第二章 “恋人生活”

あれがきっかけで付き合い始めた。
『あっ!零おはよ!』
『麗奈今から学校?』
『うん!』
『俺も。』
『あっいっけない!遅刻しちゃう!』
『チャリのってけよ。信号までなら送るよ。』
『さんきゅー。』

『じゃ、バイバイ。』
『じゃーね。』

遅刻!いそがなくちゃ。
『麗奈いそげー。』
『先生ごめんなさい。数学のノートを探してたらこんな時間で。』
『あなたが言うなら。』

依怙贔屓って嫌い。

『麗奈…。外に浦川高校の不良いるよ?』
『かっけー。けどこえー。』

見ると零の姿。
『あ…。あれ麗奈の彼氏。』
『えぇ!?』
『結構優しいんだよ。じゃあね。』

急いで荷物まとめなくちゃ。

今日はデートだもん。

『零ぉ!待った?ごめん。』
『全然。』
『どこいく?』
『うーん。』
『とにかく街いこ。』
『そだね。』
『腹減ったぁ。』
『あ、そこでたべよ。』
『そーだな。』
『ハンバーガー一つとコーラ。』
『俺はバーガーセットで。』
『780円になります。』
『俺おごる。』
『席とっとくね。』

零ってあんなの食べるんだ。

『ほらよっ。』
『いただきまーす。』
『うめー。』
『おいしいねー。』
『こっちうめーよ。ほら、あーん。』
『えー?あーん。』
確かに美味しい!
『ん!おいしー。』
『ノーマルバーガーうまそ!あーん!』
『はいはい。あーん。』
『普通!』
『だってノーマルだもん。』
『そっか。よしっいこ。』


あれ…。雨。

『うわ、ふってるね。』
『どーしよ。』
『麗奈家族は?』
『麗奈一人暮らしだよ?』
『おれも。』
『麗奈家とおいいよ。』
『俺すぐそこ。』

『…。』
『俺んちくる?』
『う…うん。』
『ヒールじゃ走れないだろ。』
『あ…。』

零っていいかおりする。
広い肩。

『着いた。』

『うわー部屋綺麗。』
『だろ。』

いきなり零が制服を脱ぎ出す。

『え?』
『風邪引くだろ?』
『あ…。』
『麗奈…。』

零の目線…。
あ!
服濡れてブラ透けてる!

『てか…雨降ってるのに暑いね。』
『そうだな。』

いいや、ぬいじゃえ。

『服つかう?』
『どうしよ。』
『でも俺この服以外クリーニングだしてるし。』
『じゃあキャミ一応着てるからいいや。』
『そっか。』
『あっつーい。』
『麗奈っていくつあんの?』
『麗奈?麗奈は、Cかな?』
『でかいな。』
『そっかな?』
『キャミからもすけてる。』
薄キャミきてこなきゃよかった。

『あっちぃ。』
『もっと暑くしてもいいか?』
『え…。』
『そんなかっこだったら、我慢出来るはずないだろ?』
『…。いいよ。』

嬉しいに決まってる。
だって女として見てくれてるってことでしょ。

キスするたびに嬉しさが溢れる。
『麗奈、愛してる。』
『麗奈も、零がぁあ!』



起きたら朝だった。
もう少し一緒にいたい。

『5時か…。』
ご飯つくってあげよっかな?

『やだ。はなれないで。』
『え?』

麗奈を強く抱き締める零の腕。

『うん…離れないよ。』

零のすべてが好き。


『おはよ。おきた?』
『ん…。』
『麗奈バイトあるから家かえるね。』
『んー。』
『朝ご飯おいといたから。』
『バイバイ。』
dark angel
 第一章 “サイト”

『スタイル良し。』
『え?』
『顔よし。』
『なっ奈美恵?』
『頭よし。』
『ええっ?』
『性格よし。』
『なにが言いたいの?』
『そんな君に、』
『ちょっ!それ麗奈のケータイ。』
『このサイト!』
『はぁ?』
これが麗奈の出逢い。
『麗奈の彼氏さがすのにぴったりでしょ?』
『ラブラブメッセージ…って!出会い系じゃん!』
『いいのー。』
『もー!』
最初は遊びのつもりだった。
『自己紹介…ペンネームどうする?』
『勝手に麗奈の携帯いじんないでっ!』
『はいはい。』

やばい!先生麗奈の事見た!

