Side Steps' Today -24ページ目

Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

シリーズ「弦を煮てみる」(3)
ここでもふと疑問、この後に水に晒して締めるべきか否か。麺でなく弦なので冷水で締める意味は不明ですが、ここは敢えて湯切りをしたまま、清潔なタオルで弦から水分を拭きとることにしました(根拠なし)。湯切りした弦は高温の可能性があるため、トングで恐る恐る拾い上げて触れてみるに全く熱くなく、すぐにでもタオルで拭き取れる状態。弦一本一本を丁寧に拭いた後に、天日干しで乾燥させます(根拠なし)。なぜか沢庵(たくわん)を作っているような錯覚に襲われますが、ほぼ半日程度の天日干し(干し時間に根拠なし)にて作業終了。あたらめて沢庵ならぬ天日干し後の弦を確認しますが、特段の著変は見られず、かといって新品のような感じでもなく、なんとも外観はビミョー。そして再度ベースに弦を張ります。注目の煮沸弦の張り替え結果ですが…。意外に回復しました。張っているときから、従来とは違ったポジティブな手応えを感じます。そして試奏。張り替え直後の感覚ですが、1~3弦(GDA弦)は90%程度に回復した印象でスラップの時にでるBuzz(バズ)も比較的綺麗に鳴る。一方で4弦(E限)のBuzzは20%程度しか回復せず。個人的趣向では低音弦、つまりEやA弦で綺麗なBuzzが出るのがベストなのですが、E弦の回復はイマイチ。結果として、E弦だけやや曇ったサウンドになって楽器全体でのバランスは悪くなったかもしれません。加えて、張り替えて数分弾いていると特に1・2弦のチューニングがフラット(音程低下)に。古い弦なので既にある程度伸びきっている?という感覚だったので、新品弦のように次第にフラットしてくるというのはちょっと意外、これも煮沸により新品のように縮まったのか? 結果、意外な回復を見せた煮沸弦ですが、今回の措置がカンフル剤注射という単なる延命処置に過ぎず、それが切れるとまた死ぬという可能性も十分に想定されることから、これから数日の状況を観察していきます。
【写真】ベース弦を湯切りする、の図。

シリーズ「弦を煮てみる」(2)
しかし!いざ鍋に投入という段になって悩むのは①水から加熱して煮沸させるべきなのか、それとも②予め煮沸させた熱湯に投入すべきなのか、という重大な問題。料理でいえば①ゆで卵方式なのか、②インスタントラーメン方式なのか、ということです。どちらにするのか理論的な根拠は皆目見当もつきませんが「しっかり煮る」ことを主眼に①(弦を入れて)水から煮沸する方式(茹で卵方式)とします。そもそも、しっかり煮た方がよいのかさえ自信がありません(根拠なし)。弦を鍋に投入して水を張りますが、パスタを茹でるが如く水はケチらずにタップリ入れて茹であげます(根拠なし)。火は強火(根拠なし)、ちなみにパスタではないので塩は入れない(為念だがこれも根拠なし)。点火して暫く思うに「何分煮沸すればよいのだろう?」。ただひたすら煮続けるわけにもいかず、とは言っても合理的な時間さえ見出すこともできず、結果、人類最高の叡智たる発明=インスタントラーメンの平均的な茹で時間である「3分」を目安とします(根拠全くなし)。ところがここで大トラブルが発生。外出していたと思っていた家人がおもむろに帰宅…。キッチンで菜箸片手になにかを茹でる姿(一応、均等に茹であげるために攪拌していました…=これも根拠無し)を発見され、思わず激しく動揺。おもいきり挙動不審なのがわかったようで、早速なにをやっているのかとの御下問。「弦…」というと「はあ?」という至極当然な反応ながら、「ついに発狂した?」と思われたのか怪訝なる表情ありあり。再度「なにを煮ているのか」と問われ、「弦…」「はあ?」という思いきり気マズい時間が流れます…。仔細を必死に説明(というか弁解)するに、弦から有毒物質が溶け出やしないか気にしているようなので「溶け出るわけがない。溶け出るのならベース歴30年以上のオレはすでに中毒で死んでいる」(家人の手前、自信満々に断言するもこれも全く根拠はないが死んでいないのは事実)との説明し、一応の納得を得ました。ここ最近で最もドッキリさせられた瞬間…その動揺のあまり、当初の「茹で時間3分」を大幅に超過し、かれこれ5分は茹でている状態なので慌ててザルで湯切りをします。
【写真】ベース弦を鍋で煮詰める、の図。

