サンクフル・エブリディ -361ページ目

一人の時間

長い長いムーランルージュの撮影中、ユアンはオーストラリアで、一人ツーリングに出掛けたそうです。

ニコールキッドマンとの共演は楽しく充実していたが、毎日大勢に囲まれるのは疲れ、休みが必要だったそう。

撮影中にも関わらず、主演俳優がバイクで旅をする前代未聞の珍事に、監督、キャスト、スタッフ、プロデューサーまでもが、戦々恐々としていたらしい。

一人バイクで走り、テントでキャンプをし、火を見つめ、夜空を眺め、ただじっとしていたそうです。

そんな時間が僕には必要だった。何もしない。それも僕の意志だ。

バイクに乗ると誰でもない無名の人間になれる。ヘルメットで顔も見えない。普段の生活では、そんな時間はあまりない。
人の視線から解放される至福の時間。
何よりもバイクに乗る事が好きだ。ただ目の前の事だけを考える。そうすると、その日の出来事が冷静に見えてくる。そうすると心がすっきりする。とユアンは語ってます。

ユアンは「トレインスポッティング」から始まり、「スターウォーズ」で全世界に顔と名前が知られ、名声を得たと同時に、自由を奪われてしまいました。
俳優にとっては喜ぶべきかもしれませんが、そんなにキャリア指向ではなかったユアンにとって、突然の変化に戸惑いは隠せなかったようです。相当のプレッシャーと闘っていたんでしょうね。

そんなユアンには、バイクで一人になる事が、大事な時間。それて゛バランスを保っていたんですね。

ユアンの心の内を少し垣間見たエピソードです。

ドゥカティ獲得キャンペーン

ユアンがスターウォーズに出演が決まって、撮影が始まる前に、バイク仲間で集まる機会があり、そこでスポーツバイクに出会いました。
新車のそのスポーツバイクに衝撃を受けたユアンは、新しいバイクを買う事を決意!それもスポーツバイク!
頭に浮かんだのはドゥカティ748!

スターウォーズの出演料がかなり入って来るユアンは、ドゥカティ獲得キャンペーンに乗り出したそうな。
安く手に入るツテをチャーリーに紹介してもらったんですが、現金払いが条件!
そこで、出演料の前借りを数回頼んだらしい。

それを聞き付けたプロデューサーから呼び出し!

怒られると覚悟して会いに行くと、「君の欲しいバイクはいくらなのかい?」

バイクの値段を言うと、
「そのバイク、ジョージと僕からプレゼントするよ。」

予想外の展開にユアンはびっくり。だって、ジョージ・ルーカスがドゥカティを買ってくれるなんて。
そもそも撮影中のバイク禁止は契約条件の常識なんだって。危ないからなぁ。

監督が俳優にバイクを買い与える。「なんとも皮肉な感じがした。」とユアンは語っています。

その後2年間オーストラリアで過ごしたユアン一家。「ムーランルージュ」「エピソード2」「エピソード3」の撮影が続く為。

ムーランルージュはリハーサルと撮影で8ヶ月も掛かる作品。長い期間拘束され、その間バイクに乗れない事になる。
耐えられないユアンはバズ・ラーマン監督に「演じる事、家族といる事、バイクに乗る事、それが僕のすべてで、望みはそれだけだ。8ヶ月もバイク禁止なんて、ミュージカルで音楽を聴くなと言われているようなもんだ。僕にとってそれくらい重要な事だ。契約にサインして欲しければバイクを許可することだ!」と訴えたそうです。

お陰でオーストラリアでは、バイクに乗る事が出来たんだって。

ユアンのバイクにかける情熱度がわかる?エピソードです。

ムーラン・ルージュ

今夜9時 NHKBSⅡにて
「ムーラン・ルージュ」が放送されます。

ニコールキッドマン扮する高級娼婦サティーンと、ユアン・マクレガー扮する貧乏作家クリスチャンの悲恋を描いた、ミュージカル映画です。

往年のハリウッド映画を思い出すような、豪華絢爛なセットや衣装は目の保養になります。

最近のミュージカル映画の先駆けとなった「ムーランルージュ」ですが、ニコールとユアンの歌の上手さに惚れ惚れします。
全編を通して、ヒット曲等の聞き慣れた歌ばかりなので、退屈しません。
(エルトンジョンのYOUR SONG やマドンナのLIKE A VIRGIN 等いろいろ)

ミュージカル映画はちょっと、というそこのあなた、騙されたと思って、一度見て下さい。

涙無くしては観られない映画です。
ハンカチのご用意を!

ユアンの仔犬のようなかわいさも必見ラブラブ
好青年がよく似合います

是非ご覧あれ!

私はいつものように観られないので、DVDでみます。