ロックのドラマで悠々自適生活日記

ロックのドラマで悠々自適生活日記

ドラマを見て気持ちが豊かになる日常を目指して、楽しんだドラマの感想や情報を発信してゆくブログです。毎日更新して、最新のドラマの見どころなどを紹介してゆきます。

                     

 

 

ドラマ「あなたの番です」17話で二階堂忍(横浜流星)は、菜奈(原田知世)を殺した犯人を知っているという尾野幹葉(奈緒)の誘いに騙され301号室で睡眠薬を飲まされ気を失います。

 

これからお話しする二階堂忍(横浜流星)のスピンオフストーリーは、彼が眠りから覚め気を取り戻すまでの数分間に夢の中で体験した怖いお話です。

 

 

 

 

普段は、すっかり記憶の彼方に消し去っているのですが、毎年、8月15日がやってくると思い出してしまう二階堂(横浜流星)の悪夢のような体験があります。

 

それは、いまから4年前、2015年の夏のことでした。

 

この年、まだ大学2年生だった二階堂(横浜流星)は、夏休みにヨーロッパ旅行に出かけました。

 

欧州を列車で気ままに旅をするため、出発前に日本で2週間有効のユーレイルパスを購入して、まずは、JALの飛行機に乗りパリに旅出ちました。

 

そして、スイスのジュネーブ・インターラーケン・ユングフラウ、イタリアのミラノ・ベネチア・ローマ・カプリ島、オーストリアのザルツブルク・ウィーン、ドイツのミュンヘン・ローテンベルク・ケルン、オランダ、ベルギーを経由して、特急列車ユーロスターでイギリス・ロンドンのヴィクトリア駅に到着しました。

 

しかし、ロンドンでの宿はまだ決まっていませんでした。

 

さっそくロンドンの玄関ヴィクトリア駅構内の案内所に飛び込みましたが、言われるままにパスポートを窓口の人に提示し、宿の紹介を頼んでも、ホテルはどこも満員で日本では民宿にあたるB&Bも空きは無いとの答えでした。

 

もう、日は落ちて夜8時近くになっていました。仕方なく、案内所を出て、旅行会社の代理店を探してみましたが、どこも、すでに閉まっていて人影もみえません。

 

意を決して、ヴィクトリア駅に隣接したペンション街の中の小綺麗なプチホテル「ナイト・バタフライ」に飛び込んで今夜の宿泊を申し込んでみましたが、やはり、フロント嬢の答えは、即座に満室。

 

途方に暮れて、出口に向かおうとしたその時、フロントの奥から、つややかな女性の声で「ちょっと待ちなさい」。

 

振り返ってみると、落ち着いた上品な姿の女性が立って、二階堂(横浜流星)を手招きしていました。

 

「明日は8月15日なのよ  知っているでしょ ロンドンでは記念行事があるの“対日戦勝記念日” だから、ロンドン中のホテルもうちみたいなペンションも日本人はとめることが出来ないの」

 

「イギリス人のお客さんは今夜から大騒ぎをして祝うから、トラブルになるでしょ だから、敬遠するのよ」

 

「 ここでも、もうすぐレストランで祝杯があがるから、ここにはお泊めできないけれど………………………………..お困りでしょ少し待っていてね。」

 

そう言ってその女性は、奥に戻るとスタッフにいくつか申し付けて、再び、フロントのあるロビーに現れます。

 

私服になったその女性は、先ほどよりもずっと若くみえ、キーラ・ナイト・レイのように輝いてみえた。

 

女性は二階堂(横浜流星)の先に立って、高級店が並ぶナイツブリッジを通り、ハイドパークの南まで来た時、木立に囲まれた瀟洒な邸宅の門の前で立ち止まり、堅牢に設えたレンガつくりの門の鉄扉を自分で押し開け、そして、二階堂(横浜流星)を中庭に招きいれてくれたのでした。

 

そこには、広々とした大きなバラ園が綺麗に整備されていて、丹精にガーデニングを楽しむ家主の上品な趣味が伺われるほどの立派な庭園でした。

 

その時、外灯の灯りに照らし出された美しいバラの苑が発する芳醇な香りに気を奪われていなかったら、かすかに土の中から聞こえるささやきを聞き逃すことは無かったでしょうに。

 

                       

 

 

さてその後、この豪奢な邸宅に招き入れられた二階堂(横浜流星)は、今夜の宿としてこの屋敷の2階のひと部屋を与えられたのでした。

 

ここは客間らしく部屋の広さもゆったりとしていて、豪華な刺繍を施したビクトリア調の家具にもエレガントなセンスが感じられました。

 

ただし、彼女から靴を履き替えるように言われ、室内用のスリッパのような靴が部屋のドアの前に置かれていたのが二階堂(横浜流星)には不思議でした。 

 

 

 

そして、急遽、用意してもらった簡単な夕食を食堂で済ませると、この家のご主人が姿を現しました。

 

初老の穏やかな風貌の紳士でしたが、車椅子に座った下半身は大きな膝掛けで覆われていました。

 

「ようこそお出でくださいました。なんのおもてなしも出来ませんが、ゆっくりしていってください。 どうです しばらくの間 お泊り戴いては、なあエリザベス」

 