シリーズ「弦を煮てみる」(1)
半ば都市伝説化しているものとして「弦を煮ると生き返る(復活する)」というものがあります。思い起こせば、当方も高校生の時に若気の至りとばかりに実験的に煮てみたことがあります(それは現実逃避的な深夜の試験勉強中だったとの記憶)。その後、今日に至るまで煮ることは一度もなかったので、当時の結果は全く捗々(はかばか)しくなかったのだろうと思います。しかし、高校生の時から弦の生死をケアしており、その打開策として風評だけを頼りに煮てみた、というのはなんと先進的な高校生だったのでしょう!(自画自賛)。というわけで、今回はちょっとは大人の冷静な目線で煮てみることに…。コロナ禍ということもあり、街まで出て楽器屋で弦を買うのもちょっと面倒だし、ましてや通販で激安弦を1セット(送料無料で500円程度)のみ購入するのも宅配便や郵便配達の方に誠に申し訳ない。というわけで早速煮てみるのですが、いきなり困難に直面。それは予想だにしなかった家人の視線…。風評や事情をしらない般ピーが見れば「ついに発狂した…」と思われても致し方ありません。キッチンで煮るのですが、なかなか家人注視の中ではできず、結局、留守中に独りになったタイミングを見計らって早速キッチンへ。まずはベースから弦を外して軽く丸めた後、いつもはパスタ等を茹でている大きめの鍋を借用して投入。煮沸前には念のために弦の状態を確認しましたが、明らかなサビ発生等による変色や異常は全く見当たりません。この弦は2年ほどは張りっぱなしで弾いている(‼︎)のですが、巻線の間に異物が挟まっているわけでもなくパッと見の限りではなかなか綺麗でまるで新品のよう…。しかし誰に目にも明らかなのは、弦にフレット跡が明確にシッカリ刻まれています。加えてヘッド部分のストリング・ガイドの部分の跡も。マンドリン用の幅狭+高いステンレス・フレットを打っているので、これに硬度で負けているのか、弦の巻線部分がフラットになるまで摩耗しています。この弦はラウンドですが、フレット部分だけをみるとフラット・ワウンド。一方でナット(カーボン)、もしくはブリッジ(BADASS IIなのでブラス=真鍮製)部分は大丈夫な模様です。これまで演奏で弦を切ることは滅多になかったものの、切れるのはブリッジ部分だったので念のためにも確認です。
【写真】クッキリと浮かびあがるフレット痕。再生し続けるとココから切れる?(まで使い切りたいものです…)

九州全線阿房列車(4)
第1日目
今日はまず枕崎線にのって枕崎を目指す。枕崎線は薩摩半島の先端にあるため、鹿児島中央から盲腸線となり往って来いになる。枕崎線の始発は0447という衝撃の早朝。山手線始発と同じ時間帯だが、いったい誰が乗るのか。これを逃すとその後の旅程、つまり本日中に宮崎まで到達する行程が成立しない。緊張のあまり3時に起床し、駅前ながら4時すぎにはホテルをチェックアウトする。駅では「旅名人の九州満喫きっぷ」の第一回目に検印をもらう。これで今日1日はどこでも乗降自由となるが、目的の枕崎線ホームには車両はなし。これを最初としてこの後にたびたび遭遇することになるが、JR九州はホーム構造が変わった駅が多く、そのホームどこにあるの?という場所にそれがあることがあり、初見でわかりにくい。乗り継ぎに時間がない場合など焦ってパニクりそうではあるが、なんだか九州の南端の鹿児島といえどさすがに寒い。発車10分前程度にイエローのディーゼル車4両編成が入線してくる。0447という時間帯、更にはこの先かなりのローカルさが予想される中で豪華な4両編成とはいったい誰が乗るのかと大変不可思議。ホームで待つのは大変寒いので早速車内に入るが、車内も十分冷えていて暖房なぞ効いていない。寒冷地では待機中もドアを閉めており、乗客が自らボタンでドア開閉させて暖気を逃がさないというのが通例だが、ここ南国鹿児島ではそのような配慮は一切なく全開放。寒い…。当方目視による乗客は4名ほどで0447発車。乗客に学生はおらず、この先の指宿温泉街に出勤するようなご婦人もいる。
【図】第一日目行程。黒線部分が本日のノルマ。達成できないと以降の全行程が狂うのでこちとら必死。

