『デート ~恋とはどんなものかしら~』がスタートします。
今回、chayさんの歌うドラマ主題歌
「あなたに恋をしてみました」を作曲・編曲・プロデュースさせて頂きました。
chayさんとは今までにも不思議なご縁があって、
過去にライブを観させていただいたり、はたまた
ライブを観に来てくださったりという事があったんですが
今回幸運なことに、初めて一緒にお仕事をさせて頂くことになりました。
chayさんのキュートなボーカルと、
'60sポップス&歌謡メロディのフレーバーが香る
素敵な楽曲に仕上がったと思います。
今回のレコーディングでは、アナログの雰囲気を出すため
STUDERのテープレコーダーを使用しました。
また、2008年の「愛をこめて花束を」の時に
共同で作詞をさせて頂いた、作詞家のいしわたり淳治さんと
ご縁があって再びご一緒させて頂きました。
そして今回、
古き良き歌謡の時代のサウンドを現代に蘇らせるため、
6-4-2-2編成のストリングスと6管編成のブラスセクションという大所帯での録音だったのですが、念願叶いまして
僕の尊敬する森俊之さんと共同で管弦アレンジをさせて頂きました。
森さんの豊富な経験に裏打ちされたアレンジテクニックは
本当に学ぶべきことが多く、とても貴重な体験になりました。
ベースには、同じく大先輩で尊敬する根岸孝旨さんに参加頂きました。
1960年代前半のレトロ・ポップスの雰囲気を出すため、
ヘフナー(Höfner)製のバイオリンベースをリクエストさせて頂きました。
これはビートルズ時代にポール・マッカートニーが
使用していたことで有名なベースなのですが、
(ポールは左利きなので、逆向きに構えていますね。)
その時代のサウンド、そしてグルーヴを根岸さんは
知り尽くしておられます。
最高のベースプレイを本当にありがとうございました!
そしてさらに、
世界的なハープ奏者の朝川朋之さんにもご参加頂き、
豊かで鮮やかなサウンドを実現する事ができました。
ちなみに僕も今回、
楽器プレイヤーとしてギターを弾いております。
アンプは、このレコーディングに合わせて新たに購入した
1966年製のFender Deluxe Reverb。
実はこのアンプに標準装備されている
「スプリング・リバーブ」がレトロ感を演出するための隠し味になっています。
その名の通り、このスプリング・リバーブは「バネ」を使った構造になっていて、「ビヨヨヨ~ン」という独特の残響効果が得られます。
(ギターはいつものテレキャスター・カスタム'76を使用しました。)
録音とミックスのエンジニアは
最近ずっとご一緒させて頂いている工藤雅史さん。
しかもなんと今回、工藤さんにはティンパニ・プレイヤーとしてもご参加頂いております!
(しかも今回で2回目(笑))
というわけで、chayさんの「あなたに恋をしてみました」。
シングルCDとしては、2/18リリースとなっております。
乞うご期待!!