
【長湯温泉(大分県)】
こちらもラムネ温泉で有名であって、前述七里田温泉がマニア向けで宿泊施設等も少ない一方、長湯は有名かつ宿もそれなりにあり。それで早速、そのラムネ湯に入浴。外湯があって、某有名建築家のデザインなのだが、遠くからも判別可能なほどアンマッチな建物ながら、これはこれでよし。高温浴槽(42℃)と低温浴槽(源泉)があるが、炭酸効果抜群の源泉は31℃と温めであって、温度を見るだに、晩秋の頃ともあって、やや冷たいかなと思うが、入ってみるとなかなかに適温で快適。ラムネ成分である二酸化炭素が血管を拡張させ、血流を飛躍的によくさせるからなのだそうだが、ここの温泉に含まれる炭酸濃度は入浴剤”バブ”の12倍とのことで、確かに炭酸濃度は濃い。水中には鉄分が結晶となった赤茶の湯の華が舞っているが、湯は無色透明であって、鉄サビ臭+炭酸味。その炭酸効果が分かるように湯船の中でライトが付くようになっているが、このおかげで体中にいかに気泡がついているかがわかり、なかなかのグッドアイデア。特に細かい泡が体毛についているのを見ると、まるで沖縄料理屋で出てくる「海ぶどう」なる食物と同様の状態ながら、下の毛(下品で失礼)にはあまりの気泡がついて、これが銀色にも見えることから、「白髪になったか?」と一瞬ビビるほどの内容(品がなくてこれまた失礼)。手で気泡を振り払えばまた”黒色”に戻るのだが、程なく白髪になることから非常に面白く、この一人遊びに暫く興じる(下品かつ変態的で失礼)。湯量も豊富で掛け流しであり、素晴らしい内容。前回九州に来た時、風呂で一緒になった方から長湯を強く推奨されたのだが、その言に偽りない内容で絶対推奨。