
【栃尾又温泉(新潟県魚沼市)】
日本有数のラジウム含有量を誇る温泉。関越自動車道の小出で降りて奥只見湖方面に進むが、前出の駒の湯温泉と至近なる距離。泉質も「単純法放射能泉」となんともビビる内容(単純と接頭されるのがより恐怖感を煽る)ながら、直接にラジウムを含むのではない模様で、気化したラドンを吸い込むことで、その微量な放射能が細胞を刺激することで、人間本来の回復力を引き出すとのこと。さすがにガイガーカウンタを持ち合わせているわけではないので、それを鵜呑みにするまでながらも、実際に入浴してみると、まずは「ぬるい!」。というのも、体温か、それよりやや高い温度となっているようで、長時間(1~2時間程度の入浴時間が推奨)されており、ジッとヌル湯に浸かるというんものだが、入浴時の静粛・瞑想が推奨されており、浴室に入ってみるとみな瞑目してジッと入浴しており、聞こえるのは湯の注ぐ音のみ。これ自体は非常に個人的には好みであり、喧しいのは気に食わないながらも、周囲を見やるとかなりに年齢層が高く、確かに治療として放射線を浴びているだろうことが容易に想像されるご老人ばかりで、次第に静寂が重苦しい雰囲気となってきたことで30分程度で退出。温泉街には数件の旅館があるが、すべての客がここにある自在館の風呂「下の湯」(写真)に通ってくるとのこと。確かに風情がある浴室がすばらしい。ちなみに無色透明ながら、一部では塩素殺菌している模様だが、あまりそれは感じず。湯量がドバドバと豊富でないことから、ややお湯に鈍りを感ずるも、入浴後にはかなりの疲労感。日頃の疲労感の累積とも思えず、これが温泉効果か。