『橘さん!』
『親から連絡がきてたもので。』
『あなたが言うなら…。』

学年トップって良いね。
『自己紹介…。』

麗奈でいっか。

ニックネーム:麗奈(れな)
性別:女
年齢:17
趣味:料理,読書
特技:特に無し。
性格:素直ってよく言われる。

好きな異性のタイプ

年齢:16~18
性格:クール
で,北海道にすんでる人


『お…。出来た!』
『うん。』
『一時間くらいで返事くるよ。』
『ん…。』

じゃあそろそろ…。

『ヴー』
あ…。

『相当する方が一名いました。』
一人…いたんだ。

『ヴー』

また…。

『ラブラブメッセージからきました。
ゼロです。
麗奈さん、よかったら返信ください。』

ゼロさん…。

返信…返信と。

『ありがとうございます。
ちょこちょこ連絡下さい。
      麗奈    』
かたかったかな?

学校から帰ってもメールは続く。
『俺は不良高校なんですよぉ。』
『えーなんか優しい感じする。』
あ…そろそろバイトだ。

『バイト終わったらメールします。』

バイト先はメイド喫茶。
二ヶ月前スカウトされた。

『れーたん、指名入ったよ。』
『はぁい。』
『れーたん!こっちぃ。』

『ははっ!メイド喫茶おもしれぇ。』

また不良の遊びか…。
何気に真ん中にいる人格好いいな。

『ご主人様、ご注文は?』

『じゃあ萌え萌えオムライス!』
『かしこまりました。』

『麗奈ぁ。』


ほかの客に気付かれないようきく。
『奈美恵?』
『うんっ遊びに来た。』
『えっ…そろそろ休憩だからまって。』



『零先輩、ここのオムライスうまいですね。』

ゼロ?
そう言えば、ずっとこっちをみてる…。

『休憩入ります。』

あ…ゼロさんからのメール。

『バイトってメイド?』
『うん…。』
『萌え喫茶?』
『うん…。』
『れーたん?』
『うん。』
『可愛いね。』
『え?』
一瞬時がとまった。
『スタイル良いし顔良いし。』
『ゼロさんだってかっこいいしクールだし。』
『そんなことないよ。
それと、ゼロでいいよ。
バイト終わったらここに電話して。』


ドキドキして仕事なんて手に着かない。

『れーたん、八時よ。
外掃除よろしく。』

最初は外でこの格好は恥ずかしがったけど、もう恥ずかしくない。


『れーたん。』
不気味な声。振り向くとさっきの不良。
『きゃあっ!』
つれてかれる!

『メイドって萌えるねぇ。』
『この女は特に萌えるね。』
『はなして…。』

っ!
手が服の中に!

『やぁ!』

服が…。

ゼロ…。助けて。

『おめぇらなにしてんだ?』
『あっ零先輩、いいカモつかまえて犯そう思って。零先輩もやります?』

『ゼロ…。助けて。』

『この女零先輩のすか?』
『この人は、お前みたいのがやれる人じゃねんだよ。』

『すみませんでした!』

『ゼロっ…。』

ゼロはずっと麗奈をだしきめてくれた。
あとがき――


私は、今年十一歳になります。
『こどもじゃないか。』
そう思われる方がほとんどだとおもいます。
しかし、今の子供は大人より複雑な恋をしているのかもしれません。


私は今まで何度か自殺しようと考えました。

いじめられ、人生がつまらなくなったからです。

でも、いまではそんな自分にいらだちます。

今でもいじめられていますが、
『またか…。』
とか
『バカっぽい。』
という風に流してます。

『苦しい。』
とか
『つらい。』
とか考えたら、負けた気がするんです。

幼稚園の時はうまく流せなかったから、しんちゃん、つばさ、よっちゃんの事が忘れられないのかもしれません。

いまさら『会いたい』なんて言いません。
ただ、私がいた事、好きだった事、忘れないでほしい。

中途半端は嫌だから。


人生に一度だけの大きな恋愛は、
本当の初恋だったから。


いつか私はこのことを忘れてしまうでしょう。


最後まで読んでくださり、大変有り難う御座いました。