九州全線阿房列車(3)
きっぷを購入するとまずは一安心、それでは夕食を…と天文館まで徒歩にて向かうも、コロナ影響で営業店はことごとく閉店! この付近では飲食店同士の歩調(同調圧力?)もバッチリで、本当にどこも営業していない。完全にオフサイド・トラップにハマった感あり、やむを得ず「チェーン店でもなにか食事を…」と妥協するがチェーン店さえも営業していない。これまでの記憶を頼りに天文館の周囲を回ってみるも、本当にどこも営業しておらず不気味なほど。まだ21時前だが人通りもほとんどない。なんだか人気(ひとけ)のある方面にいってみたが、それは天文館裏の明らかな歓楽街で客引きの方々。数人の客引きが路上に出ていたが、そもそも人通り自体がないので商売上がったりの模様でなんだか手持ち無沙汰。ちなみに十数年前に車で来た際に宿泊した「いわさきホテル」付近を探索するもホテル自体が見当たらない。その際に駐車した立体駐車場に見覚えがあり、記憶をたよりにきてみればそこは広大な駐車場に…。天文館の中心部にこれほど広大な平置きの駐車場とはまさに諸行無常、自然と云う奴にはかなはないなあ…(by葛西善蔵) 天文館を早くも損切りして駅前に徒歩で戻るも、駅前や駅ナカもことごとく営業終了。あまりの状況に茫然自失、思い切り出鼻をくじかれた格好となりコンビニで軽食を購入してトボトボとホテルへ退散。コンビニがやってなければ飢え死に…という状況に愕然。なにしろ明朝の出立が早いためやむを得ず、と自らを慰める。以降この状況が最後まで続くとはこの時点で予想だにしなかった…。
【写真】西鹿児島、ではない鹿児島中央駅の大観覧車。天文館に向かう途中には大久保利通の像も。

【知内温泉(北海道上磯郡知内町)】
「北海道最古の温泉」というコピーが目立つが、知内(しりうち)と読むこの温泉。北海道新幹線の北海道側の最初の駅は木古内(きこない)だが、そこから20kmほどの南方に位置する。函館市内から爆走してきたが早朝でも70分の所要。遠い。その開湯は1247年に遡り、現在の湯守で17代目とのこと。脱衣所に掲示されている「試験成績書」も相当な年代物だが、その日付は昭和4年!昭和4年(1929年)はウォール街大暴落があった年…とふと自室の本棚を見るに『大暴落1929』(ジョン・K・ガルブレイス)が…。折しも本日まで米国株が8週続落していて、これは90年前の大恐慌以来の記録。その90年前の「試験成績書」はその保存状態の良さから見て琺瑯製と思われる。年代モノはこの成績表のみにあらず、温泉による長年の析出物によって浴場の床は黒褐色の鱗状になっている。写真を見てもわかるが、浴室全体が黒褐色の床、温泉、そして壁面の木材と黒褐色一色で覆われる。泉質は「ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉」だが、泉温49.6℃の湯を掛け流しで近くの源泉から注いでいるためか非常に熱い。浴槽温度は43℃となっているが、体感的には45℃程度でとてもではないが長湯できない。湯に沈むとビリビリ来るほどの熱さのため出たり入ったりを繰り返さざるを得ないが、厳冬期にはこれぐらいの方がちょうど良い湯温になるのかもしれない。なお、浴場自体もこの高温の湯のため加温・加湿されておりサウナのよう。湯は薄く濁っているが塩味と鉄味が少々で、いかにも体が温まりそうな湯。こちとら入浴後まで全く気が付かなかったが、こちらの温泉旅館は北海道には少ない「日本秘湯を守る会」に所属。この結果、北海道の同会温泉は無意識ながらほぼ踏破していたことに気が付く…。

玉肌日記インデクス(地域別温泉リスト)