そう言って、私を招いてくれた女性を振り返ります。

 

「そうね わたしもそう考えていたところなの いいアイデアだわジョージ」

 

二階堂(横浜流星)が返事に詰まっている時、二人は顔を合わせて微笑んでいました。

 

それが、なんのサインだったのか その時は全く知る由もありませんでした。

 

 

 

ご夫婦が食堂から去ると、つづいて二階堂(横浜流星)も部屋にもどり、シャワーを使いました。

 

この旅は夜行列車を何度も利用したこともあって、毎日、ホテルでバスやシャワーを使うことが出来なかったので、熱い湯がとても嬉しかったのです。

 

そのうえ大きなバスタブまであって、ゆっくり風呂を楽しむことが出来て極楽気分に浸っていた。

 

その時でした。

 

ドアノブがゆっくりと回って、ドアが静かに開く音がしました。

 

二階堂(横浜流星)は一瞬驚きますが、「お湯は熱すぎない」というエリザベスの声が聞こえると安心して、ふたたびリラックスを取り戻します。

 

「ちょうど良いかげんですよ」ちょっとおどけた口調で返すと。

 

すぐさま、「じゃ わたしも一緒にお風呂しちゃおうかな~」の声が終わらないうちにエリザベスはバスの部屋のドアを開け、そこでタオルを脱ぎ捨てて全裸の姿になって広いバスタブの湯に体を沈めてきたのでした。

 

二階堂(横浜流星)の若く健康な肉体がこの誘惑に耐えられる筈もありません。

 

エリザベスは、まるで意のままに二階堂(横浜流星)の別人格を何度も弄(もてあそ)んだのです。

 

3回目が果てた次の瞬間、二階堂(横浜流星)はエリザベスの裸体を押しのけて、立ち上がり、本当のシャワーを使って熱いお湯で顔を何度も洗います。

 

完全に満足げなエリザベスを後ろに、バスルームを出た二階堂(横浜流星)は、バスローブ姿でベッドに潜り込み眠りに落ちていったのでした。

 

 

 

翌朝、目を覚ました二階堂(横浜流星)は、昨夜の興奮が頭から離れず、気持ちを落ち着かせようとして、ベッドのはしに座り、ぼんやりとレースのカーテン越しに庭園のバラを眺めていると、一瞬、庭のバラの花が一斉に二階堂(横浜流星)の方を向いたような気がして、心臓が激しく鼓動するのが自分でも判りました。

 

大きく深呼吸をして、バスルームのドアを開け、中を覗き込んでみると、なにごともなかったかのように、綺麗に整理された状態に戻っていました。

 

「そうだ あれは夢だったんだ。なにも無かったんだ。妄想だったんだ」

 

そう自分に言い聞かせると、気持ちがすっと落ち着いてきた。

 

                  

 

そこに、エリザベスの朝食をすすめる明るい声が聞こえてきました。

 

なんだかとても気恥ずかしい顔で、食堂に下りていった二階堂(横浜流星)の顔をみて、エリザベスもジョージも、「昨夜は良く眠れましたか?」と爽やかに朝の挨拶をしてくれたので、二階堂(横浜流星)はいよいよ自分の下劣さに恥じ入ってしまいました。 

 

朝食を取りながら、2人は二階堂(横浜流星)のロンドンにたどり着くまでの旅の話を興味深そうに聞いてくれました。

 

特に、ヨーロッパで最高地点にあるユングフラウ・ヨッホの氷の駅の話や、パリで観たムーランルージュのショーの話にはとても強い関心を寄せていたように思えました。

 

ご夫婦についても、このとき知ったことですが、ジョージは、自動車事故による怪我がもとで、下半身が麻痺してずっと車椅子の生活を送っていて、エリザベスは夫の財産を管理しながら、ペンションを経営しています。

 

夫婦の楽しみはガーデニングで、広い庭園を飾るバラの栽培でした。

 

伝統的な赤いレディー・ローズやピンクのコンフィダンスをはじめ、淡い黄色が美しいロイヤル・ハイネスやホワイト・クリスマス。ちゅうりんのチャールストンやオレンジ色のテキーラ。鮮やかなショッキング・ブルーやゴールド・バニー。

 

それにコクテールやクライミング・サラバンドなどのつる薔薇類まで、それは、数え切れないくらいの薔薇の園芸品種がこの庭園を彩っていました。

 

その日、二階堂(横浜流星)は対日戦勝式典が行われるバッキンガム宮殿周辺を避けて、テムズ川を航行する遊覧船に乗って、ビック・ベンやロンドン橋などを見て周り、帰りに大英博物館に立ち寄って夕方には、邸宅に戻りもう一晩だけ泊めてもらうことになりました。

 

その日の夕食は、思った以上の豪華な食卓になっていました。

 

伝統的な英国料理のローストビーフはもちろん、さすが島国のイギリスらしく舌ビラメやたらなどの魚介類が新鮮で美味しいことには驚きました。

 

それに、かつてひの沈まぬと言われた世界の大英帝国圏の国々から料理が並びました。

 

香辛料たっぷりのカレーやタンドリーチキン、シシカバブー、上海ガニまで、テーブルの上には盛りだくさんの料理で溢れそうでした。

 

 

 

美味しい料理は人を笑顔にさせます。 

 

そして、美酒はひとを油断させるのです。

 

夕げも終わる頃、楽しい話題も尽き、ジョージが自室に引き上げていったその時でした。

 

 

二階堂(横浜流星)はソファにすわり、くつろいでいました。

 

 

エリザベスは、ジョージを車椅子から寝室のベッドに移すと、リビングに戻ってきて、いきなり、エリザベスの手が二階堂(横浜流星)の股間に伸びてきました。

 

 

きのうの晩の出来事は夢ではなかったんだ!

