「夏泊半島、下北半島」
厳冬シリーズも4回目 そろそろ飽きてくる頃ですが もう少しお付き合いください
温泉に入れなかった浅虫温泉を後にして下北半島に行く前に またちょっと寄り道して むつ湾に魚の目のように突き出している小さな半島(一周12〜13キロくらいあるでしょうか)に入り込んでみました
朝はまだ陽が射して小さな茂浦漁港も撮影日和 さっそくお仕事中のところにおジャマしました むつ湾はホタテの産地 漁船ではホタテの稚貝をを海に吊るす準備をしていました
おはようございます 写真撮ってもいいですか
おお カメラマンが! 撮ってもいいど
てな感じで 数隻の漁船をバチバチと撮りまくりました
そろそろ帰ろうかなと車に乗ろうとしていたら さっきのオジさんが叫んでいました
「XXXXXXXホダデ 喰っていげ」たぶん こっちに来てホタテを食べろという意味と解釈して女房と二人でホタテ番屋におジャマしました
ターバンのオジさんは 船からホタテの稚貝をザルいっぱい持ってきて番屋のストーブに並べ始めました まだ子供のホタテなのでちょっとかわいそうな気持ちになりました
ターバンオジさんはホタテを焼きながら
「XXXXXXXXXXXXほれ喰え XXXXXX開いたら喰っていいんだ XXXXXXX息子は街さ出てしまって ンだどもXXXXXXXXXXXXんだがら孫さ大っきな車XXXXXXXXX んだんだ アルファードだ XXXXXXXXXXX ンだ 船にいだの あれ孫だ XXXXXXXXXX」
と言った会話と共にホタテがドンドン口の中に消えていきました
X印のところは 翻訳不能なところで 多分「なんぼでもあっから ほれ喰え しっかり焼かなくてもいいんだ 貝が開いたら喰っていいんだ 若いのは街に出たがっていなくなるんだよ でも孫は漁を手伝ってくれるって言うから 助かってるし嬉しいんだ だから アルファード買ってやったんだ」と言っていると思いました
それにしても 海から揚げたばかりのホタテがこんなにおいしいモノだとは知りませんでした
いくら小さいとは言え二人で数十個は食べたでしょうか
その結果 女房の顔はえびす顔になりました
ちょっと脱線しますが この辺りでは ブラウン管テレビがまだ映っていました
記念写真を撮りましょうと言ったら ターバンオジさん 急にターバンを外してニコッと他所行きの顔になりました いやいや ターバンオジさん 大した男前 よっ!!
聞くと ターバンオジさん 昭和20年生まれ とても若々しい73歳でした
ターバンオジさんに お礼にと缶ビールを2本ほど(それしかなかった)置いて
お別れをしました ホントにおいしかった オジさんありがとうございました
そんなこんなでこの漁港に2時間もいてしまい 写真も100枚も撮ってしまいました
ひたすら雪道を走ります むつ湾越しに見える山はイタコで有名な恐山です
人は見えなくても消防署はちゃんとありました 消防団かな
走っていると急に白鳥さんやカモさんやカモメさんが集まっているところに出ました
好きなんですね すぐに車を止めて行ってみました
小学生らしい集団がいて その中に「美し過ぎる姉さん先生」を見つけました
「エエ ここは渡り鳥の渡来地で 今日は課外授業で渡り鳥の数をみんなで数えているところなんです」と優しい笑顔で答えてくれました ジャマずるなというのに男の子が「写真撮って」とせがむので 折角の会話が途切れてしまいました
姉さん先生ともお話しできたし まあいいか
夏泊半島を離れたのはお昼を過ぎてしまいました
本当は下北半島が主役だったのですが 今回は夏泊半島が主役になってしまいました
雨も降ってきたので 一応大間岬まで行きはしましたが お土産の「大間昆布」と「マグロの塩辛」を買って今夜の宿泊地小川原湖に向いました。つづく
また最後にモノクロームを一枚









