第八章 “事件”

私も授業にでる様になった。
休み時間、トイレで悲鳴が聞こえた。
『きゃー!』
そして、男子も
『あっうぁー!』
私は先生と走ってトイレに向かった。
『どうしたの?』
『トイレ前に、麗奈と礼真が…。』
麗奈と礼真は双子だ。
その双子がトイレ前で血まみれで横たわっていた。
『これっどうしたの?』
『分かりません!私達が来たときにはもう。』
私は脈をはかった。
『生きてる…。』
先生も確認すると、
『医務室にはこんで!あまりうごかさないで!』
『はっはい!』
麗奈と礼真は医務室へ向かった。

『姫華様、この事件は任せていいですか?それと、どう予想されますか?』
『はい。恐らく、バットかなんかで殴られたと…。』
『暴行ですか…。』
『先生は中学部の逃亡の件、やるんですか?』
『はい。行方まだ分かってなくて。』
『そうですか。見つかるといいですね。』
『ありがとうございます、では…。』
私は事件解決、犯人探索につとめた。
第七章 “悪魔退治団試験”

『王族を合格なされたのなら…
全てにおいての資格を取れました。』
『えっ?』
『でも、後は悪魔退治ですね。会得します?』
『はい!』
『でわこちらです。』
私は暗い倉庫に案内された。
『ここに、今日死刑になる悪魔が来ます。そいつを殺してください。』
『は…はい!』

すると、審査員の人は戻って行った。
『よーい…スタート!』
その合図と共に悪魔が出て来た。
私は訪ねた。
『あなたは、どうして悪魔になったの?』
『オレハヒトノシアワセヲウバウ。ダカラ神二見捨テラレタ。』
そうしか言わなかった。
『あなたは、もう一度神とはなしたいの?』
『話シタイ。』
『分かった。もう一度、神と話しなさい。』
私は指輪に力を込めた。
『エ?僕ハ地獄二逝カナクテイイノ?』
私はその問いに答えず、魔法を唱えた。
『heaven!』
悪魔は消えて行った。

『素晴らしい!けれど、悪魔を天国に送ったのは何故?』
『神と話したいと言ってたからです。』
『そうですか…うーん。』

『ちょっといいかしら?』
ママが姿を表した。
『美佳様!?』
『悪魔を天国に送り、更正すれば天使になるのでは?』
『そうですね。』
『っ…合格です!』
第六章 “所属”

学校の授業は私が現実で十四歳の時、ママに習った内容。
つまんない!
私は現実へ一時戻る事の許可をもらった。
『ついでに、美佳様にこれを渡して下さい。』
『分かった!じゃあ行くね。』
私はドアの鍵を持ってドアに向かった。
ドアは重かった。
『ママー、いる?』
『なに?』
ママはキッチンから走って来た。
『これ、院長から。』
『ありがと!今日はもう帰る?』
『ううん!』
『ならちょうど良かった!』
『え?』
『クッキー焼いたの♪』
『そうなんだ。ママって料理出来たっけ?』
『いいえ?パパに内緒で魔法使っちゃった!』
『なるほど。』
『紅茶?コーヒー?』
『紅茶!ママ紅茶いれるの得意よね?』
『ええ。』

ママは焼きたてのクッキーを持ってきて、紅茶を作った。
『院長さんからお手紙読もう♪』
ママのクッキーは美味しかった。
『おいしい☆』
『ねえ、姫華。』
『なあに?』
『姫華も盗賊退治団とか入る?』
『うん!入りたい。』
『姫華、前の飛行実技何回目で飛べた?』
『一回目よ?』
『えっ!?ほうき無しで?』
『うん。』
ママは言った。
『あなた、魔界王族試験受けて合格したら、悪魔退治団入りなさい。』
『うん!分かった。』そして、院長の手紙はただのファンレターだった。
『もう!やんなっちゃう!』
『ママ人気だね!』
『院長に試験のこと言ってね!』
『うん。』
『また会いに来なさいよ!』
『ママもね!』
『試験の時は行くよ!』
『うん!バイバイ。』
『バイバイ!』

私は魔界に戻ると、院長室へ向かった。
『失礼します!』
『どうぞ!』
『このファンレター、返します。』
『あっバレちゃいました?』
『それと、魔界王族試験受ける様言われたんですけど…。日程を!』
『えっと…明日やってます。』
『分かりました!明日やります。』
『えっ!姫華様やるんですか?』
『はい!』
私はそう言いきり、ママに報告した。
『日程明日の三時だけど大丈夫?』
『分かったわ。』
そう言う会話をしていると、横にいた美桜が訪ねた。
『なんの日程ですか?』
『魔界王族試験!』
『えっ!』
『ママに進められたの。』
『美咲様が?』
『うん!』
『そうなんですか。見に行きますね!』
『ありがとう』

たちまち噂は広がった。
『姫華様、頑張って下さい!』
そんな声をたくさん聞いた。

私は落ちるわけにはいかない!
みんなの期待に応えよう。

そして、当日。

試験会場にはみんな集まっていた。
ママはバレない様、身を消していた。
『姫華さん、どうぞ。』
まず最初に飛行のテストだった。
それはなんなくクリアした。
『素晴らしい。』
『有難うございます。』
次は、攻撃。
『…クリア』
その次は守備だった。
『…』
審査員の人は目を丸くしていた。
『完璧です!あなたこそ魔界の王族に必要だ!』
『ありがとうございます!』

私はなんなく合格した。