 

 

そう思ったとたんに、彼女は、堪え切れずに笑い始めました。 

 

「元気がいいのね うふっ」

 

あわててエリザベスの手を払い、逃げ帰るように階段に向かおうとする二階堂(横浜流星)に、エリザベスは、後ろから抱きつき、「まだまだ、こんなもんじゃ許してあげない!」と言って追い討ちをかけます。

 

それでも、エリザベスの腕を振りほどき這うように2階の自分の部屋にもどりほっと息をつくと、もうすでに追ってきたエリザベスはドアのこちら側に野性のメスの姿になって立っていました。

 

昨夜に続いて、今夜も“お勤め”が待っていたのです。

 

 

いつの間にか寝入ってしまった二階堂(横浜流星)は、数時間後、目が覚めると、またさっきのことが妄想であるような感覚に襲われました。

 

もちろん、エリザベスの姿は部屋にすでに無く、窓から見えるあたりの景色は真っ暗です。真夜中の1時でした。

 

二階堂(横浜流星)はこの時、強いのどの渇きを覚えそっと階段を下りてキッチンへ言って水を飲もうとしていました。

 

すると、居間の方から2人の声が聞こえてくるのでした。

 

 「もうじゅうぶん楽しんだかい エリザベス」

 「ありがとう あなた でも もうじゅうぶんよ ジョージ」

 「じゃ 今夜あたり、始末するかい?」

 「もう 昼間、あのかたが出かけた時に、穴は用意しておいたわ」

 「靴は残すなよ」

 「大丈夫 いつものように階段の下の納戸にしまったわ」 

 

ぼくは、恐ろしさに床を這いながら階段のところまで戻ると、納戸の戸をそっとすこしだけ開けてみました。

 

すると、そこには男物の靴が山のように積み上げられていました。

 

二階堂(横浜流星)は、自分のトレッキングシューズをそのなかから見つけると。荷物をもって2回の窓から庭園の芝生の上に飛びおりて、バラ園のなかを出口の門にむかって一目散に走って逃げようとしました。

 

すると、バラ園の中から、「おれも、連れて行ってくれ~」「薔薇の肥やしになってゆく~」「たすけてくれー」

 

といった叫びがあちこちから聞こえて来て、足がすくみましたが、体じゅうに薔薇のとげを刺したまま二階堂(横浜流星)は逃げてゆくのでした。    

 

                  

 

 

ふと気が付くと、二階堂(横浜流星)の目の前には尾野幹葉の顔が近づいていました。

 

尾野を払いのけた二階堂(横浜流星)。

 

時計を見ると301号室の部屋に入った時間から10分と経っていなかったのです。

 

「まだまだ、こんなもんじゃ許してあげない!」幹葉の声が二階堂(横浜流星)に迫ります。

 

 

                                               

 

 

ドラマ「あなたの番です」17話で南雅和(田中哲司)が8歳の娘・穂香を殺害された父親であることが判りました。

 

南は、事件の状況を独自に考察した結果、探偵を雇って犯人だと目星をつけた田宮淳一郎黒島沙和を調べていたのです。

 

ネタバレですが、これで南がマンション「キウンクエ蔵前」にやってきた理由が明らかになりました。

 

ドラマ「あなたの番です」南の娘・穂香を殺した犯人を考察しネタバレします!

 

 

 

 

南の娘穂香が殺害されていた!

 

事件が起こったのは5年前の高知県の香南という町でした。

 

新聞報道によると、南の娘・穂香が殺害されたのは5年前の平成26年の夏、暴風雨の日のことだったようです。

 

以来、南は娘・穂香を殺した犯人をユーチューバー芸人になりすまし、ずっと追いかけていたのです。

 

探偵事務所の調査報告によるとマンションの住民で高知県に関係する人物は2人。

 

田宮淳一郎(生瀬勝久)と黒島沙和(西野七瀬)です。

 

 

 

 

田宮淳一郎は5年前の平成26年4月以降、あおい銀行の高知香南支店に支店長として勤務しています。

 

その時、穂香と田宮と南は接触していたのです。

 

高い木の上に引っかかってしまった穂香ちゃんの麦藁帽子を田宮が木に登って取ってくれました。

 

ドラマではそこに父親の南が駆け寄るシーンがあります。

 

南は、田宮が穂香の可愛さのあまり誘拐し殺害したのだと疑っているのです。

 

 

 

 

黒島沙和については高知県の出身だと言うことが病院に見舞いに来た両親の土佐訛りから解っています。

 

南が黒島への疑惑を持ったのは、たぶん内山からの情報ではないでしょうか。

 

 

警察の調べによると、内山が死ぬ10日ぐらい前に、南と内山は喫茶店で会っていたのです。

 

南は、黒島と高知で同じ高校だった内山とすでに何らかの接点があり、東京でも接触していたのだと思います。

 

南はそこで内山から“黒島が穂香を殺害した犯人”だと聞いたのでしょう。

 

 

病院に入院している黒島を監視したのは、駅のホームから突き落とされたと云うのは黒島の狂言ではないかと南が疑ったからです。

 

それを確かめるために南は警備員に成りすまし黒島の様子を伺っていたのです。

 

 

 

 

穂香ちゃん殺しの真犯人をネタバレ!

