群馬ヴィオールコンソート第51回例会(練習会)の報告をいたします。

日 時 9月26日(土) 13:00~16:40 

場 所 前橋中央公民館(前橋プラザ元気21)409スタジオ

参加者 2名(高橋、白石)

練習曲

①Sonate  op.2-No.4(Transposed to G-major for Viola da gamba Original D-major)

Joseph Bodin de Boismortier(1689-1755)

 

②Modèrèment  -Aus Petite Sonata op.66

   Joseph Bodin de Boismortier(同上)

今回は、王侯貴族や教会の専属(庇護者)にならず、作品の創作と出版だけで生計を立てたフランス音楽史上最初の作曲家として知られ、木管楽器や室内楽曲を中心に、膨大な数の作品を残した、ボワモルティエを取り上げました。

ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755)はフランス東端のロレーヌ地方に生まれました。フランス盛期バロック音楽の作曲家。器楽曲、カンタータ、オペラ・バレ、声楽曲と幅広いジャンルを手懸けただけでなく、庇護者なしで、新作の創作とその出版のみによって生計を立てることのできた、最初のフリーランスの作曲家です。

 今回取り上げる曲は以前にも練習した曲です。(高橋さんが上パ-ト、私が下パート)

この作品2は元々「2本のフラウト・トラヴェルソ(フルート)のためのソナタ」として書かれており、高音域の楽器を想定しているため、低音楽器であるバスガンバの音域に編曲した楽譜を使用しています。

  • 2本の楽器が対等にメロディを掛け合い模倣し合い、まるで気心の知れた友人同士が洗練されたおしゃべりを楽しんでいるかのような親密さがあり、聴き手にも演奏者にも心地よい一体感を与えます。
  • バロック音楽の一つのテーマを複雑に展開する(対位法的な)手法ではなく、親しみやすいメロディを紡いでいく手法が取られています。これにより、音楽が理屈っぽくならず、直感的に「美しい」「楽しい」と感じられます。
  • アマチュアが演奏ができること。極端な超絶技巧を避けつつも、楽器が最も美しく響く音域や調性が選ばれており、とても耳に心地良いです。明るく優美で洗練されたロココ的趣味がいいね。