
(江戸っ子オヤジ口調で懐古調に読むと一層雰囲気がでます)
このソロでも判るけど、やっぱり豊雪を引き立てるのはなんて言っても長谷部徹なんだよ。ちょっと前に奥様の訃報もあって「あの人は今」的に騒がれたけど、逆に当時は技術が無かっただけ(失礼)に、それなりの良さもあったんだね。これがチャカチャカとバックで刻む「いまどきクン」な小賢しいドラマーだったら、豊雪のゴーストもかき消されてしまうよ。その意味では、徹の(不作為にも?)作った空間が非常に重要だったんだね。ここらからもTスクエアなるものが堕落していく遠因が隠されているように思うよ(ってSSには言われたくねーよという反論も十二分に理解は出来る)。ちなみに、大学時代最後の卒業演奏では、このJSBの当然完コピをしたんだけど、背面弾きの後に歯で弾く場面があるでしょ。あの後に(歯で弾いたのでチューニングが狂ってしまって)フラットしたG弦をその場でチューニングするのがあまりにカッコ良くて、高校生時代には卒倒したんだけど、この完コピが難しくてね。なかなか歯で弾いてもフラットしないんだよね、普通。でも試行錯誤の上で本番は完コピしたのよ。本番前に弦を張り替えて、いつもは弦を手で引っ張ってチューニングを安定させるのだけど、この行程をやや甘めにすることで実現するよ。当時の演奏録音を聴くと、さすがにこの場面ではお客様、サークル員はみんな爆笑してたね。