 

やはり誰もが想像するとおり、内山達生(大内田悠平)が高校生時代に高知で穂香ちゃんを誘拐し殺した犯人だったのです。

 

5年前から黒島のストーカーだった内山は、自称ボディーガードなどと云いながらも黒島に嫌われていると感じていてストレスが溜まっていたのだと思います。

 

抵抗の出来ない幼い穂香ちゃんを殺害し、自分の叶うことの無い欲求を満たしていたのです。

 

 

その上、内山は南の“娘への愛“故の犯人への復讐心を利用して、黒島が穂香ちゃん殺害の犯人だと言う嘘の情報を南に流しました。

 

こうして自分勝手な想いから来る黒島への恨みを、晴らそうとしていたのです。

 

 

しかし、南は慎重に内山の話を分析して疑問に思い、黒島への復習を思い止まっていたのです。

 

そして、高知の香南で接触のあった田宮を疑い、自白させようとしています。

 

これが真相です!

 

 

 

 

まとめ

 

高知の香南で5年前に起きた南の娘・穂香ちゃん殺害事件の犯人は内山達生でした。

 

内山は、その罪を自分の思いを受け付けない黒島に擦り付けようとしていたのです。

 

そして、まだ穂香ちゃん殺しが内山の犯行だとは気が付かない南は田宮を疑い続け、無理やり自白を迫っているのです。

 

 

海水魚のスズメダイが全滅してしまった同じ水槽で、今度は難易度がやや低い淡水魚に挑戦してみました。

 

お魚はエンゼルフィッシュ2種。

 

                    

 

スカラレ・エンゼルフィッシュ

学名:Pterorhyllum scalare)

 

 

ゴールデンダイヤモンドエンゼル

(学名:Pterophyllum scalare var)

 

いずれも原産地は南米で、幼魚の時はどちらも薄いピンク色の体色をしています。

 

しかし成長するにつれて、

 

スカラレ・エンゼルフィッシュには、体に黒い縦じま模様がはっきり表れ、

 

                            

魚類図鑑より

 

 

 

ゴールデンダイヤモンドエンゼルには、鱗が光を乱反射して体に美しく艶(なま)めかしいラメが表れます。

 

                            

魚類図鑑より  

 

         

 

 

     

ではまず、飼育のための準備から始めます。

 

① 水槽に6割くらい水道水を入れて置きます。

 

 

 

② そこに水草を植えます。(プラスチック製の水草でもOK! 筆者は手間の掛からないプラスチック製です)

 

 

 

③ 水温計を設置

 

 

 

④ 水を浄化するフィルターとLEDライトを設置して水を8割まで足します。

 

 

 

⑤ ここで水道水のカルキ抜きを水槽へキャップ1杯投入します。(テトラ アクアセイブ プラスは重金属も無害化してくれます←広告ではありません)

 

 

 

 

⑥ 水温を合わせるために熱帯魚屋さんで入れてくれたビニール袋のまま、熱帯魚を水槽に浮かべます(約30分)

 

 

 

⑦ 水温が26度~27度くらいになって、ビニール袋の水と同じになったら熱帯魚を水槽に移します。

 

 

ゴールデンダイヤモンドエンゼルの幼魚も、

 

 

 

スカラレ・エンゼルフィッシュの幼魚も、

 

元気に泳ぎ始めました!

 

 

今夜はドラマ「あなたの番です」が放送されます。 Huluでは「凪のお暇」や「偽装不倫」も全話みられるょ!!

 

いまスグお試し! 2週間タダだもん!!

 

 

 

 

                                    

 

 

菜奈の命が奪われて以来、復讐を誓って真犯人を追う毎日を過ごしてきた翔太(田中圭)でした。

 

しかし、翔太が動こうとすると何故か?新たな殺人事件の第一発見者になってしまいます。

 

神谷刑事(浅香航大)の時も、内山達生(大内田悠平)の時も無残な遺体を目の前にして、翔太の気持ちは打ちのめされてゆきます。

 

犯人はどう考察しても分らない............翔太は悩むのです。

 

 

そんな翔太に、二階堂(横浜流星)もAI菜奈ちゃん(声:原田知世)も「旅行にでも行って気を晴らして来たら?」と勧めてくれたのです。

 

 

 

そういう経緯があって翔太は、自分を取り戻し犯人を考察するためタイへと旅立ったのです。

 

 

 

                                                 
 

 

翔太スピンオフVol.1 タイ放浪犯人考察の旅バンコク前編

 

ワット・プラケオ

 

                                     

 

  今から一年ほど前の平成二十四年一月八日、翔太はタイの首都バンコクの観光スポットであるワット・プラケオの仏塔プラ・シー・ラタナー・チェディの前に立っていました。

 

