歯科で自費診療をすることは悪いか? | 「歯科医師必読!ストレスのない自費診療獲得の秘訣」歯科医師コンサルタント&コーチ小出一久のブログ

「歯科医師必読!ストレスのない自費診療獲得の秘訣」歯科医師コンサルタント&コーチ小出一久のブログ

このブログは、歯科医師小出一久が歯科医師向けに、ストレスのない自費診療獲得の秘訣をお伝えするものです。自らの診療と医院運営、歯科医師からの相談、コンサルティング、コーチング、セミナー開催などを通じて収集した情報をお伝えします。

こんにちは

歯科界の本気No.1コンサルタント&コーチ 神奈川県藤沢市 こいで歯科医院 院長 小出一久(こいでいっきゅう)です。

歯科治療では費用面で見れば、日本の場合公的医療保険と保険外診療(自費診療、私費診療)があります。

私は長年、保険診療中心のスタイルで治療をしてきましたし、医院運営をして来ました。

その当時は、自費診療は悪いことというようなイメージを持っていたのです。

患者さんは誰でも、良い医療を受けたいと思っているはずです。

ただし、保険診療の範囲での治療を希望されると、治療上いろいろな制約があり、それに従わなければなりません。

保険診療で最良の治療が行えるかといえば、歯科医師がわが考える最良の医療は提供することができません。

もっと良い治療方法があるのに、それができないということに歯科医師として心が痛むのです。

そして、自費診療をするかどうかの判断を患者さんに求めるわけですが、そのときの基準が純粋に質の高い治療ではなくて、費用面での比較になってしまうことが多いのです。

以前、私は自費診療をできていなかったときには、自費診療を悪いことというイメージを持っていました。

それは、お金のあるなしで患者さんを選別するようなイメージと重なっていたからだと思っています。

それともう一つ、私が最初に開業したのは居ぬきのテナントでした。

前の先生が開業から6年間診療をしてきたところでした。

そして、私がその後を借りて引き継いだのですが、ずいぶんと後始末、やり直しをすることになりました。

特に必要のないことで自費診療をしていたり、質の低い治療で自費診療がされていたりなど、他の先生の治療を見る機会が少なかったのもあって、とても残念に思うことが多かったです。

自費診療は決して悪いことではありません。

評価は、費用に見合う治療がされているかどうかであって、その治療が患者に必要かどうかということなのだろうと思います。

いま行われている自費診療の中には、患者さんの必要よりも、歯科医院側の都合でされていることがあるようです。

これでは良い評価を受けることはできないと思っています。



歯科界の本気No.1コンサルタント&コーチ

神奈川県藤沢市 こいで歯科医院 院長

小出一久(こいでいっきゅう)