群馬ヴィオールコンソート第36回例会(練習会)の報告をいたします。

日時 6月28日 (土)午後1時から5時まで

場所 群馬音楽センターシンフォニーホール

         第2小ホール

参加者は、3名(高橋、針谷、白石)                      

3月の練習会以来メンバーが揃わず4月、5月の練習会は残念ながら開催できませんでした。今回も当初は、高橋、白石の2人だけの開催予定でしたが、針谷さんが遅れて参加できるということで、午後3時過ぎ、漸くコンソートが成立しました。今回は、歌曲や舞曲などの小品を練習いたしました。

練習した曲

①Al alba venido,buen amigo / cancioneo de Palacio Anon 

作者不詳

「Al alba venido,buen amigo」 (「夜明けにまた会おう、良き友よ」)

「Cancionero de Palacio」は、スペイン語で「宮廷歌曲集」という意味です。具体的には、15世紀末から16世紀初頭にかけて、スペインの宮廷で歌われた世俗歌曲を集めた音楽写本のことです。この写本は、スペイン・ルネサンス音楽の重要な資料の一つとされています。

この曲は、メンバーの高橋さんが探して来た曲で3声の楽譜を使用しています。以下はユーチューブの音源です。

最近、ガンバ3本と歌でやっている人たちのYoutubeを見つけたので、TrBBの編成にしました。(高橋)

https://www.you tube.com/watch?v=3mM5pDFAJt0

②Es ist ein Ros entsprungen :Michael Praerorius 1609

「Es ist ein Ros' entsprungen」。(『バラが芽吹いた』)あるいは(『エサイの根より』)(エサイのねより、ドイツ語:Es ist ein Ros'entsprungen または Rosa Mystica)は、ドイツのライン地方に伝わるカロルです。アドベントで歌われる。 この曲は 16 世紀後半に遡り、聖母マリアとイエスの誕生を象徴的に描いています。 この曲の歌詞は、真冬に咲くバラのイメージを用いて、聖母マリアとイエス・キリストの奇跡の誕生を象徴しています。

1599年に、最初に出版された。本来は、カトリックで聖母マリアを讃える歌であったが、23節あった。

1609年にミヒャエル・プレトリウスは、自分で編纂した『Musae Sioniae』にこの曲を収録した時、ドイツ語の始めの2節だけを採用した。そして、第2節の強調点をマリアから幼児イエスに置き換えた。その後19世紀以降、プロテスタントの歌集に収録されるようになった。英米にも伝わり、世界的なアドベントの歌になった。(ウイキペディアより)

https://www.youtube.com/watch?v=5rqfFcifI6M

Praetorius: Es ist ein Ros Entsprungen. The Voice of the Viol,

 

Es ist ein Ros Entsprungenは、有名な曲ですが、ガンバコンソートをバックに唱っているものを1つ参考音源としてお送りします。(高橋)

 

 

 

③The Old Spagnoletta FVB 289:Giles Farnaby (1560-1640)

 

スパニョレッタは、スペイン風という意味の舞曲で、シチリアーナに似たゆったりとした3拍子のリズムを持つ音楽です。ルネサンスからバロック期にかけてヨーロッパで広く親しまれた旋律で、様々な楽器のための楽譜が残されています。

2声のBass Viol での演奏音源↓

La Spagnoletta - Michael Praetorius - Terpsichore, 1612 

 

ルネサンス時代、16世紀末から17世紀前半にイングランドで活動したジャイルズ・ファーナビー(Giles Farnaby, 1560-1640)の作品を取り上げてみました。ファーナビーの作品の中で最も広く知られているのは、鍵盤楽器ヴァージナルのために書かれたものです。当時流行した世俗歌曲などを元にした小品が多く、52曲が「フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック」Fitzwilliam Virginal Book(1562〜1612年頃のイングランド鍵盤音楽を集めた筆写譜)に収録されています。

 

演奏音源と楽譜 ↓

The Old Spagnoletta (ファーナビ―ハープシコード作品集より)

https://vmirror.imslp.org/files/imglnks/usimg/5/5c/IMSLP582664-PMLP467731-FVB_vol._2_289_Farnaby_Sapnoletta.pdf

 

 

④Dance 18.Tanz/ Nachtanz  : Johann Cristoph Demanrius 

ヨハン・クリストフ・デマンティウスデマンツィウスとも、Johann Christoph Demantius( 1567-1643)は、ボヘミア出身のドイツ(ザクセン選帝侯国)の作曲家・音楽理論家・詩人。クラウディオ・モンテヴェルディと完全に同世代で、ドイツのルター派教会音楽における、ルネサンス音楽からバロック音楽への過渡期を代表する作曲家。音楽理論家としては、ドイツ語による最初の音楽事典を編纂したことで有名。

イタリアのクラウディオ・モンテヴェルディと同世代であるが、当時のドイツは30年戦争(1618-1648)の混乱の最中であり、音楽文化も遅れていた。Demantiusの作風は、ルネサンス音楽後期のオルランド・ディ・ラッソやジョヴァンニ・ダ・パレストリーナなどの音楽と類似性が高いが、後にドイツで隆盛を極めるルター派教会バロック音楽のさきがけとなっている。受難曲、モテット、世俗音楽を作曲したが、多くの作品は失われている。(ウイキペディアより)

 

 

⑤Dance19.Tanz  : Johann Cristoph Demanrius