  目的は、手前に見える本堂に安置されたエメラルドの仏像を拝観するためです。

 

  ところが、長い行列の先に拝むことができたのは、仏像ではなく、黒い瞳のタイの妖精だったのです。

 

   翔太の前に並んでいた彼女の顔が、フジテレビのアナウンサー庄野陽子にそっくりだったため、日本人に違いないと思い込んで、「あと何時間並んだらエメラルドの仏像に逢えますかね」と声をかけたのがきっかけでした。

 

  明るい茶色に染めた細身の彼女の名前は、タッカテーン・オラタイ 18歳でタイ式琴の奏者だと本人は言っていました。

 

タイ東北部イサーンの農家の出身で、16歳の時、バンコクにやって来て、音楽の学校に行くために、今はストリートパフォーマンスをして暮らしていると話してくれたのです。

  

  翌日の午前中、チャオプラヤー川に沿った王宮裏通りに行って見ると、髪を黒く染めて、女子高生の制服を着たタッカテーンが小さなタイ琴を弾いていた。東南アジア独特の木琴のリズムが、通り過ぎてゆく観光客の足を止めています。

 

 この出会いが、翔太の運命を変えていったきっかけになろうとは、この時は知る由も無かったのでした。

 

 

暁の寺 ワット・アルン

 

  バンコク滞在三日目には、翔太は、タッカテーンにジュディと言うニックネームを付けて彼女を呼んでいました。

 

彼女も翔太も、偶然にも7月生まれだったので、ジュライをモジって女の子らしいジュディにしてみたら、気に入ったらしく何度も自分のニックネームを復唱しています。

 

正直、可愛かった。

 

  二人でワット・アルンの輝く仏塔の急な階段を、手をつないで登りました。

 

地上が遥か遠くになるにつれて、ジュディは恐がって、翔太にしがみ付く。片を抱いてやると、胸元から甘い女性の香りがしました。

 

 その日、このお寺が夕日に染まる頃、ジュディは翔太の腕の中で、十八歳の青春を燃やしていたのです。

 

 

 

ワット・ポー 涅槃仏

 

翌朝、ホテルで目覚めると、ジュディは、紫のジャケットに黒いロングスカートに着替えて部屋のバルコニーの椅子に腰掛けています。

 

 昨日までの清楚な淡い色の服のイメージとは対照的な、刺激的で、挑発的な香りのジュディがいたのです。

 

 「いつ着替えたの」翔太は、思わず声に出してしまいます。

 

 ジュディは、それには答えず、 「今日は、翔太がいいところへ案内するわ」と言うなり、翔太を引っ張るようにして、ホテルを後にした。

 

 翔太の知るジュディではない何かを感じました。

 

 

 

  ワット・ポー そこは、タイで一番有名な涅槃仏のお寺です。

 

 ジュディは、翔太を涅槃仏の足の裏の見える場所まで、導くと手を合わせてじっと拝み続けます。

 

その姿を見て

 

 翔太も並んで形だけ拝んでいました。

 

 後で知った事ですけれど、涅槃物の足の裏にはバラモン教のおきょうの曼荼羅が描かれていて、ここでの誓いは信者にとって、

一生を左右する約束をホトケサマと交わしたことになるらしいのでした。

 

 

 お寺を出た翔太達は、お昼ご飯を食べにカオサン通りへと向かいます。

 

 ジュディに日本食を食べさせてあげたくて、竹亭に入りました。

 

 お寿司と冷やし中華と海老の天ぷらを注文し、2人で大瓶のビールを一本空けましたが、ジュディはすこしも酔わなかったのです。

 

アルコールに強い体質なのかもしれない。その時はそう思いました。

 

 食事が終ると、ジュディは、「友達がこの近くにいるの」と言って、また翔太の腕をつかんで店を出ます。

 

 

                                           

 

 ジュディの友達は、カオサン通りの雑貨店の前に立っていました。

 

名前はユン。 

 

一緒にイサーンの村から出てきた幼馴染らしい。

 

 日本を出発する前に、CDと教本でタイ語会話の勉強はしたものの、二人の会話は、方言が強くて全く聴き取ることが出来ませんでした。

 

  この時の話が、少しでも理解できていたら、あんな事にはならなかったと想い、今でも悔しいのです。

 

 

 

 

 

ユンと

 

 バンコク滞在4日目、ジュディは今日、タイ式琴の習い事があるので、一日郊外のお寺に行ってしまいます。

 

 案内もいないので、地図と地球の歩き方を片手にバンコクの町を歩いてみました。

 

 

 始めに、BTS(スカイトレイン)に乗り、バンコクで一番の繁華街サヤーム・スクエアに到着。

 

ここには、大きなショッピングビルが林立しているのです。

 

日本の伊勢丹もこの一角にありました。

 

まるで、銀座の街並みと同じで、人並みが絶えません。

 

ここを歩く人は、身なりからしてタイのセレブか外国人。

 

商品も外国製品が多く、値段も国際価格です。

 

バンコクで癒しの場所と言えば、有名なルンビニ公園と言われているらしい。

 

大きな池があって、かめがたくさん住んでいるという。再びBTSシーロム線に乗って、サダディーン駅で降ります。

 

