前回↓の続きです。
あらすじ
金魚は6日間の発熱を経て、小児病院に入院した。その3日目に発熱の原因がマイコプラズマだと判明した。




8/27(土) 入院8日目

ごはんもりもり。
毎食ヨーグルトに頼るのもそろそろやめてみたが、ごはんは問題なく食べられている様子。

当直の先生からも胸の音がキレイだと言われる。
酸素は0.5Lに下げて経過観察。




8/28(日) 入院9日目

一時的に軟飯にしていたのも常食に戻したが、変わらずごはんもりもり。
咳も全然出ないし、水や麦茶は頻繁に噎せてしまうけど少しは飲めるようになった。


酸素は外して経過観察。
急にトントン拍子に進んでいて不安になる。

昼寝中にモニターのアラーム鳴りっぱなしだったし、夜間も寝ているときに長いこと鳴りっぱなしだった。
こりゃまだ退院は先なのだろうか、というかアラーム鳴りっぱなしなのに放置されすぎではないか?

確かにモニターは患児が動いていたりしていてセンサーの感度が悪くても正しく酸素飽和度を測れずに鳴ってしまうことはよくある。
だから起きているときにアラームが鳴ってもあまり気にしない。
しかし静かに寝ているときにピコーンピコーンとアラームが鳴り続けていると本当に気が狂いそうになる。


夜中の3時ごろだったと思うがアラームが鳴り続けていて不安で眠れないでいた。
30分ほど鳴り続けた頃、ようやく看護師さんがやってきた。

金魚の様子を見て、添い寝をしている私とちらっと目が合うと


ひらめき「あ、寝方かな~」




ん??


金魚は、このとき土下座寝(と勝手に呼んでる、正座して上半身を倒したような寝方で他のSNSでもダウンちゃんあるあるだと聞いた)をしていた。
よく金魚は昼寝のときにその寝方をする。


ニコニコ「体勢によってセンサーを巻いている部分の血流が悪くなると、けっこう鳴っちゃうんですよね~
うん、大丈夫だね~」



看護師さんがセンサーを巻いている金魚の指をそっと直すと、瞬時にアラームが止んだ。



え~~~魂が抜ける



アラームの理由が分かってたならもっと早く教えてくれてもいいじゃないの、こっちは寝不足ですよネガティブ



それ以来アラームは鳴らなかった。(たぶん)




8/29(月) 入院10日目

ごはんを相も変わらずもりもり食べる。


金曜日ぶりの担当医の朝の回診。


ニコニコ「酸素とれたね~。うん、胸の音もいいね。よし、じゃ、退院しよっか!



え?今日?今日ですか???


ウインク「うん、丸1日様子見て大丈夫だったからね。
採血して結果出て薬もらったら退院しよ」



どう考えても急すぎる気がするんだけど




とにかく退院になりました!





なんかもう、最後の流れが雑すぎて色々と混乱した。

いきなり退院と言われても、入院時に夫の車で来たものでお迎えを頼まないといけないから慌てて連絡して、なんとか仕事を午後休にしてもらうなどした。


血液検査も不安でしかなかった白血球は基準値まで戻っていた。
ちなみにクリニックでの1回目の検査では1.2しかなかった。(2歳基準値4.2~19.5)



退院となったものの肺機能の回復には2、3週間かかるらしい。(機能改善には自然治癒を待つしかない)
その間に風邪などを引くと肺炎など重症化しやすく入院になる可能性も少なくないため、気を付けるよう言われた。


遺伝科の先生(ダウン症について年2で診てもらっている)とお話もした。
今年に入ってから月1で体調を崩していること、2歳までは一度も風邪を引いてなかったのはシナジスが関係あるのかなど聞いた。


シナジスはRSウイルスのワクチン(予防薬というべき?)であって他の疾患には効かないこと(当然だが)、純粋に他の子どもと接する機会が増えたためだろうと言われた。
しかし体調を崩すのは免疫をつけるためには仕方ないことで、これからもちょくちょく体調は崩すだろうし、時には今回のように入院に繋がることもあるだろうと。



それはさ、まあね、そうなんだけど。


入院はもうしたくないよね!!!!(誰でもそうでしょうが)





そんなこんなで10日間の入院でした。
退院後、金魚は1日在宅して今は元気に登園再開しています。
あ、そういえば退院時の計測で身長83.5cmの体重10.8kgでした。
9kg超えたあたりから体重増加が緩やかな気がする。普通?


では、ここまで読んでいただきありがとうございます。