前話でついに結ばれたもも(石原さとみ)と直人(峯田和伸)でしたが、一方で市松(小日向文世)を傷つけた吉池(三浦貴大)をももは匿っていました。
そんな折、ももの真意を知ったなな(芳根京子)は直人にそれを告げます。
果たして直人は自分の置かれている立場をどう理解するのでしょうか?
ももの本当の父とは?
ももが自分の心の傷を癒すためだけに直人を利用しようと近づいたことを知っても、直人は動じませんでした。
それどころか結婚の決意を固めた二人は佳代子(笛木優子)の店で結婚披露パーティーを開きます。
そして、商店街の仲間から祝福を受けてももと直人は正式に結婚式を挙げることを約束します。
ところが、その前に立ちはだかった男が3人いました。
1人目はももの元の婚約者だった吉池でした。
吉池はももの心の隙間に侵入した直人を許せず、ももも一時の気の迷いで直人との結婚を決めてしまっただけだと自分に都合よく考えているのです。
そして本当のももの気持ちは自分の方を向いていると勘違いしています。
2人目は市松です。
市松は月島家の家元の跡継ぎはももしかいないと考えているのです。
ももに華道家を継がせるためにももと吉池の結婚を破談に導かせたのは市松でした。
ももが月島家を出て直人の自転車屋に嫁ぐことを市松が許すはずがありません。
市松は、なんと自分を傷つけた吉池を使ってももと直人の結婚を阻止しようと動いたのです。
3人目の男はなんと運転手の高井(升毅)でした。
実は高井、ももの本当の父親だったのです。
市松もそれを承知で高井を運転手として娘の近くで働かせていたのです。
なんと残酷な仕打ちを与え続けていたことでしょう。
その高井がももの気持ちを癒すためだけに近づけた直人に断を下す役割を果たすのです。
「高嶺の花」その言葉は高井の口から直人に伝えられるのです。