目の前がルンビ二公園。

 

工事中なのか、意外と樹木の少ない、暑そうな公園だったので、中には入らず、チャルン・クルン通りを、公園とは反対方向の西に向かって歩き、マクドナルドのお店に入ったのです。

 

窓越しに見えるタニアン通りは有名な歓楽街で、ゴーゴーバーや怪しい飲食店が奥まで続いています。

 

夜になると、この通りには、夜市の屋台が並び、混沌とした賑わいを見せます

 

                                                             

 窓際の椅子に腰掛けて、通りの様子を眺めていると、突然、背中から日本語の女性の声が聞こえてきました。

 

「きのうカオサンで、お会いした方じゃありませんか?」

 

 振り向くと、ショートパンツにキャミソールのユンが一人で立っています。

 

 はち切れるほどの若い肉体を惜しげもなく晒しながら、10代とは思われぬ艶のある声で話しかけてきたのです。

 

「偶然だね。 今日はこの近くでお買い物?」

 

すこし動揺した翔太は、うなずく事も忘れて、彼女に日本語で返しています。

 

「夕方からお勤めがあるの」

 

屈託のない笑顔で、ユンは答えます。

 

「それにしても、日本語がお上手ですね。」

 

 慌てて、翔太が話をつなぐと、

 

「お店に来る日本人のお客さんが教えてくれたの」

 

 この場所で、お店と言えば、どんな処か言わなくても解る。

 

 なのにユンは続けた。

 

 「毎晩、日本人のお客さん沢山お酒飲みに来ます。」

 

 ユンの話は、少し解りずらいところもあるが、十分意味は通じています。

 

「お客さんから日本語習ったの?」

 

「お店のオーナーの佐伯さんから教えてもらったの」ユンは、すこし声を落とします。

 

「佐伯さん、日本のマフィアでした。でも、とってもいい人。いつも優しくしてくれたの。でも、もういないの。 新しい韓国人のママがお店を買い取ったの」

 

佐伯は店と一緒に、ホステスも売り飛ばしたのか!

 

 

 

翔太は、佐伯さんのことよりも、今のユンの事の方が知りたくなりました。

 

「ユンは、何処に住んでいるの?この近く?」

 

彼女は、また微笑みながら、ゆっくり首を横に振ります。

 

「翔太、わたし日本に行きたいの。お金貯めて、日本語勉強して、日本に行って歌手に成りたいの。」

 

最近、日本のアイドルグループが東南アジアへ進出して人気が出てきていることは知っていました。

 

地元の少女を集めて、人気アイドルグループのコピーを創る動きもあるのです。

 

 

 

 こうして、マクドナルドで、二人は夕方までコーラ一杯で話をしました。

 

 それでユンの身の上は大体解りました。

 

 彼女達のような、貧しいタイ東北地方イサーン出身の女の子は、まず十二歳か三歳の少女の頃、親兄弟に地元の農村のマフィアに売られて土地が比較的豊かな北部のチェンマイやチェンライの農村で働きます。

 

僅かな賃金の中、家族に仕送りを続けますが、年齢が十六才位に成ると、バンコクのマフィアが来て、また売られて、今度は都会の歓楽街で働くことになるのです。

 

 

 そこで、彼女達は容姿の良し悪しで、外国人相手のクラブやラウンジに買われる娘と、個室マーッサージ店やゴーゴーバーに買われてゆく娘とにわかれます。

 

ここで、年季明けまで働き、仕送りをしながら借金を返し、やがて、イサーンに帰り、結婚して貧しい農家を継いでゆく。

 

何世代もこの繰り返しが続いているのです。

 

 

 

ジュディのことに話が及ぶとユンは、しゃべらなくなります。

 

とっくに無くなっているコーラのカップの底を、ストローで何度も吸って、翔太の問いをはぐらかしたのです。

 

「ママがいけないの。ママが悪いの。」

 

 帰ってくる答えは、それだけ。

 

 ジュディもユンと同じ店のホステスだったんです。

                               

                                 

            

 話は途切れ途切れになってゆきました。

 

 窓の外を観ると、 タニアン通りの 夜市の屋台が組まれ始めました。

 

みるみる内に、パイプの骨組みが出来上がり、テントが張られ、あちこちで白熱灯の灯りも点きだします。

 

 「すこし、歩いてみる?」

 

 吹っ切る様に、ユンが明るい声で誘ってくれました。

 

 

 店を出て高架したの通りを渡ると、タニアン通りの 夜市の屋台はすっかり出来上がり、商品が並び始めています。

 

 衣類、装飾品、フルーツやお菓子、カバンや靴、それに仏像や花までなんでも並んでいました。

 

 通りの両側に何件も並ぶゴーゴーバーの中からは、激しいリズムの音楽が大音量で響き渡ってきて、それに合わせて、店の女の子が体にぴったり張り付いた服を着て踊っているのです。

 

次々と微笑で誘ってくるが、声は掛けては来ません。

 

 一筋、東側にあるのがハッポン通り。

 

瀬里奈とか胡蝶など日本語の高級料理店の看板が目立つが、ユンが言うには、どのお店も今は中国人のオーナーだそうです。

      

 

                               

 どのビルにも沢山のバーやスナックやクラブなどの飲食店が入っています。

 

 赤坂とか、六本木とか、心斎橋とか日本の繁華街を店の名前にしている処が多く感じたのです。

 

ほんのみじかい期間でも日本を離れると、こんなお店の名前に惹かれるのだろうか?

