ドラマ「ユニバーサル広告社」と原作小説との違う点 | ロックのドラマで悠々自適生活日記

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ドラマを見て気持ちが豊かになる日常を目指して、楽しんだドラマの感想や情報を発信してゆくブログです。毎日更新して、最新のドラマの見どころなどを紹介してゆきます。

     

画像出典:「ユニバーサル広告社」公式ツイッターより

 

 

今日1020日からテレ東で始まる「ユニバーサル広告社~あなた

 

の人生売り込みます~」。

 

直木賞作家荻原浩の原作「花のさくら通り」のドラマ化ですが、

 

エンターテインメント重視なのか、原作とちょっと違う点が沢山

 

あります。

 
 

 

 

その一つが、ドラマの舞台となっている場所、原作では、主人公

 

杉山利史が勤めるユニバーサル広告社は都心のオフィスから都内

 

だが畑もある寂れた商店街の3階建てビルの2階に引っ越してく

 

ることになっているのですが、ドラマでは港町(三浦市三崎)の

 

商店街。

 

完全に大手広告代理店に勤務していた杉山の片鱗もありません。

 

時代の産先端で活躍していた過去を引きずりながら運命に流され

 

て生きる杉山に人間的魅力を感じていた私としてはちょっと残念

 

ですね。田舎でも都内で頑張って欲しかった。

 

 

その二つ目が、ヒロイン藤沢さくら(和久井映見)の登場です。

 

原作にないキャラクターです。喫茶店ジュルビアンの看板娘で父

 

親の藤沢宏(でんでん)と店を切り盛りしています。

 

この辺は、脚本担当の岡田恵和さんのリクエストなのでしょう

 

か?「ひよっこ」ファミリーのためのキャスティングですね。

 

主人公の杉村(沢村一樹)はともかくやついいちろうの城田一郎

 

もオリジナルな役柄ですね。

 

 

その三つ目は、「ユニバーサル広告社」の面々まで総入れ替わり

 

だということ。

 

前作「ダメ父ちゃん、ヒーローになる! 崖っぷち! 人情広告マン奮

 

闘記」でユニバーサル広告社の社長は小堺一機、村崎が柄本時

 

生、猪熊エリカが臼田あさ美だったのが今回は、社長が三宅裕

 

司、村崎が要潤、猪熊エリカが片瀬那奈なのです。

 

ギャラの単価はかなり上がっているとは思いますが、ちょっと予

 

想外のメンバーです。

 

 

その四つ目は、原作ストーリーの中でどうしても外せない商店街

 

和菓子屋岡森本舗の守や行覚寺の跡取り息子の光照やその恋人で

 

牧師の娘の初音、それに杉山の心の支えだった娘の早苗のキャス

 

ティングがまだ発表されていなくて、登場するのかも危ぶまれて

 

います。

 

寂れた商店街の複雑な人間関係とそれを乗り越えてゆこうとする

 

人々のヒューマンドラマなのですから、そこんとこよろしく!と

 

叫びたい気持ちです。

 

なにはともあれ、8時からの放送を楽しみにしています。

 

 

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