順位表を見ると、前節勝ち点1を積んだ山雅は勝点20で順位は10位のまま。
首位大宮との勝ち点差は13ポイントまで開いたのであるが、それでも2位との勝ち点差は3ポイントであり、1試合分には変わりない。
勝点3ポイントの中に10チームが入っており混戦状態が続いている。
それでも昇格のためには、上には9チームがひしめく状況は変わりない。
前節まで同勝ち点の9位だった相模原が一気に4位まで順位を挙げており、直接対決で一気に順位が上がる混戦模様となっているのも事実。
山雅よりも上位に名前を連ねているチームとして、3位アスクラロ沼津、4位SC相模原、9位パルセイロとは前半戦が控えているので、ここで勝利を飾って上位進出を目指していくしかない。
先ずは、目の前の試合を勝ち切りつつ、前半戦のうちにプレーオフ圏内、あるいは3位くらいまで順位を上げて、ある程度優位な状態で後半戦を迎えたい。
そんな次節の相手は同勝ち点で並ぶ11位のFC今治となる。
FC今治は大宮と共に開幕から4連勝を飾ってその後もしばらくプレーオフ圏内で安定していたのであるが、直近はリーグ戦4連敗中で急速に順位を落としている。
この4戦は全て複数失点で競り負けており、今治らしくない試合が続いている。
更に先週実施された天皇杯1回戦では三重県代表のJFL所属のヴィアティン三重相手に0対1での敗戦となり、公式戦5連敗中。
その意味で相手は躍起になって乗り込んでくるのであり、逆に侮ってはならない相手となる。
ヴィニシウス選手や阪野選手など攻撃陣には実力ある選手が存在する。
悪い流れを断ち切って6月良いスタートを切れるのはどちらか。
浅川選手は5試合連続となるゴールを挙げてくれるのか。
永井龍選手に続いて阪野選手にも古巣対戦になるのでしっかりと無失点に抑えられるか。
前節の北九州戦では何人かの負傷者が続いたのであり、不安材料は残っている。
野々村選手が前半のうちに足を痛めて離脱し、検査の結果、右膝副靭帯損傷で6週間の離脱。
そうなると2ヶ月くらいはリハビリに掛かるだろうから、復帰できるのは早くて後半戦以降になるでしょうか。
途中出場の橋内選手も最後は足を痛め、引きずっていたのであるが、ここにきてDF陣には不安が残る。
更に、龍平選手も脳震盪で交代したのであるが復帰できたのでしょうか。
(つづく)
DF陣として野々村選手の代役は誰になるのか、
1週間公式戦が空いてしまったなかで、
さまざまな妄想をかき立てている。
次節FC今治戦もまたホームで開催されるのであり、
選手たちを後押しする声援が必要となります。