 

懐かしく想えて来るのだろうか? 帰巣本能なのか?

 

ハッポン通りは賑わいを見せています。

 

 「ユン達のお店は何処?」

 

 思い切って聞いてみました。

 

 「そこの路地の奥の馬車みちって言うお店なの。」

 

 指差した方向を見ると、確かに路地の奥に「馬車みち」とたてに書いた看板があり、小さなドアが見えます。

 

 「じゃあ今夜はここでお別れだね。今日は付き合ってくれてありがとう。」翔太は、ユンにさよならを言うつもりでした。

 

ユンはちょっと切なそうな顔をしてはにかんだが、すぐに顔を上げて

 

 「いっぱいお話が出来て、とっても楽しかった。ありがとう」

 

 と明るい声で答えた後、店の方へ小走りで歩いてゆきました。

 

 翔太は、後姿を見送りながら、なにか清々しい気持ちになっていたのです。

 

 

 

 

 翔太の泊まっているザ・インペリアル・クイーンズパークホテルは、スクインビット通りをすこしソイ22に入ったところにあります。

 

また、BTSに乗り、ブロンボン駅で降りて、クイーンズパークという大きい公園の歩道を歩きます。

 

辺りはもうすでに暗く、 街頭もない。 

 

なんとなく先ほどから後をつけられている気配がします。

 

距離が開いているせいかまだ、恐怖感はないのですが、確実に背中に視線を感じるのです。

 

とうとう正体を知りたくなって公園の植え込みの影に隠れます。

 

 

やはり、尾行されていた。 

 

人影は翔太が消えた辺りで立ち止まり、周りをキョロキョロと捜し始めたのです。

 

茂みから飛び出した翔太は、その人影に向かって言います。

 

「お嬢さん! こんなところで誰をお探しですか?」

 

 人影は、ユンだったのです。  

 

                                               

 

ユンは一瞬たじろぐと、両手で顔を覆い隠そうとしました。

 

 翔太は、その手を顔から剥いで捕まえます。

 

「ごめんなさい。ずっとつけて来たの。」

 

 恥じらいを含んだ声で、彼女はつぶやきます。

 

 彼女の行動を好意と解釈した翔太は、彼女の手を引いてホテルの部屋へ招き入れたのです。

                                              

 

 もう言葉を交わさなくても、通じるものがありました。

 

 ユンは、目の前で、自ら服を脱ぎシャワーを使います。

 

ガラス張りの浴室の中から、熱い誘いが感じとれました。

 

 

 翔太の理性は限界に達していた。待ちきれませんでした。

 

 

 思い切って、衣類を脱ぎ捨て、浴室に押し入った翔太を、勝ち誇ったように、両手を翔太の首に廻しながら、ユンは 妖しい微笑で翔太を迎えます。

 

 

ジュディの体に残っていた蕾の香りは全くなかったのですが、一度食べると虜にされる南国のうれた果実の味わいがありました。

 

激しいキスの後、ふたつの裸体は立ったまま結ばれた。

 


バンコク前編おわり  後編へ

 

 

 

Huluならば、「あなたの番です」全話見られるよ!

                

 

菜奈の死を忘れ、犯人への復讐を一時おあずけにして、考察の旅に出た翔太。

 

タイのバンコクで不思議な体験をします。

 

それは、犯人を考察する上で重要なヒントとなるもののハズです。

 

連続殺人事件の鍵となる手掛かりは得られるのでしょうか?

 

翔太の犯人考察のタイ・バンコクの旅の後編をお楽しみください!

 

 

 

パタヤの海

 

翌日は、ジュディとパタヤーの海に行く約束をしていました。

 

ジュディとの待ち合わせは、スクインビット通りにある東バスターミナル。

 

大型バスがひっきりなしに狭いターミナルに停車しては出てゆきます。

 

ここから出発するバスの行き先はバンコク東南部の郊外。

 

パタヤーゆきのバスはすでに停まっていて客の乗車を待っていました。

 

 ジュディは約束に時間より5分遅れてやってきます。

 

ユンともう一人若いイタリア人の男が一緒でした。

 

 「ユンと彼氏も一緒に行きたいっていうの。いいでしょ」ジュディは、控えめな口調で言います。

 

 「むろん構わないさ」 昨日のユンとのことがあって翔太は後ろめたさから平静を装いますが、内心は、ジュディにばれてはいないかという心配と、ユンの彼氏への嫉妬心で心は揺らいでいたのです。

 

 ユンの彼氏はパニーニョという名前で、話してみると割と気さくなやつだったので、今日一日くらいは友好関係を保てそうな気がしました。

 

 同行者が揃ったところで、それぞれポップコーンとコーラを持って、バスに乗り込むと、ユンがジュディの隣の席へ座ってしまいます。

 

必然的にパニーニョと翔太が隣同志になりました。

 

