<勝って兜の緒を締めよ・・・>ガイナーレ鳥取戦を振り返る(その3) | yamagafreakのブログ

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高校サッカーから日本代表までのサッカー観戦記録を綴ります。
特に松本山雅を応援しています。

今節のガイナーレ戦では前節と同じ攻撃的な[4-3-3]の布陣を採用し、前線に厚みを持たせた破壊力をいかんなく発揮してくれた。

 

その布陣が見事に功を奏した。その攻撃力を生み出す土台になったのが気迫のこもった守備だった。

 

ガイナーレはピッチの幅を広く使いながらボールを回すため、高い位置からのプレスは効きにくかったが、前から奪えない状況であった。

 

それでもセンターライン付近から中央を厚くして相手から自由を奪うような攻撃的守備を貫いた。

 

山雅各選手は、粘り強い守備で相手からボールを奪うと、それをショートカウンターに繋げて得点チャンスを演出してくれた。

 

特に2点目と4点目の得点シーンは中盤での守備から早いタテパスを入れた速攻により奪った得点だった。

 

2点目は、自陣でセカンドボールを回収した米原選手が縦パスを繰り出しカウンター攻撃に繋げ、安藤選手のスルーパスに抜け出した村越選手が相手DFを振り切って挙げた見事な得点だった。

 

そしてダメ押しとなる3点目は龍平選手が左サイドを駆け上がり、深い位置からの折り返しに合わせた村越選手が連続となる得点を挙げた。

 

更にその直後にはこれまた中盤で奪ったボールからロングスルーパスに抜け出た菊井選手がそのままPA手前で左足を振り抜くと鋭いシュートはゴールネットに突き刺さった。

 

この試合、敗れればJ2自動昇格圏内の2位につける沼津の背中がかすむ状況に陥っていたが、何とか勝ち点5のまま上位戦線に踏みとどまった。

 

新布陣による大量得点で戦い方のコツを掴んだ山雅は、次節はホームで最大のライバルとなる沼津との直接対決に挑む。

 

これで勝利できれば実質勝ち点で6ポイントになる大切な試合が待っている。

 

6月攻勢を仕掛けるためにもここから続く沼津、SC相模原、AC長野と続く上位チームとの3連戦で3連勝を飾り

 

上手くいけば単独2位の位置を確保して、首位大宮に肉薄できれば優勝戦線に名前を連ねることができるはずだ。

 

(タラレバですけどね・・・)

 

ここが正念場と位置付けて、前半の終盤戦に是非とも山雅の意地を魅せて欲しい。

(山雅フォトギャラリーより)

「先のことは考えていない。一喜一憂せずに、

 

勝ち続けるための準備をしていきたい」と指揮官。

 

試行錯誤しながら見えてきた、新たな陣形に磨きをかけて、

 

今回の勝利に浮かれることなく、

 

これから改めて山雅魂を魅せ付けてくださいな。

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