第十二章 “欲情”

僕の口の中には、マリアの甘い香りだけが残った。

『マリアさん。またお昼に。』
『はい…裕太様。』

僕とマリアは何も無かったかの様に、教室にもどった。

その後、僕とマリアは問い詰められた。

でも、答えは『恋人だから。』と言う。

僕達は、帰りの車に乗った。

『裕太様も質問責めでした?』
『うん。でも答えは一つだったよ。』
二人は声を合わせて言った。
『恋人だから。』

声が重なったのに気づいた僕達は、
笑顔で笑った。

家について、僕は部屋に行って読書をしていた。

一時間くらい経った時、マリアがノックした。
『裕太様いる?』
『入っていいよ。』

マリアは恥ずかしそうな顔をしていた。
『どうしたの?』
『それが、今日のキスが忘れられなくて、本当はあの時もっとしたいって思ってたの。だから、もう一度キスして。』

少し、シーンとした空気が流れた。

『なんだそんな事?僕達恋人なんだから、そう言う事なら言ってよ。』

僕はそういって、マリアを椅子に座らせた。

マリアは目を閉じた。

『じゃあ、いくよ。』

僕は、勢い良くマリアにキスをした。

『あっ、ゆ…た様 だめぇ…。』
マリアは前より過敏になっていた。

十分もキスしていた。
僕がキスをやめると、マリアは顔を隠して言った。
『やっ見ないで。私、裕太様に欲情してるから。』
『えっ?』
僕は顔を隠すマリアの手をよけた。

マリアの顔は真っ赤になり、僕の神経を刺激させた。

『やっ。』
『僕はどうしたらいいと思う?』
僕は本当に迷った。
『わ…私を抱いて下さい。』

僕はびっくりした 。こんなにも早くなるとは思わなかったから。

マリアと僕はベッドに入った。

『いいの?』
『はい…。』

マリアは自分で服を脱いで行った。

今更、スタイルが良いと思った。
マリアと僕は下着になった。

『下着姿と裸って同じ様なものね。』
『そうだね。』

僕はそう言うと、唇をマリアの首から胸にかけて伝わらせた。

『脱がせて良い?』
『はい。』

僕は、マリアのブラを上にあげ、そこからまた、唇を伝わらせた。

『あっ恥ずかしいっ』
『大丈夫。』

マリアの綺麗な胸を、舐めて揉みしだいた。
『あんっ…ひゃっ。裕太様…』
『マリアさん、綺麗だよ。』
『裕太様、ずるい…あっ。』


この時すでに、マリアは濡れていた。

僕はマリアの下着を両方はずした。
『マリアさん、僕に濡れてくれてるの?』
『はい。裕太様の…気持ち良くて…感じちゃうの。』

マリアの下部からもれる愛液がもったいなくて、一つ一つ丁寧に舐めた。

『やっ…そんなぁっ所っ。あっ汚いですぅっ。』

『そんな事無いよ。美味しいよマリアさん』

僕も初めてだから、舐める音が生々しく感じた。

アリアのを思い出した。
この後は…
『本番いい?』
『えっ?』
『僕のを…』
『はい。』

僕は、マリアの美しい体で突起してた。
マリアの足を広げた時、マリアが綺麗に濡れているのが分かった。

『いくよっ』
『はい。』
僕は一気に入れた。
僕のは締め付けられて一瞬びっくりするほど気持ちいい。

マリアは言った。

『痛いっ…でも、段々気持ちよくなってきた。』
『僕も気持ちいい。動かしていい?』
『はい。』
僕は激しく腰をふった。
マリアが感じていた。
今度は僕も、感じていた。

僕はもうピークだ。
マリアに聞いた。
『外にだす?中に出す?』
マリアは
『私、最後まで行きたいから中で。』

といった。

『もう無理。だすよ?』
『うん。』

その瞬間、僕とマリアは叫んだ。
そしてともに倒れた。
第十一章 “キス”

あのあと、二人きりで話した。
『私、裕太様の恋人にずっとなりたかったの。』
『なんで僕なんかの?』
『あら!知らないの?』
と言ってマリアは再度口を開いた。
『裕太様って、私を助けたこともあって、モテモテなのよ。競争率高いから。』

『そうなの?マリアさんも競争率高いけど。』
『へーそうなんだ。』
『じゃあ、僕たち似合ってるのかな?』
『そうなのかもしれませんね。』


次の日、学校へ行った。
僕は、沢山の男子に睨まれた。
マリアも女子に睨まれたっぽい。

マリアは僕の耳元で言った。
『私にキスして下さい。そしたら少しはおさまるかも…。』
『キスじゃおさまらないと思うよ。』
『普通のキスじゃなくて…。』
『もしかししてディープ?』
『はい…。』
マリア恥ずかしそうに言った。
『でも…。』
僕は、どうしようかと思った。
アリアさんの時のを思い出した。
『OKまかせて!』

多くの注目が集まる中、僕は息を飲み込みマリアに深い口づけをした。

こんなキスが初めての裕太は、おおざっぱなので激しかった。
マリアはなれない口づけなので尚更だ。
『ゆ…た様。あっ。だ…め。』
周りはこっちにやじうまだった。
僕は生まれつき器用な方だ。
だから、段々コツを覚えてきた。

感じまくるマリアに僕はささやいた。
『もっと舌を絡めて。』
『ひゃい…。』
マリアは怖いくらいに素直で、
ビクン、ビクンに感じているのが分かる。

周りはいい加減思った。
『二人は付き合ってるのか?』と。


僕とマリアはキスをやめた。
第十章“恋人”

アリアにその事を言うと、頭を抱えて
『マリア恥ずかしがり屋なの。』
と答え、どっかに行ってしまった。
『僕、大丈夫なのかな?』と素直におもってしまった。

3日後、マリアから返事が来た。
『私も、裕太君の事前から好きだったの。だから、彼女にしてください。』
『本当に?』
『はい。』
僕は夢ならば覚めないでと思った。

マリアによると、同い年、この家では、年上の男の恋人を『様』と。年下の女の恋人を『さん』と付けて呼ぶ。
だからアリアは『錬様』と言ってたのか。

ぼくとマリアはタメ(同い年)だ。マリアと僕は、食事の時両親に報告する事にした。


今日の昼食は、子羊のソテー。
僕とマリアはアイコンタクトで合図をかわした。

最初に口を開いたのはマリアだ。
『お母さん。私、裕太君と恋人になりたいの。許して!?』
お母さんは食事の手をとめて言った。
『マリアのことなら構わないけど、呼び方は変えなさい。』
『ありがとう!お母さん。呼び方は、お母さんが承諾してからにしようとおもって!私、裕太様の恋人と似合う様になる!。』『ええ。頑張りなさい。』