①北海道 ②東北 ③関東 ④中部 ⑤近畿 ⑥中国・四国 ⑦九州・その他

九州全線阿房列車(2)
今回の旅程の始点は鹿児島。始発に乗るには前日から鹿児島入りする必要がある。なお「旅名人の九州満喫きっぷ」なるものは自動券売機では購入できず、みどりの窓口で購入しなければならないことから、窓口の営業終了までに購入しないといけない。東京羽田発の最終便では営業時間にギリギリ間に合わず、数分差で間に合わないという非情さであることから最終便の1つ前に搭乗。飛行機は順調に飛行して定刻に到着。早速、鹿児島中央駅まで向かうバスに乗車。鹿児島中央までは40分程度の直通運転だが、空港を出るとすぐに九州自動車道(高速道路)に乗ると十数年前にはるばる車で来たときの記憶が蘇る…。このあたりになると高速道路上には照明がなく、車のヘッドライトだけが光源。鹿児島北ICを降りるが、かつてはなかったETCになっていて有人の料金所はすでに無い。東京からの激走を労ってくれるような人情味ある料金所員ももう居ない。ICを降りると鹿児島中央駅のランドマークたる大観覧車が見える。鹿児島中央駅前のバスターミナルに到着するとさっそく駅にて「旅名人の九州満喫きっぷ」を購入するが、買う人が少ないのか駅員さんの周知が乏しく「そんな切符ありましたかね~」という風情。ここまで来て切符が買えない!?と大いに焦るも問題なく購入。小学生頃にブルートレインが大流行した世代として当時は「富士」とか「はやぶさ」といった鹿児島方面の終着駅は「西鹿児島」だったと記憶するが、2004年に西鹿児島→鹿児島中央と改称(駅名公募)したらしい。西鹿児島じゃ何故いけない?
【写真】旅名人の九州満喫きっぷ2枚。乗る初回に改札で丸印を押して使用。JR九州には意外とある自動改札機は一切通れない。

九州全線阿房列車(1)
北海道に引き続いての阿房列車は九州。北を攻めたのちは南。これまで九州は何度も行っているがどれも局地戦、旅行日程の関係から車で一周なぞとても出来なかったが、運転負荷のない鉄道旅であればそれも可能と踏んで早速実行。まずは机上でルートを練るのだが、前回の北海道同様になるべくコストをかけずに貧乏旅行といきたい。航空券も片道3000円程度を狙いたい。まずはJR九州のお得な切符を調査するも「旅名人の九州満喫きっぷ」なるものが存在し、3回JR九州全線(他の私鉄等も含む)乗り放題で11,000円。3回というのは3人で(同一旅程で)使用しても良し、一人で3日使用しても良しなので1日あたり3,700円弱となる。さらに「連続した3日」である必要はなく、有効期間は発売日から3ヶ月以内なので万一途中で失敗しても一旦帰宅して再起を図ることも可能(当然航空券はまた必要)。乗車できるのは普通もしくは快速列車のみ。この3日間というのはルートに大きく影響する。すくなくとも3の倍数日で全線を巧く踏破する必要があるが、どう考えても3日では無理。今回は6日で全線めぐることにして早速旅程を作成。旅程自体は1時間程度で作れたものの、見返してみるとなかなかハード。特に①鹿児島南部の盲腸線(枕崎線と日南線)と②福岡近郊の複雑な路線がエグく、6日間あるとはいっても朝は始発に乗って場合によって終電も...という状態。なお今回は荷物を極限まで減らしたウルトラライト・パッキングで臨む。15×25cmサイズのスリングバックに吟味した必要最低限の荷物のみを入れる。これであればとても旅行者には見えまい。実際に地元の人より超軽装だった。
【地図】赤線が九州全線(JRのほぼ全線)阿房列車の全行程1967.5km

