今節の対戦相手はガイナーレ鳥取。現在の成績は4勝5分け6敗の勝ち点17で15位のチームとなります。
それでも山雅との勝ち点差は3であり、この対戦次第では追いつかれる可能性もある。
何れにしてもアウェイの地で行われる試合であるが勝利が絶対条件ですよ。
鳥取は直近の5試合で1勝1分け3敗となっており、直近の2試合連敗を喫している。
基本陣形は4バックの[4-1-2-3]を採用しています。
この布陣は前節山雅が選択した布陣であり、今節もこの布陣でミラーゲームで挑むのであろうか。
奪った得点が14得点と山雅と同様に得点力不足に悩まされている。
それでもスタッツを眺めてみると攻撃におけるCBP(チャンスビルディングポイント)に関してはリーグ6位の成績であり、(山雅は13位)
パスの成功率も4位を占めており、細かくパスを繋ぎながら攻め上がるチームと言えるのではないでしょうか。
そして失点パターンはセットプレーからは6失点、そしてクロスからは5失点を喫しているので、山雅の得意な形が出れば得点チャンスは必ずや訪れるでしょう。
攻撃の中心はCFを担う田中翔太選手(#18)となり5ゴールを決めている。
彼は青森山田高校で準優勝に貢献し、新潟医療福祉大学に進学し、北信越リーグで得点王となって、今季ガイナーレに加入した。
そしてトップや右FWの一角を占める選手は鳥取2年目の富樫佑太選手(#9)となる。
彼は昨年8得点3アシストを記録した選手であり、今季は15試合に出場して1得点を奪っている。
そして昨年の8月に対戦した時は、彼に先制点を許して1対2の敗戦となっており、要注意選手となる。
また左サイドを担う松木駿之介選手(#7)およびボランチに入る世瀬啓人選手(#10)が2得点ずつを挙げている。
松本選手は昨年までJ2の岡山に所属しており、今季ガイナーレに入団し、ゲームをコントロールできる選手となる。
また同様にボランチやトップ下を担う普光院誠選手(#14)はCBPがトップの数値を残している選手。
昨年J2の秋田から鳥取に入団し、3得点4アシストを記録し、今季も2アシストを決めている。
また左サイドを担う選手は鳥取3年目となる小澤秀充選手(#17)が担っている。
彼は静岡学園高校から青山学院大学に進学し、ガイナーレに入団し、2年目となる昨年は4ゴール2アシストを決めており、今季も1得点を挙げている。
彼らは小柄ながら足元のテクニックもあり仕掛けられる選手で、右利きながら左サイドを担っているのでカットインからのシュートにも対応が必要な選手となる。
何れもテクニック集団であり、細かくパスを繋ぎながら攻め込むスタイルを標榜しており、ボールを持たれる時間が長くなると予想される。
山雅はそれに耐えながら自分たちの強みであるサイドからの攻撃を仕掛けてチャンスを演出してほしい。
前線からのアグレッシブなチェイシングで
相手ボールを奪ってからショートカウンターに繋げることができるか否か・・・
楽しみに試合当日まで待ちましょうか。