「行商」
行商 と言っても分からない人が多くなっているかもしれません
ボクが小さい頃 高校生くらいまでだと思いますが
背中に大きな四角いカゴを背負ったおばさんや
リヤカーを引いたオバさん(オジさんはなぜかいませんでした)が
毎日のように魚や野菜を売りに来ていました
ほぼ 気心の知れた同士の「押し売り」でした
魚は大震災で街がほぼ全滅してしまった「閖上(ゆりあげ)」から
バスと東北本線と仙山線を乗り継いでくるのです(片道20キロ以上あります)
オバさんの副業とは言え すごいバイタリティでしたね
話が逸れてしまいましたが
その行商が 仙台のど真ん中で生きていました
東北一の呑み屋街国分町の裏通りで出会いました
見ての通り リヤカーではなく中型トラックではありましたが
まさしく魚も野菜も売っていました
お買い求めになっている方も 小料理屋の女将さんでしょうか
和服に白足袋姿 粋ですね
時間は午後3時頃でした
今から 酒の肴の準備なのでしょう
行商も粋な小料理屋も こんなところで細々と
しかし しっかり根っこを張って生きていたようです 嬉しい事です。
(仙台市 国分町裏通りの裏)
