<自分たちのサッカーを貫け・・・>ヴァンラーレ八戸との対戦を前に(その2) | yamagafreakのブログ

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高校サッカーから日本代表までのサッカー観戦記録を綴ります。
特に松本山雅を応援しています。

今季2度目の〝信州ダービー″も勝ちきれなかった。

 

5月の県選手権決勝に続き、山雅は優勢に試合を進め、先制に成功したが、90分で望む結果は出せなかった。

 

手応えと不安。宿敵相手との戦いで現在地を見つめ直し、シーズンを折り返した。

 

主将の菊井悠介選手は前半戦を振り返って、「自分たちのサッカーは間違いなく積み上がってきている」と強調した。

 

ボールを主体的に動かすことを掲げる山雅は攻守が噛み合うと16節、鳥取戦、17節沼津戦のような戦い方を演じることができる。

 

だが、試合後半そのスタイルを見失うことがあり、前々節の相模原戦では2点奪ってからの逆転敗退。

 

そして前節も先制してから粘れず同点に追いつかれてしまった。

 

細かくパスを繋がずに、長いボールを蹴ってセカンドボールを相手に拾われ、逆襲を食らってしまう。

 

そして疲労感と共に、戦線から後ろまで陣形が延び、スペースが生まれるとロングボールに頼りがちになる。

 

霜田監督も「やはりもっとボールを握り、試合を支配しなければいけない」と強調する。

 

選手もベンチも「自分たちのサッカー」像は共有しているはずだ。

 

それでも、結果が伴ってこないのは、それを現実にどのように落とし込み、

 

どのように行動すれば良いのかを実践する、その遂行力が問題だということ。

 

後半ロスタイムに追い付かれた14節の北九州戦では、それぞれの選手が自分からボールをもらう事を怖がっていたと指摘された。

 

このように良い時の流れと悪い時の流れは明確であり、良い時の流れにするためには、各選手の意志の力と実行力が必要になる。

 

折り返し時点での勝ち点は昨季より1少ないが、自動昇格できる2位との差は僅かに4ポイントとなっている。

 

今節の対戦相手の八戸は山雅とは対照的にYS横浜そして岐阜との対戦では1点差の勝利で2連勝を飾っている。

 

更に5月ホームでの対戦は1対2での敗戦、それも相手の先制点は山雅のパスミスからの失点であった。

 

八戸は守備力が高く特に守備時には5バックとなることが多く、ここを崩さなければ勝利を得ることができない。

 

攻撃力に関してはショートカウンターとセットプレーには注意を要する。

 

特に中盤でボールを奪ってからのショートカウンターには威力があり、

 

J3の中でもトップの指数を誇っている。

今節は後半戦の最初の試合となるだけに、勝ち点3を持ち帰るだけ。

 

前半戦の悔しさをアウェイの地で晴らしたいところだ。

 

混戦を抜け出す鍵は、自分たちが握っている。

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