サンクフル・エブリディ -360ページ目

準備

3ヶ月の準備期間を経ていざ、出発となるのですが、思うように行かない事ばかりです。

バイクの提供を断られたり、ビザが取れなかったり。
でも、一番大変だったのは、家族との別れの心の準備。ユアンにとって、この旅は家族との最も長い別れだから。

ある日、クララを抱っこして、キッチンで踊っていると、イヴが、それを見て泣いていたそう。

ユアンもイヴに寂しい思いをさせている自分が嫌で、苦しくて、胸が痛くなる。と漏らしています。

出発前夜ユアンは着て行くものを、畳んで重ね、そのうえに下着と靴下まで用意したという。その横に旅に持って行く荷物をならべてから、ベットに入ったそうです。

几帳面ですね。

出発の朝、ユアンは自宅で家族とお別れしてきていました。
ユアンも泣いてしまったそうです。

以前にも書きましたが、ユアンは子供達をメディアの前に出す事を嫌います。
メディアから子供達を守っているのでしょうね。

本当は2年掛かる準備期間を3ヶ月で強行し、疲労困憊の中、いよいよ出発です。

世界一周の旅へ、いざ、出発!

バイクで世界一周?

無謀だと思える世界一周。それも、バイクで。

ユアンは思いついたら、やらなきゃ気が済まないタイプ。

イヴ、チャーリー、オリーに力説し、彼の情熱を訴え、説得しました。

ユアンはその頃、3本続けての映画撮影をこなし、その後8ヶ月の休みが取れる事になりまた。(エージェントにはブツブツ言われたらしいけど。)

2004年春、旅決行!

バイブル的な本で調べると、準備期間は2年!そんなに休めないユアンとチャーリーは、「旅を仕事にしてしまおう」と考えたのです。つまり、旅の様子を撮影して、TV局に売り込み、資金を得て、スタッフを雇い、準備を手伝って貰ういう事です。そのために、プロデューサー捜し。チャーリーが見つけてきたラス。ラスの親友のデイヴィット。カメラマンのジム。みんな、ユアンとチャーリーの壮大な冒険旅行に賛同してくれた人たち。

スターウォーズの撮影でオーストラリアにいたユアンに会い、二人で旅した様子を撮影し、アメリカのTV局にプレゼンしに行った時、節約の為、男4人が一つの部屋に泊まり、半裸状態でルームサービスを頼んだら、どうやらゲイ4人組と間違えられたらしい(笑)

苦労の末ようやく資金を得る事が出来たユアンとチャーリー。

これから旅に向けての準備期間に入るのでした。

モヒカンとタトウ

ユアンは、スピードを出して走るだけがバイクの楽しさではなく、のんびり走るのも好きらしい。

フランスのイヴの実家に一人旅をした時、なんとモヒカン刈りにして出掛けたそうです。ユアンとばれない為だったようですが、短パンにタンクトップで頭はトサカ。おまけに肩に彫ったばかりのタトウ(ハートにイヴ、クララ、エスターの名前が刻んであります。)。外見に問題があったのか、何処の店にも入れてもらえなかっらしい。
一人寂しくキャンプをし、空腹に耐えながら、イヴの実家に駆け込んだそうです。

家と撮影所の往復から脱出できる小旅行。気ままな旅はユアンの憧れ。

16歳から俳優の勉強を始めたユアンは、演劇学校が休みの時、農家、ガレージ、養殖場等で、授業料と生活費を稼ぐ為、バイトに明け暮れていたそうです。

そんな日々の中で楽しみにしていたのがキャンプ!
ユアンのキャンプ好きは、この頃に目覚めたんですね。

そのうち、バイク旅行が頭の中に膨れ上がってきました。

思いたったら即実行!

世界地図を買い、旅の想像に没頭し、世界一周の図が出来上がったそうです。

そして、チャーリーに電話!

ここからが、この「LONG WAYROUND」の始まりです。