最初、気まずい空気が二人の間に流れましたが、バスが出発すると彼が積極的に話しかけてきたので、会話は弾み、パタヤーまでの2時間の車中は楽しいものとなりました。

 

 パニーニョは、二十五歳。

 

バックパッカーで一年前から世界中を旅し続けているといいます。

 

南米やアフリカも歩き、今はインドからバングラデッシュを経由して、タイにまでやってきたそうです。

 

「ミャンマーは、いま鎖国していても通過できたの?」聞いてみたくなりました。

 

 パニーニョの答えは、北部ミャンマーは、政府が統治できていないので、ビザもパスポートも提示することなしに中国華僑のトラックに乗って通過できたと云うことでした。

 

 タイ・ミャンマー・ラオスの国境周辺は、アヘンの生産地で武装した中国系密輸組織が実効支配しているため、どの国も自国の領土であるにもかかわらず、統治できていないらしいと聞いてはいたが、本当でした。

 

                   

 

 パタヤーのバスターミナルからソンテオに乗り換えて、バリハイ桟橋に向いました。

 

 海の綺麗なラーン島への船に乗るためだ。ハデハデの看板が並ぶ歓楽街を過ぎて、海沿いの遊歩道が見えてくると桟橋に着きました。

 

 桟橋の先端から船が出るらしいのです。

 

ジュディとユンは二人でどんどん先に行ってしまいます。

 

大勢の観光客が桟橋を行き交う中、二人の背中を追いかけることになりました。

 

バスの中にいる時から翔太はユンがジュディに昨日のことを話してしまわないだろうか気になっていたのです。

 

 

 

 船着き場で、やっと二人に追いついます。

 

翔太は恐る恐るジュディに「二人で何を話していたの?」と聞いてみました。

 

すると、「パニーニョと盛り上がっていたみたいじゃない」 ジュディの答えが突き刺さるように聞こえてきます。

 

 やっぱり、ユンの奴ジュディに言ってしまったのだ。

 

翔太は顔から汗が出てくるのを感じます。

 

ユンは、そんな翔太の焦燥を全く知らぬ顔で、今度はパニーニョとじゃれあっています。

 

 憎らしいくらい屈託なくはしゃいでいるのです。

 

乗船中、ジュディは翔太と口を訊いてくれません。

 

翔太は、楽しいしょう旅行が地獄の苦痛を味わうことになろうとは、思ってもみなませんでした。

                                   

 

 

 ラーン島に着いても、ジュディは翔太を避けています。

 

 ユンとジュディは、先に二人分のビーチチェアーを見つけ、荷物を降ろして服を脱ぐと、さっさと海の中に入っていって水浴びを始めたのです。

 

 翔太は、その理由が解るが、パニーニョは訳が分からず当惑していました。

 

 

 

 

 その訳をユンの彼氏であるパニーニョに説明するわけにもゆかず、仕方がないので、島の小高い丘に彼を誘って二人だけでピクニックをして、時間を潰して過ごしていました。

 

 お昼近くになると、女の子二人を誘い海辺のレストランで食事を摂ること。

 

 ようやくジュディが、翔太の隣の席に座り、差しさわりのない話を始めます。

 

 

それを見て、ユンとパニーニョは早めに食事を済ませ、気を効かせて店から出て行きました。

 

しばらく無言が続いましたがジュディの瞳は、すでに涙で溢れそうでした。 

 

 

意外な言葉が飛び出してきます。

 

「ユンに頼んだのわたしなの..................」

 

「何のことだろう」翔太はシラを切った。 詰問されても白状しないつもりでした。

 

 

「翔太はユンと、ホテルで................................................したでしょ」大粒の涙がジュディの頬を流れ落ちます。

 

何も答えられなかった。

 

 

それでも、ジュディは涙をぬぐいながら話を続けます。

 

「きのう、お琴の練習じゃなかったの。

 

ねえ 聞いて、

 

 翔太、ユンと同じお店で働いているの。

 

 そこの新しいママから言われたの。 あなたは、もういらないって言われたの。

 

 だけどママの言うこと聞いて佐伯さんと時々会ってくれたら、雇ってあげるって言うの。

 

 

ママ、佐伯さんからお店を買った時のお金半分しか払っていなかったらしいの。

 

正直言うとあのお店にはもう居たくないけれど、ユンもいるしチェンマイの兄さんにも仕送りできるし」

 

ここまで言って、ジュディはナップザックからタオルのようなハンカチを出して、涙をぬぐったのです。

 

 

「兄さんは道路工事の仕事でケガをして働けないの。

 

だから、ママの言う通りにきのう佐伯さんと会ったの。

 

それがどういうことか わかっていたわ 子供じゃないもの。

 

 

でも、心が痛くなるほど悩んだの、あなたとのことを。

 

後で、会うのがつらくなるのかなって。

 

 

 だから、ユンに頼んであなたを誘惑してもらったの。

 

わたしがあなたを裏切っている時に、あなたもわたしを裏切っている。

 

わたしひとりが苦しまなくても済むと思ったの。」

 

 

それを聞いて翔太は、ジュディを強く抱きしめてあげたい衝動が湧きおこってきたのです。

 

レストランの片隅の席で、ひとの目もはばからず抱き合い、二人は熱いキスを交わしました。

 

                  

 

バンコク編おわり