在宅介護日記(最終回) | コウの「やじうま絵日記」

コウの「やじうま絵日記」

日々の野次馬根性を写真で綴る。

「3月28日(月)午後2時00分」

今日は朝から熱があり 息も荒かった
先生は遅くなるというので妻と二人で解熱剤を処方して様子を見ることにしました
お昼頃先生と看護婦さんが見えましたが 血圧も血中酸素濃度も低すぎて測定不能でした
診察後 先生から「この熱は肺炎から来るものではなく 腫瘍熱と言って癌が原因の熱ですね」
看護婦さんからは「う~ん 今日中かな 子供さんたちにはそれとなく伝えておいた方がいいかもしれませんね」とのお話がありました

午後昼ご飯の後様子を見にいくと 呼吸の周期がかなり長くなっていたので女房と父に伝えましたが その2~3分後のことでした 父が「なんか息をしてないようだぞ」と言い出しました 女房とボクが脈をとってみましたが既にありませんでした
「おばあさんはとうとう死んでしまったね」というと父は母の手をもみながら「そうみたいだな~」 それでも母の二の腕などをさすっていました
母の目から涙が一滴こぼれ落ちていました
91年間 精一杯生きて来た母の最期でした

時計の針は 午後2時00分を指していました。