【恵山温泉(北海道函館市柏野町)】
恵山(えさん)は函館市内から東方に1時間ほど走った位置にある火山で、良質の温泉が湧出している。こちらは前から目をつけていたものの、なかなか訪問する機会に恵まれなかったがようやく訪問が叶う。なかなか年季の入った温泉旅館で、所用を済ませて訪問できたのは平日17時頃だったが玄関の電気を消えており「休業か…!」と一瞬焦るも、また函館市内から1時間をかけて再来することを考えるとダメ元でドアを開けて声を掛けるも「入浴可能」とのこと。「もう誰もこないから閉めちゃった」(ご主人)とのことで、誰も居ない館内を浴室へ向かう。ご主人「途中、犬を放してあったんだけど吠えませんでした?」、「!! いやぁ~気配すら感じませんでした…」。浴室への途中には、よほどクレームや質問が多いのか「石鹸は使用できません」という表示が目立つ。排水などの環境配慮の観点から使用できないのではなく、この温泉が強酸性の湯(pH2.4)だから。それを意識してか、浴室の入口に「石鹸は効きません」と的を射た日本語で朱記されたプレートが貼り付けられている。さらに付近の壁には「酸性明礬緑礬(みょうばんりょくばん)泉に付き石鹸は使用出来ません」とその化学関係にまで言及した具体的なプレートもあり、否が応でも期待感が高まる。温泉成分表には「酸性・含鉄(Ⅱ、Ⅲ)ーアルミニウム・カルシウム硫酸塩温泉」とある。入浴するだに、その湯は全く素晴らしく湯の色はなんとロゼ色!湯温は低めであって体感としては40℃程度で非常に快適(成分表の泉温は40.2℃となっている)。そのロゼの中には澱たる湯の華が混じっており、なんだか恍惚感さえある。浴室にはザンザと掛け流しの音のみが響いており、源泉掛け流し。湯は酸っぱいが適度な酸味で、なんだかこのような飲み物が世の中にはありそうと思われるほどに(温泉としては)美味しい。浴中には肌にキシキシ感があるがこの湯が目に入ると猛烈に痛いという前評判を聞いていたことから、つい開放感に気を許して無意識にうっかり洗顔してしまわないように慎重に入浴。改めて素晴らしい温泉という一言に尽きる。

玉肌日記インデクス(地域別温泉リスト)

①北海道 ②東北 ③関東 ④中部 ⑤近畿 ⑥中国・四国 ⑦九州・その他

ステーキ英二(ステーキ/渋谷)
ついに訪問。渋谷・百軒店(ひゃっけんだな)という猥雑な場所で、これまで何度もフラリと訪問したが常に閉店中という憂き目にあってばかり。(実際に行ったらワンオペだったと判明したが…)営業は不定期な印象強く、その結果として周囲の意外な料理店を発見するといった副次的効果もあったが、今回は事前に開店の情報を得て、ついに目標達成(公式ページはツイッターしかない様子)。コロナ禍でも店内は結構な客の入りだが、ステーキは肉質や量によって価格が違うも今回はハラミ350gをオーダー。ハラミといえば横隔膜というリアルな部位名がどうしても頭にあるため、焼肉時でも敬遠しがちなのだがこちらではメニューの一押し的位置に書かれており、ミーハーを自覚する身としてまずはこれをオーダー。しかし、いきなりサラリと出てきたサラダでKO…。クリーミーなドレッシング(韓国料理店でのトウモロコシソースに酷似)が乗っており混ぜて食するに強烈なニンニク・パンチ!ドレッシングというよりニンニク・ペーストという表現が正しく、ニンニクの刺すような苦味が喉奥に残る。それが癒えぬままにステーキへと突入するが、サラダのこの状況を事前に知ることなく「にんにく醤油」ソースをセレクトしていたので、大丈夫かと気になるも横隔膜自体のチョイスは正解。リブロースと比較したが適度な歯応えがあって美味。しかしニンニク醤油のパンチも強烈で、沈澱部分まで肉を潜らせるとこれまた強烈なるニンニクの刺激。食すだに自ずとなぜか息遣いが荒くなってくる…はあはあ。サイコロ状なので食べやすいことこの上なく一気に食するも、さらにガーリックライスが追撃。これもニンニク感満載で、サラダ→ステーキ→ガーリックライスの全てがニンニク→ニンニク→ニンニクと、全くニンニクの支配下にある。体感的にはニンニク5個程度を食した感あり、ニンニク専門店訪問時と同等かそれ以上のニンニク臭。ニンニクの大量摂取にて血中のヘモグロビンが減少したせいか、ややフラフラしながら帰宅。経験則的にはこのニンニク感がカラダから抜けるには36時間要する。店内はブラックミュージック一色ながら、中には長渕(剛)もあって統一感なくこれまたサイケ(デリック)。