ思うように

やらしてくれないなら

オレは 仕事を流す…と






興味は趣味へ趣味へと

落ちていってしまいました。^_^;

仕事的にはまったく

成長のない時期を過ごします。






実は、勝負強いこともあり

部活で志なかばで引退したせいか

競争ごとが大好物な私は

趣味に活路を見出していきます。






今思えばそうとう

くだらない思考なのですが

ここからの

落ち方はひどい。(笑)





付き合いで始めるようになった

ゴルフも1年くらいで 89の

スコアが出て 小鼻満開!(笑)

毎晩では足らず、

早朝にも練習するほど。。。。





そしてここからが

さらに ヒドイ!(笑)





数年間ハマったゴルフに

「さすがに これではいかん。」

と思い、釣りならいいだろ…

とハマったバス釣り。






これがまた

競争好きの火がついて






最初は近所の沼で

小バスを釣っていた私も











ジョンボートから

トーナメントに出るため

Vハルボートへ










さらに

腕だめしをしたくなり

霞ヶ浦や河口湖

檜原湖、野尻湖で

トーナメントに出るようになり





最後は勝つために

湖上で100km近く

スピードの出る

18フィートのバスボート。











トーナメントでも

プロに勝てるようになり

趣味のために

仕事をするようになりました。





今考えると本当に

大バカ野郎…です。(>_<)

当然、母との関係も

毎日が青コーナー

赤コーナー。。。。。





でも、逆に考えると

これも少しは無駄では

なかった気がします。





今となっては

企画やイベントで

「斎藤はハズさない」 と

言っていただけるのですが





釣りにハマっていた時の

独特の 「よみ」 が

活きてるのかもしれません。

いわゆる 「勘」 なのですが、





釣りもトーナメントとなると

風、気候、季節、選手を

データに基づき

徹底的に割り出し

最後の頼りになるのは

 「直感」 でした。





プロに勝って私が

優勝した時はいつも

最後の 「直感」 で

試合終了間際に

ビックウエイトを取りました。





今、商売をしていく上で

 「風」 をよむことを

私は凄く大事にしています。






今考えると

「バカだったなぁ…」

と思える30代でしたが

意外にこの 「寄り道」 が

数年後に役に立つことも

あるんだなぁ… とも思いました。





でも、ちゃんと

お天道様は見ていてくれて

「この、大馬鹿者 ぉぉぉー!」

と叱ってくれる 出来事を

用意してくれていました。。。。